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2021年1月19日公開会社・事業を売る
スピードM&Aとは?評判や案件内容、マッチング事例について徹底解説
スピードM&Aとは、株式会社アイデアルパートナーズが運営するM&Aマッチングプラットフォームであり、2018年のリリースから急成長している評判の高いサービスです。本記事では、スピードM&Aの評判や案件内容、マッチング事例などについて解説します。
目次
スピードM&Aとは?
スピードM&Aとは、株式会社アイデアルパートナーズが運営するM&Aマッチングプラットフォームで、2018年のリリースから急成長しており高い評判を得ています。
本記事ではスピードM&Aの評判や案件内容、マッチング事例などを紹介しますが、まずはスピードM&Aの概要を解説します。
スピードM&Aの特徴
スピードM&Aでは売り手と買い手が直接交渉できるので、スムーズなやり取りができ迅速なM&Aが実現可能です。
また、スピードM&Aにはあらゆる規模の案件が掲載可能となっており、個人でも手の届くような小規模案件から大規模な案件まで幅広く探すことができます。
インターネットを通じてで全国の相手とマッチングが可能となるため、地域に縛られない案件探しができます。
スピードM&Aでは豊富な機能を持ったチャットを利用することができ、スピードM&Aのチャットには秘密保持契約締結機能やファイル添付機能が付いています。
スピードM&Aのターゲット層
スピードM&Aは、初めてM&Aを行う場合でも使いやすいよう工夫されているので、M&Aの始め方がわからないという人からわかりやすいという評判を得ています。
また、スピードM&Aでは早く会社を売りたいというニーズにも応えられる設計となっています。さらに、手数料を安く抑えたいというニーズにも対応しており、売り手側は手数料が完全無料、買い手側は成功報酬のみとなっています。
マイペースでM&Aを進めたい、周りの人に知られたくないといったニーズにも応えられるプラットフォームとなっています。
スピードM&Aのサービス内容
スピードM&Aの主なサービス内容は、M&Aマッチングプラットフォームの提供です。M&Aマッチングプラットフォームとは、M&Aの専門家を通さずにインターネットで直接売り手または買い手を探せるサイトをいいます。
近年はスモールM&Aの需要が高まっているため、M&Aマッチングプラットフォームに参入する大手M&A仲介会社も増えており、M&Aマッチングプラットフォームの質は向上しています。
スピードM&Aは、2018年にリリースされた比較的新しいM&Aマッチングプラットフォームですが、サービスの質の高さで評判を呼び急成長しています。
スピードM&Aを利用するメリット・デメリット
スピードM&Aは高い評判を得ているM&Aプラットフォームですが、利用する際はメリットだけでなくデメリットを考慮しておく必要があります。本章では、評判の高いスピードM&Aを利用するメリットとデメリットを解説します。
メリット
スピードM&Aの利用者の口コミなどをみると、以下のようなメリットがあることがわかります。
【スピードM&Aを利用するメリット】
- ストレートにM&A相手とやり取りできる
- 匿名性がある
- 個人でも利用できそうな小規模案件が多い
1.ストレートにM&A相手とやり取りできる
専門家を通してM&Aを行う場合、売り手と買い手の間に専門家が入ってM&A相手とのやり取りする形が一般的です。専門家を通すため、その分M&A手続きに時間がかかったり手数料が高くなったりする場合もあります。
一方、スピードM&Aの場合は専門家を通さずにM&A相手と直接やり取りすることが可能なので、素早く会社を売りたい人や手数料を安く抑えたい人から好評を得ています。
2.匿名性がある
スピードM&Aの場合、M&A相手と匿名で交渉をスタートさせることができ、M&A手続きはM&A相手と直接完結させることができます。
周囲にM&A手続きを始めたことが伝わることなく進めることが可能であるため、スピードM&Aの匿名性と秘匿性は多くの利用者から良い評判を得ています。
3.個人でも利用できそうな小規模案件が多い
スピードM&Aには、個人でも手の届くような小規模案件も数多く登録されています。
近年はスモールM&A・個人M&Aが注目されるようになってきましたが、スピードM&Aであればそのような小規模の案件も探すことができるとの評判を得ています。
デメリット
一方、スピードM&Aを利用するデメリットとしては、以下の2点が考えられます。
【スピードM&Aを利用するデメリット】
- 大手仲介会社の提携ではない
- 個人・スモールM&A狙いの買い手が多そう
1.大手仲介会社の提携ではない
近年はスモールM&Aの需要急増に伴って、質の高いM&Aマッチングプラットフォームも増えてきました。
なかには大手仲介会社が運営しているM&Aマッチングプラットフォームもあり、M&Aマッチングプラットフォームの信頼性と評判は高まり続けています。
スピードM&Aも高い評判を得ているM&Aマッチングプラットフォームですが、運営会社である株式会社アイデアルパートナーズは2021年1月現在、大手仲介会社と提携してはいません。
そのため、もし大手M&A仲介会社からM&Aをサポートしてもらいたいと考えた場合でも、スピードM&Aを通してサポート依頼をすることはできないというデメリットがあります。
2.個人・スモールM&A狙いの買い手が多そう
スピードM&Aに限らずM&Aマッチングプラットフォームは小規模案件が中心であることが多いので、買い手も小規模案件狙いである可能性が高くなります。そのため、買い手の買収資金は小規模案に合わせられていることも少なくありません。
ある程度の売却金額を望むのであれば、M&AマッチングプラットフォームではなくM&A仲介会社に直接依頼したほうがよい場合もあります。
スピードM&Aの料金体系
M&Aを行う際にかかる一般的な手数料には、以下の種類がありますが、スピードM&Aを利用する際はどのような手数料が必要になるのでしょうか。本章では、スピードM&Aの料金体系を解説します。
【スピードM&Aの料金体系】
- 相談料
- 着手金
- 月額報酬
- 中間報酬
- 企業価値算定費
- 成功報酬
相談料
スピードM&Aでは、売り手・
売却・
また、スピードM&
着手金
スピードM&Aでは、着手金も売り手・買い手ともに無料となっています。一般的に、着手金はM&Aの専門家と業務委託契約を結ぶ際に支払い、M&Aの専門家がサポートを行うための作業費に充当されます。
しかし、スピードM&Aの場合、M&Aマッチングプラットフォームの活用により作業費が抑えられているので、着手金は無料となっています。
また、小規模案件の利用者が多いM&Aマッチングプラットフォームの場合、着手金があると利用者にとっては大きな負担になってしまうので、スピードM&Aでは着手金が無料となっています。
月額報酬
スピードM&Aでは月額報酬も売り手・買い手ともに無料です。月額報酬とは、専門家と顧問契約を結んでサポートしてもらう場合に毎月支払う手数料です。
しかし、スピードM&Aでは短期間でのM&A成約が多く、専門家にサポートを依頼しないことも多いので、月額報酬制はあまり意味を持たないため、スピードM&Aでは月額報酬も無料となっています。
中間報酬
中間報酬とは、売り手と買い手の交渉がある程度まとまった、M&Aの中間段階で専門家に支払う手数料です。スピードM&Aでは、中間報酬も売り手・買い手ともに無料となっています。
中間報酬は、専門家がM&Aの中間地点までサポートしてきたことが無駄にならないよう、設定されている手数料ですが、利用者側にとってはメリットのないものです。
専門家を通さずにM&Aを進めることの多いスピードM&Aではなおさら意味がないため、中間報酬も無料に設定されています。
企業価値算定費
スピードM&Aでは企業価値算定も無料で受けることができます。企業価値算定は、M&A価格をいくらに設定するか検討するうえで参考になります。
特に、売り手と買い手が直接交渉することの多いスピードM&Aでは、企業価値算定が特に重要となるので、売却希望額をいくらで設定すればよいかわからない場合は、企業価値算定を受けておくとよいでしょう。
成功報酬
成功報酬とは、M&Aが成約した場合に支払う手数料のことです。 スピードM&Aの場合は売り手と買い手で手数料が異なります。
スピ ードM&Aは売り手の成功報酬は無料になっています。 売り手は完全無料でM& Aを行うことができる点が評判を呼んでいます。
一方、 買い手の成功報酬は以下のようになっており、例えば、売買金額が5000万円の場合は「3000万円 × 5% + 2000万円 × 3% = 210万円」となります。
スピ
一方、
売買金額 | 手数料率 |
最低成功報酬 | 20万円 |
3,000万円以下の部分 | 5% |
3,000万円超〜1億円以下の部分 | 3% |
1億円超の部分 | 1.5% |
スピードM&Aの評判・口コミ
スピードM&Aにはさまざまなよい評判がありますが、なかでもM&Aの評判・口コミで多くみられるのは、登録の際のわかりやすさです。
M&Aを行う多くの人はM&A自体が初めての経験なので、登録時もさまざまな不安を覚えながら進めていくことになります。
M&Aでは難しい用語や考え方が多いので、利用者を集めてスムーズにM&Aを進めてもらうためにはわかりやすさが重要ですが、スピードM&Aの登録の仕方は直感的にわかりやすいという評判が多くみられます。
また、スピードM&Aの評判・口コミとして、小規模の案件が多いという評判もみられます。小規模案件を探している人にとってはよいですが、規模の大きい案件を探している人にとってはマイナスの評判にもなっている点には注意が必要です。
スピードM&Aの案件内容・マッチング事例
この章では、スピードM&Aに2021年1月現在登録されている案件の一例を紹介します。スピードM&Aには幅広い業種、事業規模の案件が多数掲載されており、日々案件数は増え続けているので、こまめにチェックしておくとよいでしょう。
プリンの製造・販売
売上高 | 500万円〜1000万円 |
営業利益 | 0万円〜−100万円 |
譲渡希望価格 | 700万円 |
カラオケレストラン
売上高 | 2億500万円〜5億円 |
営業利益 | 0万円〜−100万円 |
譲渡希望価格 | 0円〜1000万円 |
スマホゲームアプリ
売上高 | 0万円〜100万円 |
営業利益 | 0万円〜100万円 |
譲渡希望価格 | 149万円 |
リラクゼーションサロン
売上高 | 3000万円〜5000万円 |
営業利益 | 100万円〜500万円 |
譲渡希望価格 | 2000万円〜 |
車両陸送事業
売上高 | 5億円〜 |
営業利益 | 3000万円〜5000万円 |
譲渡希望価格 | 2億5000万円〜 |
M&Aの相談は仲介会社がおすすめ
本記事ではスピードM&AのM&Aマッチングプラットフォームを紹介しましたが、M&Aマッチングプラットフォームを利用する場合とM&A仲介会社にサポートを依頼する場合では、それぞれにメリットとデメリットがあります。
そのため、M&Aを検討する場合は自身の状況や考え方、目的などに合った方法を選ぶ必要があります。
M&A総合研究所では、豊富な経験を持つM&Aアドバイザーによるフルサポートを行っています。さまざまな業種・規模のM&Aに対し、ご相談からクロージングまで迅速かつ丁寧に対応しております。
また、M&A総合研究所では完全成功報酬制を採用しておりますので、M&Aが成立するまで安心して手続きを進めていただけます。
無料相談は随時受け付けておりますので、M&Aをご検討の際はM&A総合研究所までお気軽にご相談ください。
まとめ
スピードM&Aとは、株式会社アイデアルパートナーズが運営する M&Aマッチングプラットフォームで、 2018年のリリースから急成長し高い評判を得ているサービスで す。
M&Aを実施する際はM&Aマッチングプラットフォームを利用して相手先を探す方法のほか、M&A仲介会社にサポートを依頼する方法もあります。
どちらにもメリット・デメリットがあるので、自社の目的や考え方に合ったところを選ぶことが大切です。
M&Aを実施する際はM&Aマッチングプラットフォームを利用して相手先を探す方法のほか、M&A仲介会社にサポートを依頼する方法もあります。
どちらにもメリット・デメリットがあるので、自社の目的や考え方に合ったところを選ぶことが大切です。
【スピードM&Aを利用するメリット】
- ストレートにM&A相手とやり取りできる
- 匿名性がある
- 個人でも利用できそうな小規模案件が多い
【スピードM&Aを利用するデメリット】
- 大手仲介会社の提携ではない
- 個人・スモールM&A狙いの買い手が多そう
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