M&Aとは?手法ごとの特徴、目的・メリット、手続きの流れも解説【図解】
2021年12月26日更新事業承継
株式会社TryfundsはグローバルM&Aが得意?評判や求人もご紹介!
TryfundsはクロスボーダーM&Aを得意とし、多くの海外企業とさまざまなM&Aや案件に取り組んできたM&A仲介会社です。海外進出を考えている経営者にとっては理想的なパートナーとなるでしょう。本記事では、Tryfundsの事業内容や企業情報などを紹介します。
目次
株式会社TryfundsのM&Aについて
M&Aはいまや大企業だけでなく中小企業も行う一般的な経営手法となっています。しかしM&Aは様々な知識が必要であり、経験も欠かせません。M&Aを行いたいときに助けてくれるのがM&A仲介会社です。
ただ、様々なM&A仲介会社があるため、その中から理想的な業者を選ぶのは簡単ではありません。そこで今回はおすすめのM&A仲介会社として、株式会社Tryfundsをご紹介します。M&Aプラットフォーム「BIZIT M&A」の運営もしているTryfundsですが、どのようなM&A仲介会社なのでしょうか?
株式会社Tryfundsの事業内容
まずはTryfundsの事業内容についてお伝えしていきます。
BIZIT M&A
BIZIT M&Aは、Tryfundsが運営するM&Aプラットフォームです。詳しくは後述しますが、BIZIT M&Aは世界中の企業とオンラインでつなげるサイトであり、M&Aを行う際に理想的な売り手・買い手を見つけることができます。
また、世界中の企業とつながることができるため、クロスボーダーM&Aを通じて海外進出を考えている企業にとってうってつけのM&Aプラットフォームです。日本には数多くのM&Aプラットフォームがありますが、国内の中小企業に特化したものは多くても、海外に対応しているものは少ないです。
その点を踏まえると、BIZIT M&AのようなM&Aプラットフォームは貴重だといえるでしょう。
事業承継
Tryfundsは事業承継M&Aの支援も行っています。中小企業にとって事業承継は非常に重要な問題です。昨今は少子高齢化が進み、労働人口の減少に対して経営者の高齢化は進行しています。そのため中小企業の中には高齢の経営者が引退を控えているにも関わらず、後継者不在で事業承継ができないケースが多発しています。
Tryfundsはそのような状況を鑑み、事業承継M&Aの支援も行っています。Tryfundsはこれまでに多くのM&Aに携わってきた経験と知識を活かし、クライアントのM&Aを成功させて理想的な事業承継を実現します。
クロスボーダーM&A
TryfundsはクロスボーダーM&Aの支援も得意としています。Tryfundsはこれまでに58か国でのM&Aに関わった経験があり、クロスボーダーM&Aにおいては絶対的な経験値を持っています。
また、Tryfundsは中堅・中小企業間でクロスボーダーM&Aが行われるケースが増えていることを鑑み、クライアントの海外進出計画を徹底的にバックアップします。M&Aのサポートを行うスタッフもクロスボーダーM&Aの経験が豊富であり、有益なアドバイスを提供します。
投資
Tryfundsは投資を通じて経営コンサルティングも行っています。ベンチャー企業や中堅・中小企業にとって資金は死活問題になりがちであり、大胆な経営戦略を行いたくても資金面で挫折してしまうことが少なくありません。
しかし、Tryfundsはクライアントの企業の規模に関係なく、成長を考えている企業を投資でバックアップします。また、投資を通じて経営に参画することにより、高い専門性を持つチームが事業計画をより練磨し、遂行できるように支援します。
さらにクライアントの企業の成長が上手くいくように豊富な経験や知識、ITのスキル、国内外に広がるネットワークを駆使してサポートします。Tryfundsの投資は、ベンチャー企業や中堅・中小企業でも使いやすいように報酬を株式で請け負うなど、ハードルを下げてくれるため手軽に依頼できるのも魅力です。
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クロスボーダーM&Aを成功させるには
株式会社Tryfundsの企業情報
Tryfundsは2012年に創業した若い会社で、若手のみならずベテランも在籍しています。発想力を持つ若手と経験値の高いベテランが手を携え、クライアントに良質なサービスを提供することができます。
Tryfundsの創業者は学生時代に会社を創業して売却した経験を持つなど、M&Aの実体験があります。実際にM&Aに関わった経営者としてクライアントに寄り添ったアドバイスをできるのも、Tryfundsの強みだといえるでしょう。
Tryfundsの売上は公開されていません。しかし、ベンチャー企業から中堅・中小企業、大企業と様々な企業のM&Aやコンサルティングに関わっているため、かなりの売上があると予想できます。
Tryfundsの行動指針
Tryfundsは2018年に、Great Place to Work® Institute Japanが発表した「働きがいのある会社」ランキングに初エントリーし、ベストカンパニーに選出されています。
Tryfundsは今までに多くのコンサルティング・プロジェクトを国内外で行っていますが、その経験を職場環境づくりに活用して「グローバル・リーダーとして活躍するパフォーマーはどのような素養を持っているか」という観点から、6つの“LEADERSHIP”という行動指針を設定しました。
6つの“LEADERSHIP”は下記になります。
- 革新的な発想
- 事業への情熱
- 人を巻き込む力
- 開拓者の魂
- 夢中になれる行動力
- 王道を行く覚悟
株式会社Tryfundsの評判・口コミ
Tryfundsの評判・口コミはどうなっているのでしょうか?Tryfundsの評判・口コミの多くは、報酬がリーズナブルな点やサポート体制が充実している点を評価する声で占められています。
クライアントに直接コンサルティングを行うTryfundsは、フットワークの軽い若手と確かな経験値でサポートを行うベテランを組み合わせることで、スピーディーかつ良質なコンサルティングを提供しています。実際にTryfundsを利用した経営者の多くが、コンサルティグの質はもちろん様々な業態・業種にもしっかり対応する点も高く評価しています。
Tryfundsが運営するBIZIT M&Aの評判・口コミも好意的なものが多く、充実したサポート体制に加えて無料オンラインチャットなど便利な機能もあり、手軽にM&Aを進められると評価されています。
株式会社Tryfundsはこのような経営者におすすめ
Tryfundsはどのような経営者におすすめなのでしょうか?さきほどもお伝えしたように、Tryfundsは58か国の国々でのM&Aを成功させた経験があり、クロスボーダーM&Aを得意としています。そのため、クロスボーダーM&Aを通じて海外進出を考えている経営者にとって、TryfundsはうってつけのM&A仲介会社だといえます。
また、BIZIT M&AはリーズナブルかつスピーディーにM&Aを進めるうえで非常に役立つM&Aプラットフォームです。そんなBIZIT M&Aは、できるだけ費用を抑えてM&Aを行いたい経営者におすすめです。
株式会社Tryfundsの特徴
Tryfundsにはどのような特徴があるのでしょうか?
成功報酬半額
Tryfundsの特徴であり同時に魅力でもあるのが「成功報酬半額」です。M&A仲介会社の報酬体系は会社ごとに異なりますが、買収価格の10%が報酬として設定されていることが最も多いです。しかし、Tryfundsは報酬として最高で5%が設定されているため、実質成功報酬半額でアドバイザリーを受けることができます。
もちろん、成功報酬半額だからといってサービスの質が低いわけではなく、業界随一のプロフェッショナルが丁寧にクライアントのM&Aをサポートします。また、Tryfundsは成功報酬を支払うタイミングを選択できるという特徴もあります。
通常のM&A仲介会社は、M&Aが成約(クロージング)した時点で成功報酬を支払うようになっています。しかしTryfundsでは、M&Aが成約後、事業成功までのコンサルティングを行ったうえで成功報酬を支払うこともできるのです。
M&A後の企業には、PMI(Post Merger Integration)という重要な経営統合プロセスが待ち受けていますが、意外におざなりにされることも少なくなく、そのため得られるべきシナジー効果が得られないこともあります。その点TryfundsはPMIのサポートもしっかり行うため、M&Aのシナジー効果が高まります。
BIZIT M&A
Tryfundsが運営するM&AプラットフォームがBIZIT M&Aです。売り手と買い手をオンラインでつなぐM&Aプラットフォームは今や珍しくなく、中小企業の経営者が手軽に使えるものもたくさんあります。ただ、基本的に日本のM&Aプラットフォームは国内の企業に特化しているものが多いです。
そのため事業承継M&Aなどには有効でも、クロスボーダーM&Aには不向きなものが少なくありません。しかし、BIZIT M&Aは世界各国の経営者や企業が利用するM&Aプラットフォームで非常にグローバルなので、海外の企業とオンラインで手軽につながることができます。
BIZIT M&Aに登録しているユーザーは150か国もの国々から集まっており、総勢で5,000社を超えます。世界中の企業とつながることができるといっても過言ではないでしょう。BIZIT M&Aの具体的な使用方法などは、次の章でお伝えします。
BIZIT M&Aとは
ここではさきほどからお伝えしているBIZIT M&Aについて、さらに詳しくご紹介していきます。
サービス概要
BIZIT M&Aはさきほどからお伝えしているように、Tryfundsが運営しているM&Aプラットフォームの一つです。世界各国の経営者や企業が登録しており、理想的な売り手や買い手が集まっています。
BIZIT M&Aはいろいろな企業と巡り会うことができるだけでなく、M&Aをオンライン上で完結できるという特徴もあります。また、無料で使えるチャット機能があり、時間も費用もかけることなくスムーズに売り手と買い手がコミュニケーションを取れます。
BIZIT M&Aでは売り手も買い手も自由に情報公開ができますが、重要な情報を秘匿することもできます。高度なセキュリティ技術が用いられているため、重要な情報の漏洩を防ぐことも可能です。
さらにBIZIT M&Aは、必要であれば様々なプロフェッショナルのサポートを得ることもできます。弁護士、会計士などの専門家のネットワークを持っており、M&Aのいろいろな場面に応じてバックアップを受けることができます。
利用料金
BIZIT M&Aの利用料金は、売り手と買い手で異なります。売り手がBIZIT M&Aを利用する際の利用料金は一切かかりません。最後まで無料で使用できます。一方買い手はM&A案件の検索までは無料で使用できますが、売り手に情報開示を要求する際には、有料チケットを別途購入する必要があります。
加えてM&Aが成約した際には成功報酬が発生します。有料チケットや成功報酬の料金規定はBIZIT M&Aに問い合わせて、あらかじめ確認しておきましょう。
利用方法
BIZIT M&Aの利用方法は簡単です。BIZIT M&Aの会員登録を完了させ、審査をクリアすれば利用できます。また、BIZIT M&Aは紹介プログラムを実施しており、他のユーザーを紹介すれば紹介料がもらえます。
株式会社TryfundsのM&A事例・実績
TryfundsのM&A事例・実績はホームページで公開されています。これまで多種多様なM&Aに関わってきたTryfundsの軌跡を知ることができます。Tryfundsの実績で特徴的な点は、世界各国のM&Aに関わっているということです。
ホームページで公開されているM&Aには日本と世界各国の企業が行った案件が多く、アメリカ、イギリス、台湾、ブラジル、ベトナムなどいろいろな国の企業と日本の企業をつないできたことがわかります。またTryfundsはM&Aだけでなく、経営や事業に関する様々なコンサルティングやソリューションも行っており、多くの企業に貢献しています。
株式会社Tryfundsの採用情報
ここではTryfundsの採用情報についてお伝えしていきます。
年収
業務にもよりますが、Tryfundsの年収は500万円~1,200万円程度が多いようです。Tryfundsはチャレンジ精神を重視する社風であり、社員の新しいビジネスの挑戦を応援する風潮があります。自分から新しいビジネスを開拓すれば、それだけ評価が上がり年収もアップする可能性が高いでしょう。
求人
Tryfundsの求人は、2020年3月時点ではホームページの採用情報のお問い合わせフォームで「採用について」を選択し、必須情報を入力して問い合わせをするようになっています。興味がある方は、ぜひ問い合わせをしてみてください。
インターンシップ
Tryfundsはインターンシップを積極的に受け入れており、これまで多数のインターン生を迎えています。Tryfundsのインターンシップでは、グローバルな案件やクロスボーダーM&Aなどに関わる機会が得られます。現在もTryfundsはインターン生を受け入れており、本格的なビジネスに挑戦させています。
まとめ
TryfundsはクロスボーダーM&Aを得意とし、多くの海外企業と様々なM&Aや案件に取り組んできたM&A仲介会社です。そのため海外経験が豊富であり、海外進出を考えている経営者にとっては理想的なパートナーとなるでしょう。
また、運営するM&AプラットフォームのBIZIT M&AもクロスボーダーM&Aを行ううえで、大いに役立つと考えられます。Tryfundsはまだ若い会社ですが、今後強みを活かして大きく飛躍することが考えられます。
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株式会社日本M&Aセンターにて製造業を中心に、建設業・サービス業・情報通信業・運輸業・不動産業・卸売業等で20件以上のM&Aを成約に導く。M&A総合研究所では、アドバイザーを統括。ディールマネージャーとして全案件に携わる。