2021年4月30日更新会社・事業を売る

M&Aアドバイザーのランキング【必見】

M&AではバリュエーションやデューデリジェンスなどM&Aアドバイザーのサポートは欠かせません。今回は「ブルームバーグ」が公表している資料を基に、M&Aアドバイザーのランキングをお伝えします。財務アドバイザーランキング、法務アドバイザーランキングも解説!

目次
  1. はじめに
  2. M&Aアドバイザーとは
  3. M&Aアドバイザーの種類と業務
  4. 財務アドバイザーランキング
  5. 法務アドバイザーランキング
  6. M&Aアドバイザーをお探しなら
  7. M&Aアドバイザーの無料相談に行く際のポイント
  8. まとめ
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はじめに

M&AをサポートするM&Aアドバイザーは、世界各地に数多く存在します。

大小様々なM&Aアドバイザーが存在しており、どのM&Aアドバイザーに依頼すれば良いか迷う方は多いと思います。

しかし、M&Aを成功させるためには、M&Aアドバイザー選びが非常に重要です。

今回は「ブルームバーグ」が公表している資料を基に、M&Aアドバイザーのランキングをお伝えします。

M&Aアドバイザーをうまく選び、あなたの希望通りのM&Aを成功させましょう。

M&Aアドバイザーとは

M&Aアドバイザーとは

最初に、M&Aアドバイザーに関する基本的知識を解説します。

まずは基本的なM&Aアドバイザーについての知識を押さえて、あなたに最適なパートナーを選ぶ助けにしましょう。

M&Aアドバイザーについてよくご存じない方は、この項をご参考にしてから、M&Aアドバイザーのランキングをご覧ください。

M&Aアドバイザーの概要は?基本的な知識を押さえよう!

M&Aアドバイザーとは、M&Aプロセスで生じる様々な業務を支援・助言する専門家です。

M&AのスペシャリストでもあるM&Aアドバイザーは、「M&Aコンサルタント」や「M&Aアドバイザリー」と呼ばれる事もあります。

M&Aアドバイザーは、主に「仲介形式」もしくは「アドバイザリー形式」のいずれかの方法により、M&A業務を支援する存在です。

仲介形式とは、売り手と買い手の間に介入し、互いの利益を最大化する為に行動する形式を言います。日本M&Aセンター等の仲介会社も、広義の意味ではM&Aアドバイザーと言える存在です。一方でアドバイザリー形式は、売り手・買い手のいずれかに起用され、起用した側の利益を最大化する為にM&A業務を行います。

M&Aアドバイザーと言う場合には、アドバイザリー形式を指すケースが多いです。ちなみに、最近は会計士事務所や税理士法人が母体になっているM&Aアドバイザーも増えています。

専門家が多く在籍しているM&Aアドバイザーの会社は、知識が豊富なので安心して相談ができるでしょう。

M&Aアドバイザーの種類と業務

M&Aアドバイザーの種類と業務

ここからは、M&Aアドバイザーの種類と業務を見ていきます。

「そもそもM&Aアドバイザーに違いはあるのかな?」「M&Aアドバイザーはどのような業務をするのだろう?」という人は、ぜひ参考にしてください。

それでは、M&Aアドバイザーの種類から確認していきましょう。

(1)M&Aアドバイザーの種類

M&Aアドバイザーを細分化すると下記3種類のアドバイザーに分けられます。

  • 財務アドバイザー(FA)
  • 法務アドバイザー
  • 税務アドバイザー

FAとも呼ばれる財務アドバイザーは、マッチングからクロージングに至るまで、全ての業務を一貫して遂行するM&Aアドバイザーです。バリュエーションを始めとして、FAには幅広い知識が求められます。

法務アドバイザーは、M&Aで作成する様々な契約書類を作成したり、法務デューデリジェンスを執行するM&Aアドバイザーです。

M&Aを成約させる為には契約書作成は必須であるため、法務アドバイザーは不可欠な存在だと言えます。主に税理士が担当する税務アドバイザーは、税務分野に関するアドバイスを主な業務とするM&Aアドバイザーです。

以上が、M&Aアドバイザーの種類でした。

必要に応じて最適なM&Aアドバイザーに相談することがポイントです。多くのM&Aアドバイザーの会社では、M&Aのステップに応じて力のあるアドバイザーが話をしてくれるでしょう。

ここからは、より具体的にM&Aアドバイザーの主な業務について見ていきます。

(2)M&Aアドバイザーの主な業務

M&Aアドバイザーが遂行する業務は多岐に渡ります。バリュエーションやデューデリジェンス、契約書作成、会計や法務に関する専門知識を要する業務がメインです。

M&Aのマッチングや交渉の仲介役など、高いコミュニケーション能力や交渉能力が必要とされる業務もあります。そのほか、M&Aの成功率を高めるうえで、PMIの支援に関する業務もM&Aアドバイザーにとって重要です。

日本M&Aセンターや株式会社ストライク等の大手仲介会社は、マッチングのみならずバリュエーションやデューデリジェンスも実施しています。また、M&A仲介サイトを提供していることも多いです。

中小企業の場合には、証券会社や外資系企業には案件を引き受けて貰えない可能性もありますが、M&A仲介会社には中小企業をメインに扱っているところも多いです。

※関連記事

M&Aアドバイザリーの重要性とは?ランキングや業務内容、M&A仲介との違いを解説

財務アドバイザーランキング

財務アドバイザーランキング

この項以降は、M&Aアドバイザーに関してさまざまな観点からランキングします。

最初に、2017年度の日本における財務アドバイザーのランキングを、「金額順」と「案件数順」に分けて見ていきましょう。

それではまずは、財務アドバイザー(FA)の金額順ランキングを見ていきます。

(1)財務アドバイザー(FA)の金額順ランキング

財務アドバイザーのランキング(金額)を紹介します。

  1. 野村ホールディングス
  2. ゴールドマン・サックス
  3. モルガン・スタンレー
  4. クレディ・スイス・グループ
  5. センタービュー・パートナーズ
  6. 三井住友フィナンシャルグループ
  7. JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー
  8. バンクオブアメリカ・メリルリンチ
  9. エバコア・パートナーズ
  10. ラザード

国内最大手M&Aアドバイザーである「野村ホールディングス」が、金額順ランキングのトップに入りました。野村と三井住友を除き、軒並み外資系M&Aアドバイザーがランクインしている点が特徴的です。

このランキングから、外資系M&Aアドバイザーはクロスボーダーや超大型案件を中心に取り扱う事が読み取れます。

(2)財務アドバイザー(FA)の案件数順ランキング

財務アドバイザーのランキング(案件数)は下記になります。

  1. 三井住友フィナンシャルグループ
  2. みずほフィナンシャルグループ
  3. 野村ホールディングス
  4. 大和証券グループ本社
  5. デロイト トゥシュ トーマツ
  6. モルガン・スタンレー
  7. 東京フィナンシャル・アドバイザーズ
  8. 三菱UFJフィナンシャル・グループ
  9. マクサス・コーポレートアドバイザリー
  10. ゴールドマン・サックス

金額順ランキングでは外資系が上位を独占している一方で、案件数ランキングでは上位を日本のM&Aアドバイザー企業が占めています。

上記のランキングから、「外資系M&Aアドバイザーと比べて日本企業は、一件あたりの規模(取引金額)よりも案件の数量を重視する」という傾向が特徴的です。M&Aアドバイザーを起用する企業側の視点に立つと、外資系M&Aアドバイザーの知名度は低い為、認知度の高い日本企業を起用する傾向があると予想されます。

国内資本のM&Aアドバイザーが上位を占めているものの、「ゴールドマン・サックス」や「モルガン・スタンレー」等、日本も含めて世界的に有名な外資系企業も10位以内に入っています。

以上が、財務アドバイザーのランキングでした。

ここからは、法務アドバイザーのランキングについて見ていきましょう。

法務アドバイザーランキング

法務アドバイザーランキング

この項では、日本における法務アドバイザーのランキング(2017年)を、上記と同様「金額」と「案件数」に分けて解説します。

結論から述べると、財務アドバイザーのランキングと類似した傾向が読み取れるはずです。

それでは、まずは法務アドバイザーの金額順ランキングを確認していきましょう。

(1)法務アドバイザーの金額順ランキング

法務アドバイザーのランキング(金額)は下記になります。

  1. モリソン・フォースター
  2. 長島・大野・常松法律事務所
  3. シンプソン・サッチャー・アンド・バート
  4. アキン・ガンプ・ストラウスハウアー・アンド・フェルド
  5. 金・張法律事務所
  6. Dechert
  7. ピルズベリー・ウィンスロップ・ショー
  8. スカデン・アーブス・スレート・メーガー・アンド・フロム
  9. 森・濱田松本法律事務所
  10. デービス・ポーク・アンド・ウォードウェル

財務アドバイザーと同様に、金額順のランキングでは外資系M&Aアドバイザーが上位を占めています。1位の「モリソン・フォースター」を始めとして、外国法に精通している弁護士が在籍する事務所が多い点も特徴です。

一般的に成約金額の大きいM&Aは、クロスボーダー案件であるケースがたくさんあります。

クロスボーダーM&Aに対処できる事務所(M&Aアドバイザー)は、比較的年間成約総額が大きくなると推測されているので押さえておきましょう。

(2)法務アドバイザーの案件数順ランキング

法務アドバイザーのランキング(案件数)は下記になります。

  1. 森・濱田松本法律事務所
  2. 長島・大野・常松法律事務所
  3. アンダーソン・毛利・友常法律事務所
  4. 西村あさひ法律事務所
  5. モリソン・フォースター
  6. ジョーンズ・デイ
  7. アレン・アンド・オーヴェリー
  8. 日比谷中田
  9. レイサム・アンド・ワトキンス
  10. 金・張法律事務所

案件数順に法務アドバイザーのランキングを確認すると、財務アドバイザーと同じく国内資本のM&Aアドバイザー(弁護士事務所)が多くランクインしています。

「アンダーソン・毛利・友常法律事務所」や「西村あさひ法律事務所」といった国内最大手の弁護士事務所を始め、国際案件に強い「森・濱田松本法律事務所」などもトップ10に食い込んでいるのです。

財務アドバイザーと同様に、国内資本のM&Aアドバイザーは一件あたりの金額よりも担当する案件数を重視していると予想できます。

以上が、法務アドバイザーのランキングについてでした。

もしもM&Aの件数についてもっと詳しく知りたいのであれば、以下の記事を読んでみてください。

※関連記事

M&A件数の推移とは?国内、海外のM&A件数の推移を解説

M&Aアドバイザーをお探しなら

M&Aアドバイザーをお探しなら

M&Aアドバイザーをお探しなら、まずは無料相談を利用するのもよい方法です。無料相談を利用することで「この人になら何でも相談できそう」というM&Aアドバイザーを探すこともできます。

M&Aをご検討の際は、ぜひM&A総合研究所にご相談ください。M&A総合研究所には経験や知識が豊富なアドバイザーが数多く在籍しており、M&Aをフルサポートいたします。

料金体系は成約するまで完全無料の「完全成功報酬制」です。(※譲渡企業様のみ。譲受企業様は中間金がかかります)無料相談をお受けしておりますのでお気軽にお問い合わせください。

M&Aアドバイザーの無料相談に行く際のポイント

M&Aアドバイザーの無料相談に行く際のポイント

M&Aアドバイザーの無料相談に行く際のポイントは、以下の3つのようなものがあります。

  1. 料金体系をしっかり確認する
  2. 専門用語を多用しないか確認する
  3. 知識や経験が豊富かを確認する
これらのポイントを意識しながら、M&Aアドバイザーの無料相談を受けるのが良いでしょう。

ポイント1.料金体系をしっかり確認する

料金体系をしっかり確認することは、意識しておきましょう。

ホームページなどを見て料金体系についてよくわからない部分があるなら、無料相談の際に聞くべきです。M&Aの大まかな希望が決まっていれば、自社の規模を伝えることで簡易的な見積もりを出してもらえることもよくあります。

料金については、何も疑問がないくらいまで聞くようにしてください。

ポイント2.専門用語を多用しないか確認する

M&Aアドバイザーを選ぶなら、専門用語を多用しないかも意識して聞いておきましょう。

専門家によっては、説明の際に専門用語を多用することも少なくありません。話をしていてわからないことがあったとき、簡単な言葉で言い換えてくれる専門家に頼ったほうが安心して相談できます。

ポイント3.知識や経験が豊富かを確認する

M&Aアドバイザーを契約する前には、知識や経験が豊富かも確認しておきましょう。

特に、自社の規模と同じような会社のM&Aを扱っているM&Aアドバイザーなら、安心して任せられるはずです。

以上が、M&Aアドバイザーの無料相談に行く際のポイントでした。

すべてのポイントを意識して、あなたに最適なM&Aアドバイザーを選んでください。

まとめ

まとめ

今回は、M&Aアドバイザーのランキングをお伝えしました。

M&Aではバリュエーションやデューデリジェンスなど、高度な専門知識を要する業務が多いので、M&Aアドバイザーの助力は欠かせません。クロスボーダーや大型案件になると難易度が高まる為、M&Aアドバイザーの働きによって成功が左右されると言っても過言ではありません。

金額ランキングでは外資系M&Aアドバイザーが上位を占める一方、案件数ランキングでは国内のM&Aアドバイザーが上位に入ってきます。

金額と案件数それぞれのランキングから、外資系M&Aアドバイザーは一件あたりの金額、日本企業は案件数を重視する傾向が理解できるでしょう。

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