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佐賀県の事業承継とは?M&A仲介会社ランキングもご紹介

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この記事の監修専門家
M&A総合研究所 公認会計士
高谷 俊祐

佐賀県は、後継者不在率が日本国内で最も低い水準となっていますが、廃業をしている中小企業も多く、今後の県政に大きな影響を与える可能性があります。このままの状況では、事業承継をせずに廃業を選択する中小企業が増えていき、県政の経済も落ち込んでいくことが予測できます。

目次
  1. 佐賀県における事業承継とは
  2. 事業承継の流れや進め方
  3. 事業承継の方法
  4. M&Aを活用した事業承継
  5. 佐賀県で事業承継に強いM&A仲介会社5選
  6. まとめ

佐賀県における事業承継とは

佐賀県における事業承継は、後継者不在率によって推測することができます。
佐賀県の中小企業で、「後継者がいない」としているのは41.5%となっており、全国平均の66.4%を下回っている水準となっています。 全国的に見ても佐賀県は最下位で、比較的後継者不在の問題はないように感じられます。 しかし、前回の調査と比較すると1.9ポイント上昇しており、わずかながらも後継者不在率が上昇していることが分かります。 後継者不在率が、事業承継の問題に直結するわけではありませんが、やはり後継者がいないとする問題は、今後の会社の存続に大きく影響するものなので「後継者がいない」とする会社は、事業承継の問題を抱えることになるでしょう。 また、会社の後継者難による倒産の件数を調査すると、佐賀県は11.3%が後継者難による倒産となっており、後継者がいないことで倒産を選択せざるを得ないという状況が分かります。 後継者不在率は、全国では最も低い数値となっていますが、後継者がいないことで倒産している佐賀県の中小企業は一定数あるという現状が、事業承継が上手く進んでいないことを表しているとも考えられます。 2017年の帝国データバンクの社長交代に関する調査では、佐賀県の社長交代率は3.96%にとどまっており、積極的な社長交代は進んでいないように感じられますが、ほかの九州地方の中小企業でも3%代を推移しているので、平均的な数値と捉えることもできます。 また、社長の平均年齢に関しては59.8歳と前年よりも0.1ポイント上昇している状態にとどまり、社長の年齢は今後も上昇傾向にあると考えてよいでしょう。 このような結果から、佐賀県における事業承継は、後継者不在率は低いものの、後継者難を理由に倒産している会社も多くみられます。
社長の交代する年齢も年々上昇しており、事業承継が困難な状況にある中小企業が多数あることを示しています。

事業承継の流れや進め方

事業承継の流れは、第一段階で事業承継に向けた準備の必要性と認識になり、第二段階で経営状況・経営課題等の把握(見える化)、第三段階で事業承継に向けた経営改善(磨き上げ)、第四段階で親族内・従業員承継を選択する場合は事業承継計画の策定、社外への引継ぎを選択する場合はマッチングの実施、第五段階で事業承継の実行及びM&A等の実行、最後にポスト事業承継(成長・発展)となります。 第二段階と第三段階を「プレ承継」と言う場合もあります。 第一段階である事業承継に向けた準備の必要性の認識は、現経営者が事業承継の準備が必要になってきたことを自覚することを表しています。 中小企業の場合は、経営者も業務に従事している場合が多く、日常的に忙しく事業承継について、何の準備もしていないというケースもあります。 事業承継の問題は、現経営者やその家族内の問題と考えがちで、気軽に相談できる相手がいないという実情もあります。 しかし、事業承継は経営上の問題として顧問税理士や取引のある金融機関などに相談する方法もあります。 後継者教育などを考えると事業承継の準備には10年程度の期間を要すると言われています。 そのため、現経営者が60歳前後になったら、事業承継に向けた準備が必要で有ることを自覚しなければなりません。 現経営者が毎日の忙しさに事業承継の準備を後回しにしている傾向がある場合は、顧問税理士や取引のある金融機関の担当者などが事業承継に関する対話を持つようにすると良いでしょう。 第二段階では経営状況・経営課題等の把握(見える化)となっています。 事業承継の構成要素は、人(経営)の承継、資産の承継、知的資産の承継の3つになります。 この3つをスムーズに承継するために、会社の経営状況を把握する必要があります。 人(経営)の承継は、経営権を承継することを意味しています。 単純に経営権を移譲するだけでなく、現経営者が持つ会社への思いや経営理念なども承継していく必要があります。 また、中小企業の場合は取引先との関係などが経営者個人に集中していることも多く、事業の運営や業績が経営者の資質に基づく場合もあります。 このようなことを踏まえて後継者へと承継していく必要があります。 資産の承継については、事業を運営するための資産である設備や不動産などの事業用資産、債権、債務、株式を承継します。 貸借対照表などの財務諸表や決算書を精査して、今会社がどのような状況なのかをしっかりと把握したうえで、経営課題も把握します。 知的資産の承継は、無形の資産を表しており、会社の競争力や会社が持つ技術やノウハウ、特許やブランド力、組織力、経営理念、顧客とのつながりを表しています。 会社には、それぞれが持つブランド力があり、サービス業などでは顧客に対するサービスの差別化などが中心となります。 会社が強みとしている部分を後継者にも引き継いでもらうことを意識して、顧客との良好な関係や取引先、金融機関との信頼関係、従業員とのつながりなどを考慮して県警構築に向けた取り組みを実施します。 経営状況を把握していくと、経営課題も把握できるようになります。 経営課題となる部分については、第三段階の事業承継に向けた経営改善(磨き上げ)によって、具体的な改善をしていきます。 事業承継の構成要素を含めた内容で、会社の経営状況・経営課題が把握できたところで、経営改善をしていきます。 事業承継は、その後の会社の発展や成長が期待できるタイミングでもあるので、現経営者は後継者に席を譲るまでは、事業の維持・発展に努めるようにします。 磨き上げは、業績改善やコストの削減、商品やブラン力のイメージ、優良な顧客、金融機関や株主との良好な関係、従業員、知的財産権や会社の運営上のノウハウ、法令遵守体制など多岐にわたります。 その中で、本業の競争力の強化や会社の経営体制の総点検なども実施して、後継者が「引き継ぎたい」と思うような会社にしていきます。 第四段階で親族内、従業員承継をする場合は事業承継計画の策定になります。
事業承継計画は、第二段階と第三段階を経て会社の経営状況を知り、会社を強化しておくことがポイントとなります。 事業承継では10年先を見据えて、具体的な計画を策定しておきます。 いつ、どのように、何を、誰に承継するのか分かるように計画を立案します。 事業承継の計画は、経営者だけでなく後継者や関係のある人と共有して、適切に計画が進むようにしておきます。 そうすることで、関係する人の協力も得ることができ、信頼関係も築くことができます。
第四段階で社外への引継ぎを選択した場合は、M&A等のマッチングの実施になります。 M&Aは、いくら会社を売却したいと思っても、買収してくれる会社が見つからなければ成立しません。 そのため、M&A仲介会社の選定をして、売却希望条件を検討しておきます。 第五段階でいよいよ事業承継の実行となります。
第四段階で事業承継計画を策定した通りに計画を進めていき、資産の移転や経営権の移譲を実行します。 事業承継は概ね10年の期間をかけて計画を進めていくので、その最中に状況の変化などがある場合もあります。 そのような場合は、随時事業承継計画を修正したりブラッシュアップしたりしながら進めていきます。 事業承継を実行する時には、法的なことや税負担にかかわることなども含まれるので、弁護士や税理士、会計士などの協力を得るようにします。
第五段階で、M&Aを実施する場合はM&A仲介会社のサポートを受けながらM&Aの成約を目指します。

事業承継の方法

事業承継の方法には、親族内承継、役員・従業員承継(親族外承継)、社外への引継ぎの3つがあります。
親族内承継は、現経営者の親族を後継者として事業承継を実施するものです。 親族とは、現経営者の子供、配偶者、兄弟などを指しますが、中小企業の事業承継の場合は、子供を後継者とするパターンが一般的でしょう。 子供を後継者として、事業承継をする場合は従業員や社外の取引先、金融機関などに受け入れられやすく、株式の移転や経営権の移譲などもやりやすいというメリットがあります。 しかし、近年では子供を含めた親族へ事業承継する方法は減ってきています。 その理由には、親の会社を引き継ぐことが当たり前でなくなってきている、ということもありますし、子供世代のライフスタイルの多様化や職業の選択などによって、親が会社を経営していても、必ずしも後継者となるという選択をしなくなってきています。 また、経営者である親の側も子供の意思を尊重する傾向もあり、親族内承継を選択するケースが減ってきているのです。 一方、親族外承継は以前よりも割合が高くなっています。 親族外承継で、すでに会社の役員や従業員の場合は、会社の経営方針や理念、事業内容を理解しているので、一貫性を持った承継ができるというメリットがあります。 以前は、経営者交代の時に株式を買い取る資金が不足するという事態もありましたが、最近では種類株式や持株会社の設立、従業員持株会などを活用して、株式の買い取りの資金を調達できるようになってきています。 また、事業承継税制についても、親族外でも適用されるようになったので、親族外承継を選択する会社も増えています。 最後に、社外への引継ぎは一般的にM&Aを実施することになります。
中小企業の場合は、株式譲渡によって会社を売却して、現経営者がその対価を得るというのが最も多いM&A取引になります。

M&Aを活用した事業承継

M&Aを活用した事業承継を実施するには、買収してくれる会社を探さなければ成立しません。
経営者本人だけの力ではM&Aを成立させるのは難しいので、M&A仲介会社や事業引継ぎ支援センターなどの力を借りて、M&Aを実施します。 まずは、会社の状況を把握して、課題を改善して会社が魅力のあるものとなるようにします。 そして、具体的な売却条件を検討して、M&A仲介会社に相談することになります。 M&A仲介会社は、多く案件を保有しているのでその中から希望に合った買収してくれる会社とのマッチングをしてくれます。 マッチングは、1社だけでなく複数の会社を紹介される場合もあるので、売却する側の会社も希望の条件を具体的にしておくと良いでしょう。 最近は、中小企業に特化したM&A仲介会社も多いので、たくさんのM&A仲介会社の中から、どこの仲介会社にするか選定をします。 全国の案件を取り扱っている大手のM&A仲介会社もありますし、規模の小さい会社でも取り扱いをしている地元の仲介会社もあります。 その中から、M&A仲介会社を選んで仲介を依頼します。 仲介を依頼すると仲介契約を結んで、売却する会社の企業価値を算出して買収してくれる会社とのマッチングを実施します。 数社とのマッチングをして、その中の1社を候補として交渉やトップ面談を複数回実施して、条件が合えば基本合意書の締結をすると買収監査(デューデリジェンス)が実施され、問題がなければ最終契約の締結となり、クロージングとなります。
M&A仲介会社は、M&Aの知識が乏しい経営者に対しても適切なサポートをしてくれるので、安心してM&Aを進めることができるでしょう。

佐賀県で事業承継に強いM&A仲介会社5選

株式会社M&A総合研究所

全国のM&A案件の取り扱いをしており、中小企業のM&Aも実現させる仲介会社です。
規模の小さい企業がM&Aを実施することが考えられますが、そのような案件にも対応しています。
また、M&Aプラットフォームや日本最大級のM&Aメディアからの情報によって、短期間でマッチングを行うので、人件費の削減を可能にしているため、他者よりも低い価格でM&Aの成立を目指すことができるのです。
通常のM&A取引は、交渉から成立まで半年から1年程度かかる場合もありますが、早いクロージングを目指し、平均して3ヶ月から6ヶ月でクロージングを行います。
それを可能にしているのは、M&Aプラットフォームを利用した独自のAIシステムによって早期にマッチングを行います。
安心してM&Aのサポートを受けることができるでしょう。

株式会社事業承継支援センター

株式会社事業承継支援センターは、福岡県に本社を構えていますが、九州地方全域をカバーしており、マッチングweb登録をするとM&Aのサポートが受けられるようになっています。 M&Aだけでなく、事業承継全般にサポートをしているのでM&Aが必要なのか、という判断も相談することができます。 会社代表者も税理士資格を所有しており、経験も豊富なので安心してM&Aの仲介を依頼できるでしょう。

クロスダM&Aセンター株式会社

クロスダM&Aセンター株式会社は佐賀県に本社を構え、福岡、熊本、長崎、大分にも支店を構えており、九州全域の中小企業に対応しています。 M&Aだけでなく、事業承継の問題にも対応しており、後継者問題に悩む経営者の相談にも乗ってくれますし、M&Aをするべきか悩んでいる場合でも相談が可能になっています。 様々なM&Aを希望する条件に配慮した取引を可能としており、会社を譲渡した後に負債が残らないか?や会社名をそのまま残して欲しい、などの希望を伝えるとできるだけ希望に沿った形でM&Aができるようにサポートしてくれます。

株式会社メイア

株式会社メイアは、佐賀県にあるM&A仲介会社で創立が昭和53年9月となっており、もともとは保険代理店を主な業務としていました。 現在では、コンサルティング、審査評価業務を実施しており、M&Aのサポートも実施しています。 売却する会社の思いに沿ったサポートをしており、M&Aだけでなく事業承継に関する相談にも応じています。 中小企業が抱える後継者問題や事業の将来性への不安などを解消できるように対応してくれます。

株式会社フォルテワン(forte ONE)

株式会社フォルテワンは福岡県にあるM&A仲介会社です。 M&Aに関する仲介及びアドバイザリー業務やM&Aに欠かせない企業及び事業のデューデリジェンス業務、企業や事業の価値算出業務を実施しており、事業承継にかかわる部分もコンサルティングしているので相談することができます。 経営者に寄り添ったサポートを実施することでより良いM&Aが実施できるようにサポートしています。

まとめ

佐賀県は、後継者不在率が日本国内で最も低い水準となっていますが、廃業をしている中小企業も多く、今後の県政に大きな影響を与える可能性があります。
このままの状況では、事業承継をせずに廃業を選択する中小企業が増えていき、県政の経済も落ち込んでいくことが予測できます。
そうならないためにも、国が行う事業承継の政策などを積極的に取り入れて、中小企業がスムーズに事業承継できるように支援していく必要があります。
以前のように子供への事業承継が難しいのであれば、役員や従業員を後継者としたりM&Aの実施を検討したりすることが重要となるでしょう。

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