2020年5月12日更新業種別M&A

【2020年最新版】マンション管理会社のM&A事例25選!【案件一覧あり】

マンション管理会社はスケールメリットが得やすい事業であるため、M&Aと相性が良く、活発に行われています。今回は、実際にあったマンション管理会社のM&A事例25選をお伝えします。最新のM&Aについてもお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次
  1. マンション管理会社のM&A
  2. 【2020年最新版】マンション管理会社のM&A事例25選!
  3. マンション管理会社のM&Aが行われる理由
  4. マンション管理会社のM&A案件一覧
  5. まとめ
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マンション管理会社のM&A

マンション管理会社のM&A

マンション管理会社のM&Aについて興味をお持ちの方はご存じかもしれませんが、マンション管理会社は、実はM&Aが盛んな業界です。

そこで、マンション管理会社業界のM&Aについて理解し、自社のM&Aも成功させましょう。

最初に、マンション管理会社の業務内容やM&Aの動向についてお伝えしていきます。

どのようなものなのか基本的なことから確認していきましょう。

マンション管理会社とは

マンション管理会社とは、その名のとおりマンションの管理が主な業務となっています。中でも、最も重要な業務が「基幹事務」です。

これは管理費、修繕積立金、出納、会計といったものの管理業務であり、他の業者に再委託できないものとなります。基幹事務以外にも、マンション管理会社にはマンションの各種設備の点検・保全やセキュリティ、防災対策や防災対応、清掃などといった業務があります。

また、基本的にマンション管理会社はマンションデベロッパーのグループ会社であることが多いですが、独立系のマンション管理会社も存在しています。自社がどのようなマンション管理会社なのか、あらためて確認しておきましょう。

ちなみに、マンション管理会社と似た業種に、ビル管理会社もあります。

ビル管理会社とは

マンション管理会社とよく似た業態を持つ業種に「ビル管理会社」があります。ビル管理会社とは、その名のとおりビルを管理する会社であり、「建築物管理会社」や「ビルメンテナンス会社」ともいわれ、大まかな業務は、設備管理や常駐警備、駐車場管理、清掃などマンション管理会社とよく似ています。

ただ、ビルはマンションと違って特殊な設備を持っていることが多いです。したがって、管理するものによっては危険物取扱者やボイラー技士、電気工事士や冷凍機械責任者などといった資格を持つ者にしかできないこともある点が特徴的となっています。

そのため、マンション管理会社と比べるとビル管理会社は専門性が高くなる傾向が強いです。マンション管理会社とビル管理会社の業務内容など基礎的な事柄をご紹介したところで、ここからはマンション管理会社のM&A動向について見ていきましょう。

マンション管理会社のM&A動向

マンション管理会社のM&A動向としては、M&Aが盛んな点が特徴的です。マンション管理業界は、マンションに居住する人が増えていることから、ニーズが非常に高まっています。また、マンション管理業は管理戸数を増やすことで収益が増加するため、M&Aを行うことでスケールメリットが得られやすいです。

こうした状況の中で、特に大手企業が中小規模のマンション管理会社を買収することで、事業規模を拡大する戦略をとるケースが多くなっているのです。

市場規模は6,000億円超

マンション管理会社業界の市場規模は、6,000億円を超えるとされています。今も徐々に拡大を続けている業界なのですが、大手企業が中心にシェアを伸ばしているので、残されたシェアを中小企業が奪い合う状況となっています。

したがって、経営が難しくなった中小企業が、大手のマンション管理会社にM&Aで買収されることも珍しくありません。また、業界は売り手市場となっているのが現状であり、M&Aの際には売り手側が有利な条件を提示しやすい状況となっています。

それを踏まえたうえで、ここからはマンション管理会社のM&A事例25選を見ていきましょう。

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【2020年最新版】マンション管理会社のM&A事例25選!

【2020年最新版】マンション管理会社のM&A事例25選!

ここでは、実際にあったマンション管理会社のM&A事例25選をお伝えしていきます。

  1. ジェイ・エス・ビー×東京学生ライフ・湘南学生ライフ・ケイエルディ
  2. 香陵住販×KASUMIC
  3. アジアゲートホールディングス×東日本不動産
  4. APAMAN×プレストサービス
  5. ハウスドゥ×京葉ビルド
  6. 日本社宅サービス×全日総管理
  7. フォーサイド×日本賃貸住宅保証機構
  8. グランディーズ×Dipro
  9. 日本ハウズイング×晴耕雨読
  10. 東京建物グループ×西新サービス
  11. 日本アセットマーケティング×アセット・パートナーズ
  12. フィンテックグローバル×石渡住宅サービス
  13. 穴吹ハウジングサービス×イオンディライト
  14. 日本ハウズイング×PROPELL
  15. プレサンスコーポレーション×三立プレコン
  16. 長谷工コーポレーション×総合地所
  17. 日本ハウズイング×亜細亜綜合防災
  18. エムジーホーム×エムジー総合サービス
  19. ビジネス・ワンホールディングス×ピーエムジャパン
  20. ダイワサービス×大和ライフネクスト
  21. フージャースホールディングス×エイ・エム・サーティワン
  22. シノケンアメニティ×マンションライフ
  23. 大京アステージ×大京ライフ
  24. ワールドホールディングス×みくに産業
  25. 日本管財×エヌ・ジェイ・ケイ・ホールディング

様々なM&A事例について知り、自社のM&A実施に役立てましょう。なお、M&Aには専門的な知識が必要であり、実際に行う際にはM&A仲介会社などのアドバイスやサポートを受けるのが一般的です。M&Aをお考えの際は、ぜひM&A総合研究所へご相談ください。

M&A仲介会社であるM&A総合研究所には、専門的な知識や経験が豊富なアドバイザーが在籍しており、培ったノウハウを活かしM&Aをフルサポートいたします。

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事例①:ジェイ・エス・ビー×東京学生ライフ・湘南学生ライフ・ケイエルディ

2019年にジェイ・エス・ビーは、東京学生ライフ・湘南学生ライフ・ケイエルディの3社を子会社化しました。ジェイ・エス・ビーは学生向けの不動産賃貸業を主軸とし、学生向けマンションの管理や総合的なプロデュースを手掛けています。

そして、買収した3社は学生向けのマンション管理を手掛けている会社です。ジェイ・エス・ビーはこのM&Aを通じ、各社のノウハウを取り入れることで事業を強化するだけでなく、3社のネットワークを通じて新たな提携先の獲得を目指しています。

事例②:香陵住販×KASUMIC

香陵住販は、2019年にアパ―トやマンションの管理・斡旋、不動産仲介などを行っているKASUMICを完全子会社化しました。香陵住販はKASUMICを完全子会社化することにより、事業エリアである茨城県での管理戸数を増加させるだけでなく、自社が手掛けている各事業の強化も実現しています。

事例③:アジアゲートホールディングス×東日本不動産

2018年にアジアゲートホールディングスは、東北地方を中心に不動産管理や賃貸、商業施設の開発などを手掛けている東日本不動産を買収しました。アジアゲートホールディングスは東日本不動産を買収することによって事業規模を拡大させるだけでなく、より効率的な運営を実現する体制の構築を実施しています。

事例④:APAMAN×プレストサービス

APAMANは「Sharing Economy」や「Platform」、「Cloud Technology」といった事業を手掛けている会社ですが、2018年にプレストサービスを買収しています。プレストサービスは不動産賃貸・管理業を営んでいる会社であり、APAMANは自社の事業の強化を実現しています。

事例⑤:ハウスドゥ×京葉ビルド

不動産賃貸・管理などを手掛けるハウスドゥは、2018年に千葉県を拠点にしている同業の京葉ビルドを買収しました。これにより、ハウスドゥは地域密着型の経営を実施している京葉ビルドの管理物件やノウハウの取り入れに成功しています。

ハウスドゥは中小規模のマンション管理会社や不動産管理会社を積極的に買収しており、このM&Aもその一環といえます。

事例⑥:日本社宅サービス×全日総管理

総合施設管理業を手掛けている日本社宅サービスは、2017年に全日総管理を買収しました。全日総管理は不動産管理業務をはじめ、クリーニングやリフォーム、原状回復工事を手掛けている会社であり、日本社宅サービスは相乗効果が期待できる事業をM&Aで買収することでさらなる収益の増加を目指しています。

さらに日本社宅サービスは、全日総管理の孫会社であるクラシテリノベーションとの業務提携を行うことにより、自社の事業の強化も行っています。

事例⑦:フォーサイド×日本賃貸住宅保証機構

2017年にフォーサイドは、日本賃貸住宅保証機構を買収しました。日本賃貸住宅保証機構は、賃貸家賃保証事業を主軸に置きつつ、不動産売買・仲介、そして不動産管理などを行っている会社です。

もともとフォーサイドは、投資用不動産から賃貸料を得ることで収益をあげていましたが、日本賃貸住宅保証機構とのM&Aを通じ、そのノウハウを取り入れることで不動産事業の拡充を実現しています。

事例⑧:グランディーズ×Dipro

グランディーズは2017年にDiproを買収し、連結子会社にしています。グランディーズは大分県に拠点を持つ不動産管理・販売会社であり、Diproは福岡県を中心に事業を展開している不動産会社です。グランディーズはDiproを買収することで、新たな事業エリアの進出を果たしています。

また、このM&AはDipro創業者が、民泊事業を手掛ける別会社へ注力するために行われた一面があり、ノンコア事業の切り離しの一環として行われたものともいえます。

事例⑨:日本ハウズイング×晴耕雨読

日本ハウズイングは2017年に晴耕雨読と会社分割を実施し、マンション管理契約の一部を引き継ぎました。もともと晴耕雨読は、大阪・神戸といった阪神エリアに経営資源を集中することを目的としており、経営資源の分散を防ぐために一部のマンション管理契約の譲渡先を探していました。

一方の日本ハウズイングは、管理戸数の拡大によるスケールメリットの獲得を目指しており、このM&Aによってマンション管理業界での競争力を向上させています。

事例⑩:東京建物グループ×西新サービス

2017年に東京建物グループは、マンション管理やホテル管理などを手掛けている西新サービスを買収しました。これによって東京建物グループは、スケールメリットを享受し、既存事業が提供するサービスのさらなる品質向上を実現しています。

さらに東京建物グループは、中銀インテグレーションを子会社の東京建物アメニティサポートを通じて会社分割を実施し、マンション管理契約の一部を引き継いでいます。

事例⑪:日本アセットマーケティング×アセット・パートナーズ

日本アセットマーケティングは不動産運用に関するトータルマネジメントやサポートを行っている会社ですが、2016年にアセット・パートナーズを買収しました。アセット・パートナーズは不動産の売買や仲介、管理などを行っている不動産会社です。

日本アセットマーケティングはこのM&Aを行うことで、積極的な不動産運用を実現しています。

事例⑫:フィンテックグローバル×石渡住宅サービス

フィンテックグローバルは、2016年に石渡住宅サービスを子会社を通じて買収しました。石渡住宅サービスは、神奈川県で数十件の不動産の賃貸業を展開している会社であり、フィンテックグローバルは石渡住宅サービスを買収することで既存の事業の拡大を実現しています。

事例⑬:穴吹ハウジングサービス×イオンディライト

穴吹ハウジングサービスはイオンディライトからマンション管理事業を2016年に会社分割を行い、同事業を承継しました。イオンディライトはノンコア事業のコストを抑え、コア事業に集中できる体制の構築を経営計画に取り入れておりました。

そこで、穴吹ハウジングサービスにマンション管理事業を承継させることで、サービスの品質向上を狙っています。

事例⑭:日本ハウズイング×PROPELL

これはクロスボーダーM&Aの事例です。2016年に日本ハウズイングはシンガポールのPROPELLを買収しました。この会社は、建築設備を専門としたエンジニアリングやファシリティマネジメントを手掛けています。

日本ハウズイングは他にも、ベトナムの清掃会社の買収も行っており、これらのM&AをきっかけにASEAN地域への進出を本格化させています。

事例⑮:プレサンスコーポレーション×三立プレコン

2016年にプレサンスコーポレーションは三立プレコンを買収しました。プレサンスコーポレーションは、マンション分譲、マンション管理事業などを手掛けており、三立プレコンはマンションの施工から分譲、管理までを請け負っている会社です。

プレサンスコーポレーションはこのM&Aを通じて、お互いのノウハウやコスト削減、情報共有などを行うだけでなく、三立プレコンが拠点としている名古屋をはじめとした東海エリアへの進出を行っています。

事例⑯:長谷工コーポレーション×総合地所

建築関連事業とマンション管理事業を手掛ける長谷工コーポレーションは、2015年に総合地所を買収しました。総合地所は、マンション管理や不動産ソリューション、マンション分譲、アセットマネジメントなどを手掛けている会社です。

長谷工コーポレーションはこのM&Aを通じ、お互いのノウハウを共有することによって既存のマンション管理事業のさらなる強化に成功しています。

事例⑰:日本ハウズイング×亜細亜綜合防災

2015年に、日本ハウズイング は亜細亜綜合防災を買収しました。亜細亜綜合防災は、様々な施設や建物の消防設備の点検・工事を手掛けている会社です。日本ハウズイングは、亜細亜綜合防災を買収することによって、防災工事のノウハウを獲得するとともに、防災ニーズに対応できる体制を強化しています。

事例⑱:エムジーホーム×エムジー総合サービス

エムジーホームは、2015年にエムジー総合サービスを買収しました。エムジーホームはマンション分譲事業などを手掛けており、エムジー総合サービスはエムジーホームが分譲したマンションの管理事業を手掛けています。

このM&Aを通じ、エムジーホームはエムジー総合サービスと経営統合を行い、より安定的な業績を実現しています。

事例⑲:ビジネス・ワンホールディングス×ピーエムジャパン

ビジネス・ワンホールディングスは2014年にピーエムジャパンを賃貸管理事業を一部買収しました。このM&Aは、ビジネス・ワンホールディングスのグループ会社であるビジネス・ワン賃貸管理を通して行われています。

M&Aを行うことによってビジネス・ワンホールディングスは、ビジネス・ワン賃貸管理の管理戸数の増加に成功しています。

事例⑳:ダイワサービス×大和ライフネクスト

大和ハウス工業の子会社であるダイワサービスと大和ライフネクストは、2014年に合併を実施(存続会社はダイワサービス)しました。その後、不動産管理事業を手掛けるダイワサービスと大和ライフネクストは合併によって経営統合することで、約23万戸に達する管理戸数を抱えることになりました。

これにより、マンション管理・ビル管理業界での競争力の向上につなげています。

事例㉑:フージャースホールディングス×エイ・エム・サーティワン

マンション分譲を展開しているフージャースホールディングスは、2014年にエイ・エム・サーティワンを買収しました。エイ・エム・サーティワンは仙台市に拠点を持っており、そこで不動産賃貸や不動産管理を手掛けている会社です。

フージャースホールディングスも、東北エリアを中心に事業を展開しており、エイ・エム・サーティワンを買収することで東北エリアでの事業の展開を強化し、取引先のネットワークを共有することでシナジー効果を発揮しています。

事例㉒:シノケンアメニティ×マンションライフ

2014年に、シノケングループのグループ会社であるシノケンアメニティは、マンションライフを買収しました。マンションライフは名古屋を拠点にマンション管理事業を手掛けている会社です。

このM&Aにより、シノケングループは、マンション管理事業を手掛けるシノケンアメニティと、ビル・サービス迦葉(かしょう)とともに、名古屋エリアでの事業展開を加速させています。

事例㉓:大京アステージ×大京ライフ

大京の子会社である大京アステージと大京ライフは2014年に合併を実施し、経営統合を行いました。さらに、大京アステージの工事事業を子会社の大京建設に会社分割によって承継させています。

これらのM&Aは組織再編の一環で行われたものであり、大京はマンション管理サービスやマンション改修工事事業のノウハウを集約することで、サービスの品質向上を実現しています。

事例㉔:ワールドホールディングス×みくに産業

ワールドホールディングスは、2014年にみくに産業を買収しました。みくに産業は総合不動産会社であり、北九州を拠点にしています。ワールドホールディングスはみくに産業を買収することによって、グループの不動産事業の強化を実現しています。

事例㉕:日本管財×エヌ・ジェイ・ケイ・ホールディング

マンション管理会社である日本管財は、2013年にエヌ・ジェイ・ケイ・ホールディングを買収して完全子会社化にすることによって、NJKグループとの経営統合を行いました。これにより、日本管財はNJKグループと経営資源を共有化し、さらなる発展を実現しています。

マンション管理会社のM&Aが行われる理由

マンション管理会社のM&Aが行われる理由

マンション管理会社のM&A事例を確認したところで、ここではマンション管理会社のM&Aが行われる理由を見ておきましょう。マンション管理会社のM&A理由には、以下のようなものがあります。

  1. 後継者問題によるM&A
  2. 競合業者が多く将来性が不安
  3. 時代に即した顧客ニーズへの対応が困難
  4. 人材の確保が困難
  5. 人件費の増加により利益率が低下
マンション管理会社がM&Aを行うと、これらの問題を解決できる多くのメリットが得られます。では、それぞれの理由について、順番に確認していきます。

1.後継者問題によるM&A

まず考えられるマンション管理会社のM&A理由としては、後継者問題の解決のためというものがあります。もちろん、後継者問題を抱えているためにM&Aを行うのは、マンション管理会社に限ったことではありません。

昨今は、経営者が高齢化しているのに対し、後継者が不在であるため事業承継ができないケースが増加しています。そのような状態に陥っている会社は、経営者が引退すれば廃業せざるを得なくなり、従業員の雇用や地域経済に大きな損失を与えるようなことになりかねません。

そのような問題を解決するためにM&Aを駆使し、第三者に経営権を託すことで、会社を存続させるケースが増えています。この事業承継目的のM&Aは、日本のM&A件数を増加させている一因であり、とりわけ中小企業のM&Aで多数見られるものです。

マンション管理会社の経営者も、後継者問題によるM&Aを検討している人が多いでしょう。

2.競合業者が多く将来性が不安

さきほどもお伝えしましたが、マンション管理業界はニーズが高まっていることもあって競合業者が多く、生き残りが難しい状況といえます。加えて、デベロッパー系の会社など、他の会社のグループに入っているマンション管理会社は不景気になると切り離されることが多く、競争を勝ち抜くことがより困難です。

そのような状況を改善するうえでも、M&Aで大手の資本の傘下に入り、経営基盤を強化することで生き残りを図るマンション管理会社も多くなっています。中小規模のマンション管理会社の経営者で、将来の自社のことを考えてM&Aを検討している人は多いでしょう。

今後もマンション管理業界の競争は激化すると見られており、大手のマンション管理会社も競争で生き残るために積極的なM&Aを実践しています。中小規模のマンション管理会社もM&Aを経営戦略に取り入れるケースも見られており、今後もこの傾向は続くでしょう。

3.時代に即した顧客ニーズへの対応が困難

マンション管理業界へのニーズが高まっている一方で、そのニーズは多種多様になっています。しかし、マンション管理会社がそれぞれのニーズに的確に対応できるかというと、決して簡単な話ではありません。多様な顧客ニーズに対応するには、それなりのノウハウや資金力が必要になります。

そのため、中小規模のマンション管理会社であると対応が難しくなります。ただ、他の会社にはないサービスを提供することで差別化することは、マンション管理業界での競争を勝ち抜くうえでも重要なポイントになるのです。

そこでM&Aを実施することにより、他のマンション管理会社を買収してノウハウを取り入れれば、新たなサービスを提供できる体制を整えることができます。多様なニーズに対応できるようになれば、他のマンション管理会社との差別化もできますし、さらなる顧客の取り込みにも期待できます。

4.人材の確保が困難

マンション管理会社が抱えている経営課題の一つが「人材の確保」です。そのため、人材を効率良く確保するためにM&Aを行うことも珍しくありません。マンション管理会社はその業務の性質上、若手の人材の志望が少なく、新たな人材の確保が難しい傾向にあります。

何より経験や知識のある人材を、ゼロから育成するのは時間もコストもかかります。加えて、既存の従業員の高齢化もあり、人材の確保の難易度はより高まっているのが現状です。それが、M&Aであれば人材の確保はしやすくなります。

M&Aで会社を買収すればそのまま人材を引き継げるため、採用や育成の手間が省けるのです。このような人材不足を解決するためのM&Aは、マンション管理会社以外の様々な会社でも行われています。

5.人件費の増加により利益率が低下

さきほどの人材の話にも一部重なることですが、人件費の増加によって利益率が低下することも、マンション管理会社がM&Aを行う理由の一つです。規模が小さいマンション管理会社ほど、人件費の負担は大きくなるものであり、それで利益率が低下すれば経営を維持することも難しくなります。

そこでM&Aを実施することにより、経営基盤を強化して増加する人件費に対応できるようにするマンション管理会社も現れています。自社の人件費の状況があまり良くないのであれば、改善するためにM&Aを検討してみるのも良いでしょう。

専門家のサポートを受けて成功率をアップさせよう

マンション管理会社がM&Aを行う理由をご紹介しました。M&Aに興味を持った場合は、実力のある専門家のサポートを受けて、適切なM&A手法はもちろん、相手企業を探すことや税務面でもアドバイスを受けることで、マンション管理会社のM&Aも成功しやすくなるはずです。

ただ、身近にM&Aに詳しい専門家がいないことも少なくありません。もしも専門家に心当たりがない場合は、M&A総合研究所にご相談ください。M&A仲介会社であるM&A総合研究所へのご相談は無料であり、報酬も国内最安値水準となっています。

また、M&A総合研究所には会計士が在籍しておりますので、M&Aの税務に関することもフルサポートいたします。

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ここでは、実際にあるマンション管理会社のM&A案件をご紹介します。マンション管理会社のM&Aを行ってみたくても、実際どのような案件があるのかがわからなければ不安も大きいはずです。以下の2つの案件を確認し、M&Aのイメージをより具体的にしてみてください。

千葉県のマンション管理会社の会社譲渡案件

これは、千葉県のマンション管理会社の会社譲渡案件です。この会社は顧客からの評価が高く、今後も好調な業績を達成することが見込まれています。しかし、経営者が高齢であり引退を控えている一方で、後継者不在という問題を抱えているのも事実です。

そのため、事業承継の一環として会社譲渡の希望を出しています。この案件は、さきほどお伝えした事業承継目的のM&Aのケースに該当しているものです。このような事情を抱えているマンション管理会社が、M&Aを行うことが多くなっており、買い手にとっては注目すべき案件といえます。

北海道の不動産賃貸会社の会社譲渡案件

これは、北海道の不動産賃貸会社の会社譲渡案件です。この会社は、北海道のランドマークマンションの物件を所有しており、個人やテナントに貸し出しています。この会社のランドマークマンションは現在満室であるため、安定的な収入が見込めるのです。

この不動産賃貸会社は、連帯保証の解除も希望しています。もちろん、この会社の案件は優良なものといえますが、連帯保証のようなリスクになり得る要素を抱えている点には注意しておいたほうがいいでしょう。

このようなケースの案件は、デューデリジェンスを徹底しておくことがおすすめです。専門家と一緒にデューデリジェンスを行えば、リスクを最低限にすることができます。

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まとめ

マンション管理会社業界はM&Aが盛んであり、業界内での競争が激しくなっています。また、スケールメリットを得やすい業態であることから、M&Aを積極的に行える業種と考えられています。そのため、ここでご紹介しましたように数多くのM&A事例があります。

M&Aを経営戦略に組み込む大手も多いため、マンション管理業界のM&Aの動向には気を配ったほうが良いでしょう。マンション管理会社のM&Aに興味がある方は、まず専門家に相談してみましょう。

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