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2019年11月4日公開

鉄骨工事のM&A・売却事例8選!おすすめの相談先や譲渡相場、注意点を解説

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この記事の監修専門家
M&A総合研究所 公認会計士
高谷 俊祐

鉄骨工事会社のような建築会社にとってM&Aは重要な経営手法となりつつあります。ただ、M&Aはあらかじめ知識を持っておかないとなかなかうまくいかないものです。本記事ではM&Aや売却についての基礎的な知識や実際にあった事例をご紹介していきます。

目次
  1. 鉄骨工事のM&A・売却・譲渡・事業承継
  2. 鉄骨工事のM&A・売却事例8選
  3. 鉄骨工事のM&A・売却が行われる背景
  4. 鉄骨工事のM&A・売却でおすすめの相談先
  5. 鉄骨工事のM&A・売却時の相談先の選び方
  6. 鉄骨工事のM&A・売却・譲渡相場
  7. 鉄骨工事のM&A・売却・譲渡を行う際の注意点
  8. まとめ

鉄骨工事のM&A・売却・譲渡・事業承継

鉄骨工事会社

まずは鉄骨工事会社の概要やM&A、事業承継などについてお伝えします。

鉄骨工事会社とは

鉄骨工事会社とは、その名の通り鉄骨工事を専門としている会社です。

広義で見ると鉄骨工事会社は建築会社に該当します。
そもそも建築会社は発注を受けたゼネコンや施工管理会社が下請けの会社に特定の工事を依頼し、それぞれの作業を分担しながら進めていくという特徴があり、その中の鉄骨工事を担当するのが鉄骨工事会社というわけです。

ただ、ゼネコンのような大規模な建築会社の場合、ゼネコン会社本体が鉄骨工事事業を有していることもあります。

M&A・売却・譲渡とは

M&Aは会社の買収や合併を行う経営手法全般を指し、売却や譲渡はその一部です。

M&Aの中で、売却や譲渡に該当するのは株式譲渡や合併といったスキームです。これらの手法は株式を売買したり、譲渡することによって経営権を買い手が掌握することが成立します。
M&Aはスキームによってプロセスが異なっており、それぞれの違いを把握したうえで取り組むようにしなければなりません。

また、M&Aは成功率が低いことにも留意しておきましょう。M&Aは半年~1年ほど時間を費やしますが、成功率は3割~5割程度といわれています。買収に関心を持つ買い手が現れても、交渉の途中で頓挫することも珍しくありません。
少しでも成功率を上げるには丁寧に準備を進めておく必要があります。

事業承継とは

事業承継は会社の経営権や事業を後継者や第三者に承継させることをいいます。

事業承継は通常は経営者が後継者を指名し、承継を行うことが一般的です。しかし、昨今は中小企業を中心に後継者不在問題が深刻化しています。そのため、後継者が見つからず事業承継ができないまま経営者が引退するケースが続発しています。

ただ、先述したM&Aによる事業承継が最近増えています。M&Aは第三者に経営権を託すため、後継者がいなくても事業承継が可能となります。
後継者不在の会社が増えている中、M&Aによる事業承継は有効的な選択肢となり得るでしょう。

鉄骨工事のM&A・売却事例8選

鉄骨工事会社の事例

ここでは実際にあった鉄骨工事会社のM&Aを8つご紹介します。
それぞれの事例は以下の通りです。

  1. ⓵旭化成ホームズ×中央ビルト工業
  2. ②那須電機鉄工×那須ストラクチャー工業
  3. ③エスイー×森田工産
  4. ④小野工業所×博陽工業
  5. ⑤瀧上工業×ケイシステックニジュウサン
  6. ⑥小野建×森田鋼材
  7. ⑦PAULO SEIICHI ISHIBASHI×ナガワドブラジル
  8. ⑧丸藤シートパイル×ディ・ケイ・コム

⓵旭化成ホームズ×中央ビルト工業

旭化成ホームズ

2017年に旭化成ホームズは中央ビルト工業と資本業務提携を行いました。
資本業務提携は経営統合こそしませんが、お互いの資本やノウハウを持ち寄ることから広義のM&Aとして扱われています。

旭化成ホームズは中央ビルト工業との連携を強化することで、住宅用の鉄骨材の生産体制を増強し、競争力を向上させています。

②那須電機鉄工×那須ストラクチャー工業

那須電機鉄工

2014年に那須電機鉄工は、子会社である那須ストラクチャー工場の鉄骨工事事業を新たに設立した会社に事業譲渡させました。
これによって那須ストラクチャー工業は解散・清算となっています。

元々那須ストラクチャー工業は赤字が続いており、那須電機鉄工はグループ内の組織再編と不採算の整理のためにこのM&Aを実行しました。

③エスイー×森田工産

エスイー

2015年にエスイーは森田工産を買収しました。エスイーは建設用資機材の販売や製造などを行っており、森田工産は鉄骨工事を営んでいます。エスイーはこれより前にも別の鉄骨工事会社を買収しており、森田工産との相乗効果で競争力の更なる拡大を実現しています。
 

④小野工業所×博陽工業

小野工業所

2019年に小野工業所は鉄骨関連事業を取り扱っている博陽工業を買収しました。
博陽工業を買収することによって小野工業所は鉄骨関連事業を強化することに成功し、事業の拡充を実現しています。

⑤瀧上工業×ケイシステックニジュウサン

瀧上工業

2018年に鉄骨事業など複数の事業を手掛ける瀧上工業はケイシステックニジュウサンを買収しました。ケイシステックニジュウサンは自動車用の工作機械などを製造・販売しており、このM&Aによって瀧上工業は事業の多角化に成功しています。

⑥小野建×森田鋼材

小野建

2019年に鉄鋼や建材を取り扱う商社である小野建は森田鋼材を買収しました。

小野建は鉄筋コンクリート用の異形鋼棒を販売している森田鋼材を買収することにより、ノウハウや顧客だけでなく事業エリアも承継しました。それによって小野建は地域に根差したビジネスを展開しています。

⑦PAULO SEIICHI ISHIBASHI×ナガワドブラジル

ナガワ

ブラジルのPAULO SEIICHI ISHIBASHIはナガワのブラジル法人であるナガワドブラジルを買収しました。
これによってナガワは東南アジアに集中する体制を構築しています。

元々ナガワは収益が大きい東南アジアへ注力することを狙っており、ブラジル法人の譲渡はそのための布石だといえます。

⑧丸藤シートパイル×ディ・ケイ・コム

丸藤シートパイル

丸藤シートパイルは2017年にSMWを手掛けるディ・ケイ・コムを買収しました。ディ・ケイ・コムは非常に高いノウハウを持っていることに定評があり、それを買収することで丸藤シートパイルは鉄骨加工などを手掛ける自社の事業とのシナジー効果を得ることに成功しています。

鉄骨工事のM&A・売却が行われる背景

鉄骨工事

鉄骨工事会社がM&A・売却を行うには以下のような背景があります。

  1. 1.関連業種を含めてM&Aが増加している
  2. 2.後継者問題・人材不足に悩む業者が多い
  3. 3.中小規模の鉄骨工事会社は将来性に不安を抱えている

1.関連業種を含めてM&Aが増加している

M&Aは鉄骨工事会社ではなく関連業種、つまりあらゆる業種の建築会社も積極的に行っています。

建築業界は災害による公共事業の増加やオリンピック・万博などといった国際的なイベントの影響で特需を得やすい反面、それらの反動や景気の影響を受けやすいという特徴があります。
そのためM&Aを利用して会社の規模を拡大したり、大手の資本の傘下に入ることで会社としての体力を増強するケースは多くなっています。

また、鉄骨工事会社のような建築会社はM&Aと相性が良い事業でもあります。事業規模の拡大や原材料の仕入れの一本化などといった形でスケールメリットを得やすいですし、鉄骨工事事業など様々な事業を取り込むことで多角化も実現できるからです。

2.後継者問題・人材不足に悩む業者が多い

後継者問題・人材不足に悩む業者が多いこともM&Aの増加の一因です。

後継者問題では、さきほど「事業承継とは」でお伝えしたように中小規模の鉄骨工事会社が多く抱えている問題です。少子高齢化の影響もあり、経営者が高齢化しているのに対し、後継者がいないことは今では珍しいことではありません。

加えて人材不足も深刻化しています。そもそも建築業界は人材不足が経営課題としてしばしば挙げられます。鉄骨工事会社を含め、建築会社はハードな業務が多いため新しい社員が定着し辛い傾向があります。

加えて専門的な知識や技術を持つ人材は人数が限られるうえに高齢化しており、確保が難しくなっています。そのため、M&Aで会社を買収することで人材を確保するケースが増えています。

3.中小規模の鉄骨工事会社は将来性に不安を抱えている

中小規模の鉄骨工事会社は将来性に不安抱えているケースが多いです。

そもそも鉄骨工事会社は下請けであることが多く、ゼネコンや施工管理会社からの依頼に依存している傾向があります。もし景気が悪化して工事が減少すれば、すぐに影響を受けることになってしまうでしょう。

そのような状況で後継者問題や人材不足の問題が深刻化すれば、経営が立ち行かなくなる恐れがあるでしょう。この事態を打開するうえでM&Aはよく利用されます。売却が成功し、大手の傘下に入れば経営基盤を強化できるからです。

鉄骨工事のM&A・売却でおすすめの相談先

おすすめの相談先

鉄骨工事会社のM&A・売却でおすすめの相談先は以下のようなものがあります。

  1. 1.M&A仲介会社
  2. 2.地元にある金融機関
  3. 3.地元にある公的機関
  4. 4.地元の弁護士・会計士・税理士など
  5. 5.マッチングサイト

1.M&A仲介会社

M&A・売却の専門家として代表的な相談先といえばM&A仲介会社でしょう。
M&A仲介会社は以下のようなものがあります。

  1. 株式会社M&A総合研究所
  2. 株式会社レコフ
  3. 株式会社TMAC
  4. ケンビレッジ株式会社
  5. 株式会社コーポレート・アドバイザーズM&A

1.株式会社M&A総合研究所

M&A総合研究所は7割を超えるM&A成約率を誇っており、あらゆる業界・業種のM&Aを成約に導いた実績があります。それだけの実績があるのも優れた実績や豊富な経験をもとに、優秀なアドバイザーが弁護士・公認会計士といった専門家と組んでサポートしているからです。
 

サイトURL https://masouken.com/
特徴 優秀なアドバイザーと専門家による手厚いサポートと高い成約率
手数料・報酬など レーマン方式に基づいた完全成功報酬
電話番号 0120-401-970

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株式会社レコフ

レコフは比較的長い歴史を持つM&A仲介会社であり、日本でM&Aが一般化する前から事業を行っていました。
レコフの強みはあらゆる業界や地域のM&A事情に精通している点です。そのため、鉄骨工事会社のM&Aに対応してくれます。
 

サイトURL https://www.recof.co.jp/
特徴 1987年創業の長い歴史を持つM&A仲介会社
手数料・報酬など 月払いの業務委託手数料+レーマン方式に基づいた成功報酬
電話番号 03-3221-4945

株式会社TMAC

TMACは300件を超えるM&Aを成約に導いた実績があるM&A仲介会社です。
TMACはM&Aの始まりから経営統合後のサポートまで、M&Aを全般的にサポートするサービスを提供しています。
また、クロスボーダーM&Aにも対応しています。
 

サイトURL https://www.t-mac.co.jp/
特徴 優れたノウハウと豊富な実績
手数料・報酬など 対象案件の金額をベースにした成功報酬。着手金あり、相談料無料
電話番号 03-5207-2486

ケンビレッジ株式会社

ケンビレッジは建設業に特化したM&Aポータルサイト「建設M&A」を運営しています。
建設M&AにはM&Aを考えている建築会社の情報が多く集まっており、鉄骨工事会社にとって理想的なサイトだといえるでしょう。
 

サイトURL http://kensetsuma.com/
特徴 建設業に特化したM&Aポータルサイト
手数料・報酬など 要問合せ
電話番号 03-6869-4434

株式会社コーポレート・アドバイザーズM&A

コーポレート・アドバイザーズM&Aは様々なセミナーを開催するなど、情報や知識を積極的に共有しているM&A仲介会社です。
コーポレート・アドバイザーズM&Aは会計士事務所グループのM&A仲介会社であり、様々な士業と連携することで手厚いサポートを実践してくれます。
 

サイトURL https://co-ad.jp/
特徴 会計士をはじめとした多様な専門家の手厚い支援
手数料・報酬など レーマン方式に基づいた成功報酬。着手金無料、中間報酬50万円
電話番号 03-3593-3239

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2.地元にある金融機関

最近は地元にある金融機関がM&Aや会社売却をサポートしてくれるようになっています。
金融機関も地域経済を守るためにM&Aのサポートを積極的に推進しており、中には功績を認められて受賞したケースもあります。
また、M&A仲介会社と連携している金融機関も珍しくありません。そのような業者であればM&A仲介会社を経由して金融機関のネットワークを利用できるようになります。

3.地元にある公的機関

事業承継目的のM&Aを考えているなら、地元にある公的機関もおすすめです。

商工会議所や事業引継ぎ支援センターといった公的機関は事業承継をサポートしており、後継者探しやM&A仲介会社の斡旋を行っています。とりわけ斡旋では信頼性の高いM&A仲介会社を紹介してくれます。

4.地元の弁護士・会計士・税理士など

弁護士・会計士・税理士などのような士業もM&Aを支援してくれます。
これらのような士業はデューデリジェンスなどのようなプロセスにおいて大きな力を発揮してくれます。
また、士業がM&A仲介会社を経営していたり、サポートで連携しているケースもあります。

5.マッチングサイト

マッチングサイトはインターネット上でM&Aを進められるサイトです。
サイトによって仕様に違いはありますが、いずれも豊富な案件が登録されており、利用料金が安い傾向があります。

マッチングサイトはその気になればインターネット上でM&Aを完結させられるなど、手軽に利用できることがメリットです。しかし当事者だけでM&Aを進めなければならず、サポートを受けるには別料金を支払う必要があります。

鉄骨工事のM&A・売却時の相談先の選び方

相談先の選び方

鉄骨工事会社がM&A・売却を行うのであれば、その相談先の選び方には以下のポイントがあります。

  1. 1.自社と同規模のM&A案件を経験している
  2. 2.手数料・相談料などが分かりやすい
  3. 3.鉄骨工事業界のM&Aに精通している
  4. 4.M&Aの知識が豊富
  5. 5.相性が良い

1.自社と同規模のM&A案件を経験している

相談先が自社と同規模のM&A案件を経験しているかどうかは、あらかじめチェックしておくようにしましょう。

今ではあまりありませんが、M&A仲介会社のような相談先の中には大企業のM&Aしか対応してくれないケースがあります。そのような業者だと、中小企業のM&Aは相手にしてくれない可能性があるでしょう。
とりわけ鉄骨工事会社は中小規模の業者が多いため、注意が必要です。

そのため、自分の鉄骨工事会社の規模と対応してくれるM&Aの規模が同規模であるか、対応した経験があるかをチェックすることはとても重要です。

2.手数料・相談料などが分かりやすい

支払う報酬の負担を減らしたいのなら、手数料・相談料などが分かりやすい相談先を選ぶようにしましょう。

相談先の中には手数料・相談料の体系が不明瞭であり、予期せぬところで負担が増加する業者があります。そのような相談先では懐も痛みますし、信頼もしづらいでしょう。

そのような相談先を避けるためにも、手数料・相談料が明瞭に設定されている業者を選択することがおすすめです。

3.鉄骨工事業界のM&Aに精通している

M&Aの相談先ならば、鉄骨工事業界のM&Aに精通している点は重要だといえます。

やはり業界の通例や動向、業務内容に精通している相談先であれば、よりニーズに合致したサポートをしてくれる可能性が高くなります。また、業界特有の問題や経営課題についても相談しやすいでしょう。

昨今は特定の業界・業種に特化していたり、様々な業界・業種の動向を網羅しているM&A仲介会社もあります。このような業者を相談先にできれば心強いでしょう。

4.M&Aの知識が豊富

これは当たり前のことですが、M&Aの知識が豊富な相談先を選ぶことはとても重要です。

M&Aの相談をする以上、相談先がM&Aに長けていることは当然だと思います。
しかしM&Aを巡る事情はめまぐるしく変化しており、またM&Aに関する新たな法令や税制も設定されています。そのため、業者の中には最先端の情報をまだ把握していないケースもあります。
そのような相談先だとサポートに不安があるでしょう。

少しでも質の良いサポートを受けたいのであれば、M&Aの知識が豊富であるか否かも選択の基準に入れておくべきです。

5.相性が良い

相談先と自身の相性が良いかどうかも重要なポイントです。

少し素朴に聞こえるかもしれませんが、M&Aや事業承継が会社の将来を占う重大なイベントである以上、相談先は信頼に足る相手かどうかは大変重要です。
もし相談先との相性が悪く、相談すらも上手くできないようであればサポートを任せることは難しくなるでしょう。

逆に相性が良い相談先であればM&Aはもちろん、今後の経営についても様々なアドバイスが得られる可能性が高まりますし、日ごろの悩みや課題を解決する糸口が掴めるようになるかもしれません。

鉄骨工事のM&A・売却・譲渡相場

売却相場

鉄骨工事のM&A・売却・譲渡相場は具体的な数字としては出ていません。
日本はM&Aの内容を公開する文化があまり浸透しておらず、加えて売り手の内情や買い手の意志によって価格が変わるため、具体的な相場を見出すことは難しくなっています。

しかし、鉄骨工事会社の規模や実際にあったM&Aの傾向を踏まえると、数千万円~数億円程度の価格でM&Aが行われることが多いようです。
もちろん規模が大きい鉄骨会社であれば、十数億円以上の価格でM&Aが行われる可能性も高いでしょう。

自社の企業価値を算出する手段

自社の企業価値を算出する手段は総じて「バリュエーション」と呼ばれています。
これにはマーケットアプローチ、コストアプローチ、インカムアプローチという3つのやり方があり、それぞれを上手く組み合わせて企業価値を算出するのが一般的です。

バリュエーションは専門性の高いプロセスであり、特殊な計算式や財務の知識がないとできないことがあります。そのため、専門家に依頼しておくことがおすすめです。

鉄骨工事のM&A・売却・譲渡を行う際の注意点

注意点

ここでは鉄骨工事会社がM&A・売却・譲渡を行う際の注意点をお伝えしていきます。
注意点は以下の通りです。

  1. 1.M&A・会社売却は計画的に準備する
  2. 2.M&A・売却を行う目的を明確にする
  3. 3.M&A・売却の成立まで情報を公開しない
  4. 4.希望に近いM&A先の選定を行う
  5. 5.M&A・会社売却の専門家に相談する

1.M&A・会社売却は計画的に準備する

M&A・会社売却は計画的に準備するようにしましょう。

M&A・会社売却は様々なプロセスがあり、全てを効率的に進める必要があります。もしどれかのプロセスが遅滞すれば余計な時間を浪費することになります。
無駄な時間をかけるとコストもそれだけかかりますし、経営者を始め取り組んでいる人間の体力が減り、有効的な交渉ができなくなく恐れがあります。

M&A・会社売却を計画的に準備し、実行することは円滑な進行だけでなく、経営統合後の経営のクオリティを上げることにもつながります。
専門家と相談し、精度の高い計画を組み立てるようにしましょう。

2.M&A・売却を行う目的を明確にする

M&A・売却を行う目的は明確にしておくことが重要です。

単純に「事業承継したい」「経営不振から脱却したい」という目的だけではM&A・売却が成功する確率は下がります。
なぜならM&A・売却の真髄は経営統合することでシナジー効果を得ることであり、経営統合後の成長こそ最も重要視されるからです。

そのため、単純すぎたり、自社の都合ばかりに沿った目的を掲げても交渉は上手く進みません。相手の利益を踏まえ、買い手と売り手がシナジー効果を得ることを見越したうえで目的を設定するようにしましょう。

とりわけ鉄骨工事会社は専門性の高い技術を持つことが多く、買い手のニーズが鮮明になっていることが多いものです。相手のニーズを取り入れながら目的設定をすれば、M&A・会社売却が成功する可能性が高まります。

3.M&A・売却の成立まで情報を公開しない

M&A・売却を成功させたいなら、成立まで情報を公開しないことが重要です。

M&A・売却は経営統合を伴う結果、組織体制や労働環境などが大きく変わります。そのため、詳細が決まっていない状態でM&A・売却の情報が洩れると従業員や取引先、顧客を動揺させることにつながります。
最悪の場合、M&A・売却に反発した人材の漏洩が発生する恐れがあるでしょう。
鉄骨工事会社のように専門的な知識や技術に長けた人材が重視される業種だと、人材の漏洩は致命的なダメージになり得ます。

このような事態を防ぐためにはM&A・売却が成立するまで情報を一切公開しないようにしなければなりません。実際、M&Aは最終契約が締結するまで一切の情報を秘匿したうえで進めることが当たり前です。

M&A・売却はなるべく情報を知る人間を一部に絞り、水面下で進めるようにしましょう。
 

4.希望に近いM&A先の選定を行う

M&A先、すなわち買い手は希望に近い相手を選定するようにしましょう。

希望に近い相手でなければ理想的な売却益を達成することは難しいですし、何より自分の会社・事業を託せる相手であることは非常に重要です。

そのため、買い手を選ぶ際には財務状況をはじめ、経営理念やお互いの相性なども踏まえたうえで慎重に選定するようにしましょう。

5.M&A・会社売却の専門家に相談する

M&A・会社売却を行うのであれば、さきほどご紹介したような専門家に相談するようにしましょう。

M&A・会社売却を成功させるには専門的な知識や様々なスキルが必要になります。優れた専門家であればM&A・会社売却が円滑に進みますし、費やす時間を短縮できます。上手くいったケースだと半年以上かかるM&A・会社売却が1ヶ月で終了したケースもあります。

M&A・会社売却を行う際は必ず自分に合った専門家を味方につけておくようにしましょう。

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まとめ

まとめ

鉄骨工事会社を含め、様々な建築会社にとってM&Aは有効的な選択肢だといえます。
しかし、M&Aは専門家のサポートがなければ成功させることは難しいものです。
確実に成功させるうえでも優れた専門家の支援は得ておくようにしましょう。

【鉄骨工事のM&A・売却事例8選】

  1. 旭化成ホームズ×中央ビルト工業
  2. 那須電機鉄工×那須ストラクチャー工業
  3. エスイー×森田工産
  4. 小野工業所×博陽工業
  5. 瀧上工業×ケイシステックニジュウサン
  6. 小野建×森田鋼材
  7. PAULO SEIICHI ISHIBASHI×ナガワドブラジル
  8. 丸藤シートパイル×ディ・ケイ・コム

【鉄骨工事のM&A・売却が行われる背景】
  1. 関連業種を含めてM&Aが増加している
  2. 後継者問題・人材不足に悩む業者が多い
  3. 中小規模の鉄骨工事会社は将来性に不安を抱えている

【鉄骨工事のM&A・売却でおすすめの相談先】
  1. M&A仲介会社
  2. 地元にある金融機関
  3. 地元にある公的機関
  4. 地元の弁護士・会計士・税理士など
  5. マッチングサイト

【おすすめのM&A仲介会社】
  1. 株式会社M&A総合研究所
  2. 株式会社レコフ
  3. 株式会社TMAC
  4. ケンビレッジ株式会社
  5. 株式会社コーポレート・アドバイザーズM&A

【鉄骨工事のM&A・売却時の相談先の選び方】
  1. 自社と同規模のM&A案件を経験している
  2. 手数料・相談料などが分かりやすい
  3. 鉄骨工事業界のM&Aに精通している
  4. M&Aの知識が豊富
  5. 相性が良い

【鉄骨工事のM&A・売却・譲渡を行う際の注意点】
  1. M&A・会社売却は計画的に準備する
  2. M&A・売却を行う目的を明確にする
  3. M&A・売却の成立まで情報を公開しない
  4. 希望に近いM&A先の選定を行う
  5. M&A・会社売却の専門家に相談する

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