2020年2月28日更新都道府県別M&A

和歌山県の事業承継とは?M&A仲介会社ランキングもご紹介

和歌山県の多くの中小企業が、事業承継は会社に経営上の問題としているところが多いようですが、実際に計画をたてて進めているところは少ないようです。

目次
  1. 和歌山における事業承継とは
  2. 事業承継の流れや進め方
  3. 事業承継の方法
  4. M&Aを活用した事業承継
  5. 和歌山で事業承継に強いM&A仲介会社5選
  6. まとめ
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和歌山における事業承継とは

和歌山県内の中小企業を対象にした調査によると、事業承継は「経営上の問題の一つでして認識している」と答えた経営者が63.8%を占めており、「最優先の経営上の問題と認識している」としているのは12.8%となっています。 事業承継そのものを経営上の問題としている経営者は、全体の4分の3に相当しており、事業承継に関しては中小企業の経営者の意見は、「相続税の軽減など事業承継について国の全面的なバックアップが必要」とするものがあり、税制面や制度面での国の支援が必要だと考える意見が見られます。 このような結果の中で、事業承継の計画について問うアンケートで邪、「計画があるが、まだ進めていない」としているのは25.5%となっており、「計画があり、進めている」としているのは10.6%を推移しています。 実際に、事業承継の計画があるとしているのは36.1%にとどまり、「計画がない」としている経営者は25.5%と全体の4分の1に相当します。 事業承継を「最優先の経営上の問題と認識している」と回答した経営者ほど、「すでに事業承継を終えている」と答えた割合が高く、50.0%を占めています。 事業承継を問題視している経営者に計画があり、すでに進めている傾向がみられます。 また、年齢別でみても40代では「すでに事業承継を終えている」と回答したのは61.5%と最も高く、50代では「計画はあるがまだ進めていない」としているのが33.3%、「計画はない」が33.3%になっています。 さらに、60代では「計画はあるが、進めていない」が20.0%、「計画がない」が40.0%となっています。 事業承継は、一朝一夕で実行できるものではないのにも関わらず、年齢が50代、60代で「計画はあるが、進めていない」または「計画がない」という傾向が強いようです。 その背景には、「まだ事業を譲り予定がない」としている荷が37.5%と最も高く、次いで「後継者が決まっていない」が25.0%をしています。 また、「事業の将来性に不安がある」としているのは20.8%、「自社には不要(必要性を感じない)」としているのが16.7%となっています。 事業承継の計画があっても後継者不在を理由に進めていない場合もあり、事業に対する将来性の不安によって、計画を立てていない場合もあるようです。 和歌山における事業承継は、経営上の問題としえ捉える中小企業が多い一方で、後継者不在や事業の将来性に不安があるなどの理由で、計画があっても進められない、または計画がないと言った現状があるようです。

事業承継の流れや進め方

事業承継の進め方は、5つのステップを経て事業承継を実行します。 一つ目のステップは、事業承継に向けた準備の必要性の認識です。 事業承継は、経営者が必要性を感じなければ進められません。 そのため、まずは経営者に事業承継の必要性を感じてもらう必要があるのです。 また、事業承継は経営者を交代すれば完了と言うわけではないので、計画の策定も必要になります。 後継者の教育も考えると、事業承継の実行までには10年の期間が必要だとされています。 現経営者が概ね60歳になることには事業承継に着手するのが良いとされています。 日本の平均寿命が84歳を超える時代ですから、60歳では「まだまだ現役」と考える経営者も多いのも事実です。 しかし、いずれ現役を引退して後継者に後を引き継ぐことを考えると、60歳から準備を始めても70歳までには事業承継が実行されることになります。 経営者が自ら必要性を感じて着手できればよいですが、60歳前後では必要性を感じていない場合もあります。 取引先の金融機関や公認会計士、顧問税理士などが事業承継の準備の必要性を伝える役割になる場合もあります。 二つ目のステップは、経営状況・経営課題などの把握(見える化)になります。 事業承継は、後継者に「明日から君が経営者だよ」と伝えれば完了と言うわけではなりません。 その前に、会社の経営状況や経営課題などの把握をして、整理しておく必要があります。 それにはまず、会社の経営状況がどのようになっているのか明確にしておきます。 会社の資産や負債、自社の知的資産を明確にしておきます。 会社の資産や負債については貸借対照表などの財務諸表を観れば、状況を把握することができます。 知的資産については、現経営者の信用や会社が持つノウハウや技術、ブランド力などになります。 それが、どのような状況になっているのかしっかりと明確にしておきます。 現在の会社経営の強みとなっている部分と弱みとなっている部分を確認しておきます。 さらに、会社の事業内容によって業界内での自社の知名度やポジションも確認しておきます。 事業承継を親族内承継で実施する場合は、相続税対策なども検討する必要があり、後継者についても誰にするか、どのような方法でするかなども検討しなければならない問題となります。 会社の経営状況や課題を把握するには、専門家の知識も必要になるので金融機関や会計士、税理士の協力を得ると良いでしょう。 三つ目のステップは、事業承継に向けた経営改善(磨き上げ)になります。 二つ目のステップで会社の経営状況や課題を把握したら、今後の経営や事業承継に向けた経営改善をしていきます。 会社の弱みとなっている部分は、策を講じて改善しておきます。 会社の事業の競争力を強化したり経費の削減をしたりします。 また、会社の指揮命令の体制を整えて、職務権限を明確にして社内規定やマニュアルの整備なども必要であれば対策を実施します。 事業承継における磨き上げは、後継者が会社を引き継ぎたいと思わせることもポイントになります。 事業承継の準備に伴って、会社の総点検を実施して後継者が継ぎたいと思わせるようにあることも大切なことです。 四つ目のステップは、事業承継の計画の策定になります。 事業承継で、現経営者に子供や従業員に承継する場合は、中長期的で具体的な計画を策定します。 現経営者が会長となり、後継者が社長になる期間を含めて概ね10年間を事業承継の準備期間とする場合が多いでしょう。 現経営者の会社への思いや理念、方針なども引き継いでいくようにします。 事業承継を社外への承継とする場合は、M&Aを実施することになるので、M&A仲介会社を選定して買収先の企業とのマッチングを実施します。 五つ目のステップは事業承継及びM&Aの実行になります。 ステップ1から4を踏まえて、計画的に事業承継の準備をして、後継者への承継となります。 この時、税務や法務の手続きも必要になるので弁護士や税理士、会計士などに協力してもらうようにします。 M&Aについては、最終的な売買契約を結んでM&Aを成立させます。

事業承継の方法

事業承継の方法は、親族内承継と親族外承継、第三者への引継ぎの3つがあります。 新親族内承継は、現経営者の親族に事業を承継する方法を言います。 一般的には、現経営者の子息や子女又は子女の婿に事業を承継するパターンが多く、現経営者の急死などの場合は、配偶者が一旦事業を承継する場合もあります。 現経営者の子息や子女に事業を承継する場合は、一般的に社内や取引先などの関係者から心情的に受け入れられやすく、早めに後継者を決定することができるので、後継者教育などが早期に進めることができます。 また、相続などの財産や株式を後継者に移転できるので、所有と経営の分離を避けることができるとメリットがあります。 しかし、親族内に適任の後継者がいるとは限らず、親族内承継ができない場合もあります。 現経営者の相続人が複数いたり、親族に株主がいたりすると後継者に決定・経営権を集中させるのが難しくなる場合もあります。 親族内から後継者を選定する場合は、そのほかの相続人への配慮が大切になります。 親族外承継は、親族以外の人材を後継者とする方法です。 一般的には、会社の役員や従業員の中から適任だと思う人材を後継者とするパターンが多いでしょう。 会社の役員や従業員を後継者とする場合は、すでに会社の社員であることから経営方針や理念、事業内容などを教育する必要がないので、後継者教育の期間を短くすることができ、軽々の一体性を保ちやすいというメリットがあります。 しかし、親族以外の人材を後継者にするには、後継者候補となった人材が経営への強い意思を持っていることが重要となります。 また、事業承継をする時に株式の買い取りにかかる費用を準備できるか、という点に配慮しなければなりません。 従業員を徐々に昇格していき、資金が確保できるようにしたり金融機関などに働きかけて融資が受けられるようにしたりする必要があります。 そのほかには、持株会社を設立して資金調達するなどの方法をとるようにしましょう。 そのほかには、現経営者の個人債務保証の引継ぎなどに問題が生じる場合があるので、親族外承継をする場合は、現経営者の個人債務保証については解決しておかなければなりません。 次に第三者への引継ぎですが、一般的にはM&Aを実施して会社を売却することになります。 M&Aを実施する場合は、経営者個人が実施しようとしても難しいのでM&A仲介会社を介して買収先の会社を探すことになります。

M&Aを活用した事業承継

M&Aを活用した事業承継は、まずは事業承継を検討した時に後継者いない、現経営者が高齢になっているなどの理由によって、廃業を視野に入れて検討する場合があります。 しかし、業績もよく自社のノウハウや技術、雇用の問題を考えて時に、第三者に引継ぎをしようと言う結論に達することもあります。 この場合に、M&Aと言う方法で事業承継をすることになります。 M&Aは、合併と買収の意味を持ちますが、中小企業のM&Aの場合は買収を選択することが多いでしょう。 特に中小企業の場合は、株式譲渡や事業譲渡によってM&Aを実施する場合が多くみられます。 会社の売却を考える場合は、M&A仲介会社やアドバイザーに相談して買収してくれる会社を探してもらいます。 M&A仲介会社でなくても、地域の事業引継ぎセンターを活用してM&Aを実施することもできます。 しかし、事業引継ぎエンターも最終的には、M&A仲介会社に支援してもらうことになるので、どちらに相談しても良いでしょう。 M&A仲介会社の利用は、M&Aの仲介依頼を申し込むと仲介に関する契約を結びます。 仲介会社によっては、着手金の支払いを請求される場合もあります。 その後、売却しようとしている会社の企業評価を実施して売買価格を算出します。 すると、買収してくれる会社をマッチングします。 1社の売却希望に対して、数社の買収先の会社を紹介してくれます。 よりよく売買を実施するには、売却する会社の経営者が具体的な希望を提示する必要があります。 例えば、「できるだけ高く買って欲しい」や「社員の雇用は守って欲しい」、「会社名は残して欲しい」などの希望を整理しておきます。 M&A仲介会社はその希望の条件に合った買収先の会社を探します。 買収先の会社が決まると数回の交渉をして、基本合意を結び、買収監査(デューデリジェンス)を実施して、最終的な売買契約を結んでクロージングとなります。 漠然と「会社を売却したい」と言っても、買収先の会社が見使えるわけではありません。 買収先の会社が「その会社なら買いたい」と思われるように、会社の経営状況や課題を把握して、改善しておく必要があります。

和歌山で事業承継に強いM&A仲介会社5選

株式会社M&A総合研究所

M&A総合研究所

出典:https://masouken.com/

全国のM&A案件の取り扱いをしており、中小企業のM&Aも実現させる仲介会社です。
規模の小さい企業がM&Aを実施することが考えられますが、そのような案件にも対応しています。
また、M&Aプラットフォームや日本最大級のM&Aメディアからの情報によって、短期間でマッチングを行うので、人件費の削減を可能にしているため、他者よりも低い価格でM&Aの成立を目指すことができるのです。
通常のM&A取引は、交渉から成立まで半年から1年程度かかる場合もありますが、早いクロージングを目指し、平均して3ヶ月から6ヶ月でクロージングを行います。
それを可能にしているのは、M&Aプラットフォームを利用した独自のAIシステムによって早期にマッチングを行います。
安心してM&Aのサポートを受けることができるでしょう。

株式会社日本M&Aセンター

株式会社日本M&Aセンター

出典:https://www.nihon-ma.co.jp/

株式会社日本M&Aセンターは本社が東京都にありますが、大阪、名古屋、福岡に支店を持ち、札幌、中四国、沖縄に営業所を構えています。 また、全国の地方銀行の90%、信用金庫の80%、会計士事務所817件と提携があり、全国の中堅、中小企業のM&Aのサポートをしています。 東証一部上場も果たしており、全国規模のネットワークが確立されているので安心して仲介を依頼できる会社です。 1991年4月の会社設立以、M&Aの成約実績は4500件を超え、年間649件のM&Aの成約を果たしています。 株式会社日本M&Aセンターは、M&Aが成約できれば完了と言う考え方ではなく、M&Aが成約したその先も会社の統合や発展が重要であるという考え方から、M&A成約後のフォロー体制も整っています。 M&A業界のリーディングカンパニーとしての力があり、M&Aの成約実績も豊富な仲介会社です。

株式会社共生基盤

株式会社共生基盤

出典:https://www.kyoseikiban.com/

株式会社共生基盤は本社を東京都に構えていますが、全国のM&A案件の実績があります。 中でも、小規模M&Aの実績が多く、和歌山県の中小企業の中でも規模が小さき会社でもM&Aの相談に乗ってくれます。 株式会社共生基盤では、M&Aの可能性簡易診断サービス「Ureruca」を運営しており、実際に会社を売却しようと考えている経営者自身が簡易診断を受けることができます。 診断の方法は、一般法人、個人事業主、医療法人などと3つのタイプに分けて、1分程度の診断がインターネットでできるようになっています。 問い合わせは、インターネットを通じてできるので和歌山県に所在地がある会社でもいつでも問い合わせをすることができます。 問い合わせをすると24時間以内に何らかの返事が来るので、レスポンスが早い仲介会社ともいえます。 M&A仲介に関してもしっかりとサポートをしてくれるので、安心して依頼することができるでしょう。

株式会社フォーバル

株式会社フォーバル

出典:https://www.forval.co.jp/

株式会社フォーバルは本社が東京都にあり、東証一部上場している信頼性の高いM&A仲介会社になります。 株式会社フォーバルでは、「フォーバル事業承継」を運営しており、事業承継における後継者問題や先行き不安などの中小企業や小規模企業の経営者の悩みを解決しながら、事業承継のサポートをしています。 事業承継における経営者に悩みに寄り添いながら、M&Aで買い手が付く会社はとても素晴らしいこと、という考えのもとにM&Aに限らず事業承継にかかわる問題をサポートしてくれます。 豊富なノウハウと実践的なアドバイスができ、グループで2万社を超える中小企業や小規模企業の経営者と向き合ってきた実績があります。

大西会計事務所

大西会計事務所

出典:https://onishi-act.com/

大西会計事務所は、和歌山市に所在地をおく会計事務所で、株式会社日本M&Aセンターとの提携によって、全国のM&A案件を紹介してくれます。 主な業務は財務や税務にかかわるコンサルティングを実施していますが、M&Aのニーズにこたえて和歌山県内の会計事務所ですが、M&Aのサポートを実施しています。 M&Aについては、提携をしているCSマネジメントM&Aセンターが実施しており、しっかりとサポートしてくれるでしょう。 大西会計事務所は、税理士が会社の代表を務めており、在籍するスタッフにも税理士の資格を保有している人がいるため、会社の税務についても相談できるでしょう。

まとめ

和歌山県の多くの中小企業が、事業承継は会社に経営上の問題としているところが多いようですが、実際に計画をたてて進めているところは少ないようです。 現在、日本の中小企業は事業承継に向けて支援していく必要があるとされていますが、和歌山県においても同様のことが言えます。 中小企業の経営者が高齢になるにつれて、事業承継の問題は大きなものになっていきます。 何らかの方法で事業承継を進めていくべきですし、親族内承継、従業員承継が難しい場合はM&Aを選択するように認知度を高めていく必要があるでしょう。

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