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2019年11月28日更新
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M&Aブティックとは?年収やランキング

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この記事の監修専門家
M&A総合研究所 公認会計士
高谷 俊祐

M&Aの専門家であるM&Aブティックは、効率的にM&Aを遂行する上で欠かせない存在です。M&Aに慣れている経営者でない限りM&Aを独力で遂行する事は困難であり、M&Aブティックを活用します。M&Aブティックの業務・仕事内容、M&Aブティックの年収・報酬、M&Aブティック一覧・ランキングを解説します。

目次
  1. M&Aブティック
  2. M&Aブティックとは?M&Aブティックの意味
  3. M&Aブティックの業務・仕事内容
  4. M&Aブティックの年収・報酬
  5. M&Aブティック一覧
  6. M&Aブティックのランキング
  7. まとめ

M&Aブティック

M&Aには、売り手買い手以外にも様々なプレイヤーが関係します。

M&Aに関係するプレイヤーの一つに、「M&Aブティック」が存在します。

M&Aブティックとは、M&A業務を行う専門家集団を指しており、M&Aアドバイザリーと同様の意味です。

今回の記事では、M&Aブティックに関する基本知識を解説します。

M&Aブティックとは?M&Aブティックの意味

まず初めに、M&Aブティックの意味をお伝えします。

ビジネスにおいて「ブティック」と言う場合には、何かしらの専門分野に特化したアドバイザリーやコンサルティングファームを指します。

基本的には売り手・買い手のいずれかの立場でM&A業務を行いますが、日本では仲介としてM&Aを支援するブティックも存在します。

M&Aでは会計や法務等の分野に関して、非常に高度な専門知識が必要となります。

余程M&Aに慣れている経営者でない限りM&Aを独力で遂行する事は困難である為、M&Aブティックの専門性を活用するケースが殆どです。

大規模なM&Aであるほど専門性や複雑性が高まるので、名の知れた企業同士のM&Aには、ほぼ必ずM&Aブティックが関与しています。

M&Aブティックの業務には、M&Aに必要な会計や税務、法務等の高度な専門知識が求められます。

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M&Aアドバイザリーの重要性とは?ランキングや業務内容、M&A仲介との違いを解説

M&Aブティック(M&A仲介会社)であるM&A総合研究所は、公認会計士が在籍にしています。そのため公認会計士の資格を持つアドバイザーがM&A支援を行ってくれるようになっています。

このように、専門的な知識に長けたプロフェッショナルが対応してくれるM&AブティックはM&Aの成功率を引き上げてくれるでしょう。
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そもそものM&Aの定義・意味合いについては「M&Aとは?M&Aの意味をわかりやすく解説!」の記事をご参照ください。

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M&Aブティックの業務・仕事内容

この項では、M&Aブティックが遂行する主な業務をご紹介します。

⑴M&A仲介(相手探しや交渉)

M&Aブティックの中には、相手探しや交渉等の仲介業務を遂行する所も存在します。

相手探し(買収候補探し)の際には、シナジー効果や業界の成長性等を考慮して、最大限の利益を得られるM&A相手を選定します。

M&A候補が見つかったら交渉プロセスに入りますが、当事会社同士のみでは交渉が平行線となる可能性があります。

仲介形式のM&Aブティックは、双方の満足化が最大限となる様に、交渉を公平な第三者の立場から進めます。

アドバイザリー形式のM&Aブティックは、自身の付いている会社の利益を最大化する為に、交渉を有利に進める役割を担います。

M&Aの仲介を進める為には、高いコミュニケーションスキルや交渉スキルが求められます。

ただ、最近はM&A仲介サイトを運営しているM&Aブティックも多く、ユーザーが自分で買い手や売り手を探せるようになっているものが増えています。

実際M&A総合研究所にように、買収ニーズを登録しておくだけで条件に合った売却案件のマッチングをやってくれるM&A仲介サイトはかなり有用です。

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⑵バリュエーション

バリュエーションとは、M&Aの買収価格を決定する業務です。

M&Aのバリュエーションには、「コストアプローチ」や「マーケットアプローチ」といった様々な方法があります。

M&Aで最大限の利益を獲得する為には、状況や現実に応じて最適なバリュエーション方法を用いる必要があります。

M&Aブティックでバリュエーションの業務を遂行する為には、ハイレベルな会計や財務の能力が必要です。
※関連記事
バリュエーションとは?バリュエーションの方法と注意点

⑶デューデリジェンス

デューデリジェンスとは、M&A候補である企業に関して様々な観点から調査するプロセスです。

買い手企業には偶発債務等様々なリスクが伴っており、M&A後にリスクが顕在化した場合は買い手側の利益が損なわれます。

M&Aに介在するリスクを発見・対処する為に、デューデリジェンスはM&Aブティックが行う重要な業務です。

デューデリジェンスには財務やIT、税務、法務等様々な領域があり、それぞれ必要な知識やスキルが異なります。

財務であれば公認会計士、法務であれば弁護士が遂行するケースが一般的です。
M&Aブティックで働きたい方は、上記の資格(知識)を保有していると有利です。
※関連記事
デューデリジェンスとは?目的・方法・種類

⑷契約書作成

M&Aのプロセスでは、様々な契約書を作成します。

秘密保持を約す為の「秘密保持契約書」や基本合意時点で締結する「基本合意契約書」などが、主なM&Aの契約書です。

M&Aの契約書を作成する為には、法律に関する専門知識が必要です。

M&Aブティックで契約等の業務を実施したいのであれば、弁護士等の法務資格(知識)が役立ちます。

※関連記事

M&A仲介会社を比較!M&A仲介会社のランキング、仲介手数料を解説します

M&Aブティックの年収・報酬

非常に高度な知識が必要となるM&Aブティックですが、年収はどの程度なのでしょうか?

有価証券報告書を提出しているM&Aブティックを見てみると、平均年収は約1,200万円程度となります。業務に必要な知識が高度なだけあって、他の業種よりも遥かに高額な年収です。

M&Aブティックの中でも、外資系やM&A仲介会社は平均年収が特に高い傾向にあります。給与体系にもよりますが、2,000万円〜3,000万円もの年収を稼ぐことも可能です。

必要とされる知識やスキルの高さや業務の大変さを考慮すると、M&Aブティックの年収には納得できます。

M&Aブティック一覧

この項では、M&Aブティックの一覧を示します。

⑴外資系投資銀行

資産運用等を主な業務とする外資系投資銀行の中には、M&Aブティックの業務を行う所もあります。

M&Aブティックとしての外資系投資銀行は、主に大規模なクロスボーダー案件をメインに取り扱います。

主なM&Aブティックとしては、以下の外資系投資銀行があります。

  • ゴールドマン・サックス
  • ラザード
  • モルガン・スタンレー

⑵経営コンサルティングファーム

M&Aブティックの業務を行う経営コンサルティングファームは、デューデリジェンス等専門的な業務を強みとしています。

主なM&Aブティックとしては、下記の経営コンサルティングファームがあります。

  • デロイトトーマツ
  • PwCアドバイザリー合同会社
  • アクセンチュア

⑶M&A仲介会社

本来M&Aブティックは売り手か買い手の片方に付きますが、仲介の立場となるM&Aブティックも存在します。

M&A仲介会社のブティックとしての特徴は、主に中小企業の案件を積極的に取り扱う点です。

主なM&Aブティックとしては、下記のような仲介会社があります。

  • 日本M&Aセンター
  • 株式会社ストライク
  • M&Aキャピタルパートナーズ
これら以外にもおすすめのM&A仲介会社としてM&A総合研究所が挙げられます。
M&A総合研究所は会計士が在籍しており、豊富な経験を持つアドバイザーが対応してくれる一方、業界最安値の水準の報酬設定になっているため、リーズナブルにサポートを受けられます。
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⑷証券会社

一部の証券会社では、M&Aブティックとしての部署を持っています。

案件の規模よりも取り扱う案件数を重視しており、非常に成約件数が多い点が特徴のM&Aブティックです。

主なM&Aブティックとしては、下記の証券会社があります。

  • 野村証券
  • 大和証券
  • SMBC日興証券

⑸メガバンク

経営資源が豊富なメガバンクでは、M&Aブティックとしての業務も取り扱います。

仲介会社とは異なり、比較的規模の大きいM&A案件を担う傾向があります。

主なM&Aブティックとしては、下記のメガバンクがあります。

  • みずほフィナンシャルグループ
  • 三井住友フィナンシャルグループ
  • 三菱東京UFJフィナンシャルグループ

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M&Aのディールとは?ディールサイズ・取引規模を把握しディールの成功へ

M&Aブティックのランキング

最後に「トムソン・ロイター」の発表している、ランクバリューを基準としたM&Aブティックのランキングをご紹介します。

ランクバリューとは、取引金額から負債引継ぎ額を差し引き、被買収企業(売り手会社)の貸借対照表における純負債額を加算した金額です。

難しい概念ですので、取り扱ったM&A取引の総額という認識で結構かと思います。

M&Aブティックのランキング(2018年度第二四半期)は下記になります。

  1. 野村証券(29,147億円)
  2. 三菱UFJモルガン・スタンレー(24,448億円)
  3. みずほフィナンシャルグループ(17,612億円)
  4. GCA(12,758億円)
  5. バンクオブアメリカ・メリルリンチ(12,234億円)

国内証券最大手の野村証券が、M&Aブティックランキングのトップに来ています。野村証券は取り扱い案件数が多い為、その影響により金額面でもトップになっていると考えられます。

外資系M&Aブティックである「GCA」や「バンクオブアメリカ・メリルリンチ」も、ランキング上位に食い込んでいます。
外資系M&Aブティックは、一件あたりの取引金額の高さが特徴です。取り扱う案件の規模次第では、今後外資系M&Aブティックが更にランキング上位に来る可能性は十分にあります。

今後M&Aブティックのランキングがどの様に変動するか気になる方は、次期の発表を待ちましょう。

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まとめ

今回は、M&Aブティックに関して解説しました。

M&Aの専門家であるM&Aブティックは、効率的にM&Aを遂行する上で欠かせない存在です。

M&Aブティックで働きたい方は、会計や税務等の専門知識を習得すると良いでしょう。非常に高度な知識やスキルが必要となる分、年収や達成感等のリターンは非常に大きいです。

要点をまとめると下記になります。

  • M&Aブティックとは

→M&A業務を行う専門家集団

  • M&Aブティックの業務

→M&A仲介(相手探しや交渉)、バリュエーション、デューデリジェンス、契約書作成

  • M&Aブティックの年収

→平均で1,200万円程度。外資系やM&A仲介会社は特に高い傾向がある

  • M&Aブティックの一覧
  1. 外資系投資銀行→ゴールドマン・サックス、ラザード、モルガン・スタンレー
  2. 経営コンサルティングファーム→デロイトトーマツ、PwCアドバイザリー合同会社、アクセンチュア
  3. M&A仲介会社→日本M&Aセンター、株式会社ストライク、M&Aキャピタルパートナーズ
  4. 証券会社→野村証券、大和証券、SMBC日興証券
  5. メガバンク→みずほフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループ、三菱東京UFJフィナンシャルグループ
  • M&Aブティックのランキング(国内M&A:ランクバリュー)
  1. 野村証券(29,147億円)
  2. 三菱UFJモルガン・スタンレー(24,448億円)
  3. みずほフィナンシャルグループ(17,612億円)
  4. GCA(12,758億円)
  5. バンクオブアメリカ・メリルリンチ(12,234億円)

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