M&Aとは?意味や動向とM&Aを行う目的・メリットなどをわかりやすく解説!
2022年6月6日更新会社・事業を売る
合併比率とは?非上場、新設合併、債務超過の算定方法【事例あり】
合併比率とは、消滅会社の株主に対して、持ち株数に応じて交付される株式の比率のことです。消滅する株式の価値に応じた株式が交付されなければ不公平になるため、適切な比率を設ける必要があります。本記事では、合併比率の算定方法をケース別に解説します。
合併比率とは?
合併比率とは、合併により消滅する会社の株主に対して、保有する株式の数に応じて割り当てられる存続会社または新設会社の株式の比率のことです。
そもそも合併とは、複数の法人格を一つに統一するM&A手法のことです。合併される側の消滅会社は、あらゆる権利義務を存続会社に包括的に承継した後、消滅することになります。
消滅会社の株式も消滅することになるため、消滅会社の株主が保有する株式と等価になるように新しく株式を割り当てます。この比率が適当でない場合は存続会社と消滅会社の株主間で不公平が生じることもあるので、適切な比率を設定する必要があります。
合併前 | 合併時 | 合併後 | |||
存続会社株主 100株 |
消滅会社株主 100株 |
存続会社株主 100株 |
消滅会社株主 合併により100株消滅 存続会社より株式交付を受ける |
存続会社株主 100株 |
消滅会社株主 ?株 |
合併比率は時価と株主構成とのバランスが重要
合併に関わる会社の株価が等価なケースはほとんどありません。片方の株価の方が高い時に合併比率を1:1に定めた場合、株価が高い株主が損をして、株価が低い株主が得が大きくなることを意味します。
そのため合併比率は、消滅する株式と割り当てる株式の価値が等価になるように比率を決定することが基本です。
また、合併比率に基づいて株式の割り当てを行うと、合併後の株主構成のバランスも変わります。株式会社では株式保有率に応じて行使できる権利が増えていくので、合併後の株主構成も意識する必要があります。
【合併比率1:1の場合】
合併時 | 合併後 | ||
存続会社株主 100株 |
消滅会社株主 合併により100株消滅 存続会社より100株交付 |
存続会社株主 100株 |
消滅会社株主 100株 |
【合併比率1:0.5の場合】
合併時 | 合併後 | ||
存続会社株主 100株 |
消滅会社株主 合併により100株消滅 存続会社より50株交付 |
存続会社株主 100株 |
消滅会社株主 50株 |
合併比率を決める際は時価と株主構成の調整が必要
合併比率の決定の際は、株主が保有する価値が変化しないように留意しなくてはなりません。株価は包括承継する資産・権利義務に対するものなので、割り当てられる株式もそれに見合うものである必要があります。
この原則が守られない場合は片方の株主が一方的に得をするためもう片方の株主から反対されることが一般的ですが、仮に成立した場合は贈与とみなされて、割り当てを受けた株主に贈与税が課せられることになります。
例えば、会社時価1億円の会社同士が合併する場合、下記のように1:1で行うと、公平性・妥当性のある合併を実現することができます。
【合併比率1:1の場合】
合併前 | 合併後 | ||
存続会社時価1億円 | 消滅会社時価1億円 | 存続会社時価2億円 | |
存続会社株主 100株(持分1億円) |
存続会社株主 100株(持分1億円) |
存続会社株主 100株(持分1億円) |
消滅会社株主 100株(持分1億円) |
また、株主構成の変更による影響は様々です。株式保有率が、1/2を超えると実質的に経営権を獲得することとなり、2/3を超えると株主総会の特別決議を独断で可決できるようになります。
これらの行使権限は株式会社の経営に大きく影響を及ぼすため、株主構成の調整も怠ってはいけません。
非上場会社の合併比率の算定方法
合併比率は株式の時価が重要であることをみてきましたが、株式が証券取引所を通じて広く売買されている上場会社と違って、非上場会社は株式を一般公開していないため明確な株価がありません。
そのため非上場会社の合併比率を決定するために、まず企業価値評価を行って1株あたりの評価額を算出することから始めます。
非上場会社の企業価値評価は、「時価純資産法」や「類似企業比較法」、「DCF法」などを用いることが一般的です。手法によって基準や目安が違うので、何を用いるかにより算出結果は大きく異なります。
企業価値評価により1株あたりの評価額が算出できたら、対等な割り当てになるように合併比率を決定します。
また、合併比率を決める際は財産評価基本通達に基づいて算出することもあります。非上場会社の大半を占める同族会社グループ内の合併は、一般的な企業価値評価に従って合併比率を算出すると株主間の贈与として、課税関係が生じる可能性があるためです。
財産評価基本通達は、原則的評価(純資産価額方式・類似業種比準方式)と特例的評価(配当還元方式)の3つの方式があります。定められている基準に従って一つの方式を選択して1株あたりの評価額を算出します。
新設合併の合併比率の算定方法
新設合併とは、合併に関わるすべての法人格を消滅させた上で、新設する会社に権利義務を承継させるM&A手法です。新設会社の株式を取得対価とするため、合併比率を決めるにあたりまずは新設会社の1株あたりの評価額を算出します。
企業価値評価に使う評価方法は、「インカムアプローチ」や「マーケットアプローチ」、「コストアプローチ」の中から選択します。
基本的には、市場のデータを参照するマーケットアプローチか、将来的な収益価値を考慮するインカムアプローチが適切であることが多いです。
合併比率に関しては、1:1に近い状態になることが多いです。新設合併は、吸収合併よりも対等に近い会社同士で行われることが多いので、両社の株主に割り当てられる合併比率も1:1に近くなります。
債務超過の合併比率の算定方法
消滅会社が債務超過の場合、抱えている負債が資産価値を上回っているため、消滅会社の株価はゼロに近い状態です。
複数存在する評価方法のうちいずれを用いたとしてもゼロあるいはマイナスとなるため、合併比率もゼロになります。つまり、合併により消滅会社の株式が消滅しても、存続会社から消滅会社に対する株式交付は行われません。
このように対価が全く交付されない合併のことを無対価合併といいます。無対価合併は、適格合併の要件を満たすことができないため、非適格合併となり様々な不利益が生じます。
適格合併は債務超過会社の繰越欠損金を引き継ぐことで法人税の負担を抑えられますが、非適格合併は繰越欠損金の引継ぎを認めていません。赤字計上を有効活用できなくなるので、単に経営状態を悪化させてしまうだけになる恐れがあります。
他にも非適格合併は課税の繰り延べもできないなどのデメリットもあります。合併のメリットを最大限に活用するためには適格合併が望ましいので、無対価合併はできる限り避けたい選択肢といえます。
そこで、合併比率を限りなくゼロに近い状態で株式を交付する方法があります。1:1,000のような極端な合併比率で交付することで、存続会社の株主の損失を最小限に抑えつつ非適格合併を回避することができます。
M&A・合併のご相談はM&A総合研究所へ
M&A総合研究所は、M&A・事業承継サポートを手掛けているM&A仲介会社です。中堅・中小規模の仲介を得意としており、非上場会社の合併に関しても適格なサポート体制が整っています。
仲介サポートはM&Aの経験豊富なアドバイザーが担当します。培った経験・ノウハウを活かし、ご相談からクロージングまで親身になってサポートを行います。
料金体系は成約するまで完全無料の「完全成功報酬制」です。(※譲渡企業様のみ。譲受企業様は中間金がかかります)
無料相談は随時お受けしていますので、M&Aや合併にお悩みの際は、お気軽にM&A総合研究所までご連絡ください。
合併企業と合併比率の算定事例
合併比率の算定は、時価や株主構成バランスを考慮した上で決定する必要があります。この章では、過去の合併事例を合併比率やその算定方法に着目しながら紹介します。
【合併企業と合併比率の算定事例】
- 日本創発グループによる合併比率の算定
- ファミリーマートによる合併比率の算定
- 京セラによる合併比率の算定
- サイバーリンクスによる合併比率の算定
- 片倉チッカリンによる合併比率の算定
- 第一三共による合併比率の算定
1.日本創発グループによる合併比率の算定
日本創発グループ
2017年8月、日本創発グループは日本創発グループを存続会社、グラフィックグループを消滅会社とする吸収合併を行うことを公表しました。合併比率は、日本創発グループ:グラフィックグループ=1:6です。
合併比率の算定は、第三者機関を選定し両社間の協議を行った上で決定したものとされています。両社の株主にとって不利益を与えるものではなく、妥当な合併比率であるとして合意に至っています。
グラフィックグループは、商業印刷会社の日経印刷の完全親会社です。日経印刷は高度な情報管理と優れた企画・デザイン性を携えており、教育・金融・各省庁発行の白書などのあらゆる分野で豊富な実績を保有しています。
今回の合併により日経印刷は日本創発グループの傘下に入ります。各社の経営資源を共有することで、製造効率や品質の向上を目指し、グループの企業価値向上を図ります。
2.ファミリーマートによる合併比率の算定
ファミリーマート
2016年9月、ファミリーマートはファミリーマートを存続会社、ユニーグループ・ホールディングスを消滅会社とする吸収合併を行いました。合併比率は、ファミリーマート:ユニーグループ・ホールディングス=1:0.138です。
合併比率の算定には、「株式市価法」や「DCF法」等が用いられています。各社の前年度比の大幅な減益を考慮した上で算出されました。
ユニーグループ・ホールディングスは、総合・食品スーパーの大手グループです。創業時は履物店でしたが、2016年の合併までにスーパーやコンビニ等の小売事業を拡充させ、事業の多角化を行っています。
両社は以前より経営統合を前提とした協議を行っており、理念が一致したことで今回の吸収合併へと至りました。今後は経営資源を活用して消費者・取引先・株主に対して貢献するとしています。
3.京セラによる合併比率の算定
2016年5月、京セラは京セラを存続会社、日本インターを消滅会社とする吸収合併を行うことを公表しました。合併比率は、京セラ:日本インター=1:0.032です。
合併比率は、両社が別個に第三者機関に合併比率の算定を委託することで、公正性・妥当性が保たれています。その上で両社間で協議を行い、最終的に妥当であるという判断のもと決定されました。
日本インターは、ディスクリート事業やモジュール事業を中核事業とする会社です。特に電力を制御・交換する電子部品のパワー半導体の製品販売に注力しています。
今回の合併の目的は、日本インターの経営状態の悪化への対応とされています。日本インターの経営状態の回復には経営基盤の強化が必要不可欠という判断により、合意に至りました。
4.サイバーリンクスによる合併比率の算定
サイバーリンクス
2015年7月、サイバーリンクスはサイバーリンクスを存続会社、ニュートラルを消滅会社とする吸収合併を行うことを公表しました。合併比率は、サイバーリンクス:ニュートラル=1:19です。
合併比率は、両社の財務・資産・将来の見通し等の要因を勘案した結果、妥当性があると判断されたものです。本合併により、サイバーリンクスは普通株式50,540株を交付しています。
ニュートラルは、EDIシステム開発会社です。スーパーマーケットやドラッグストア等の小売業や、流通卸売メーカー向けに開発・販売を行っています。
ニュートラルのEDI分野における経験・ノウハウを活用することで、サイバーリンクスが新たなターゲットとする小規模卸売業メーカーを対象としたEDIサービスの展開を強化するとしています。
5.片倉チッカリンによる合併比率の算定
片倉コープアグリ(旧:片倉チッカリン)
2015年2月、片倉チッカリンは片倉チッカリンを存続会社、コープケミカルを消滅会社とする吸収合併を行うことを公表しました。合併比率は、片倉チッカリン:コープケミカル=1:0.275です。
合併比率の算定は、両社が別々に第三者の算定機関に委託することで行われています。DCF法による評価をベースとして、市場株価法の評価レンジも考慮する形で算出されました。
コープケミカルは、米麦向け化成肥料を得意とする肥料メーカーです。東日本を地盤として、リン酸系化学肥料を使った鉱物系の新素材の製造も手掛けています。
両社が各々培ってきた技術力や製品開発力を共有することで、双方の事業領域を拡大させて生産者のニーズへの対応力を強化するとしています。
6.第一三共による合併比率の算定
2014年4月、第一三共はインド子会社のランバクシー・ラボラトリーズ社(ランバクシー)を消滅会社、サン・ファーマシューティカル・インダストリーズLtd.(サン・ファーマ)を存続会社とする吸収合併を行うことを公表しました。合併比率は、ランバクシー:サン・ファーマ=1:0.8です。
合併比率は、両社が独自に委託したアドバイザーによる算定結果を基準としたものです。その上で交渉・協議を経て最終決定されました。
ランバクシーは、インドの後発医薬品メーカーです。2008年に第一三共が約5000億円を投じて買収した会社でしたが、米食品医薬品局(FDA)の査察によりずさんな管理体制が発覚したことを機会に、経営状況が一変しています。
本件の合併は、グループのお荷物になっているランバクシーを清算する方法としてうってつけでした。公表当時の市場歓迎ムードも強く、日経平均2%弱の下げに対して第一三共の株価は3.3%上がる結果となりました。
まとめ
本記事では、合併比率の算定方法についてみてきました。合併比率は株主にとって重要な数値なので、不公平が生じないように慎重に決定する必要があります。
詳細な算定方法は、合併手法や合併に関わる会社の状況によって変わります。場合によっては会社にも大きな不利益を与えかねないため、柔軟に対応するためにも、M&Aや合併に関する専門家に相談することをおすすめします。
【合併比率まとめ】
- 合併比率とは合併により消滅する会社の株主に対して、保有する株式の数に応じて割り当てられる存続会社または新設会社の株式の比率のこと
- 合併比率は時価と株主構成とのバランスが重要
M&A・事業承継のご相談なら24時間対応のM&A総合研究所
M&A・事業承継のご相談は成約するまで無料の「譲渡企業様完全成功報酬制」のM&A総合研究所にご相談ください。
M&A総合研究所が全国で選ばれる4つの特徴をご紹介します。
M&A総合研究所が全国で選ばれる4つの特徴
- 譲渡企業様完全成功報酬!
- 最短49日、平均6.6ヶ月のスピード成約(2022年9月期実績)
- 上場の信頼感と豊富な実績
- 譲受企業専門部署による強いマッチング力
M&A総合研究所は、M&Aに関する知識・経験が豊富なM&Aアドバイザーによって、相談から成約に至るまで丁寧なサポートを提供しています。
また、独自のAIマッチングシステムおよび企業データベースを保有しており、オンライン上でのマッチングを活用しながら、圧倒的スピード感のあるM&Aを実現しています。
相談も無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。
あなたにおすすめの記事
M&Aとは?意味や動向とM&Aを行う目的・メリットなどをわかりやすく解説!
近年はM&Aが経営戦略として注目されており、実施件数も年々増加しています。M&Aの特徴はそれぞれ異なるため、自社の目的にあった手法を選択することが重要です。この記事では、M&am...
買収とは?用語の意味やメリット・デメリット、M&A手法、買収防衛策も解説
買収には、友好的買収と敵対的買収とがあります。また、買収に用いられるM&Aスキーム(手法)は実にさまざまです。本記事では、買収の意味や行われる目的、メリット・デメリット、買収のプロセスや...
現在価値とは?計算方法や割引率、キャッシュフローとの関係をわかりやすく解説
M&Aや投資の意思決定するうえでは、今後得られる利益の現時点での価値を表す指標「現在価値」についての理解が必要です。今の記事では、現在価値とはどのようなものか、計算方法や割引率、キャッシ...
株価算定方法とは?非上場企業の活用場面、必要費用、手続きの流れを解説
株価算定方法は多くの種類があり、それぞれ活用する場面や特徴が異なります。この記事では、マーケットアプローチ、インカムアプローチ、コストアプローチといった株価算定方法の種類、株価算定のプロセス、株...
赤字になったら会社はつぶれる?赤字経営のメリット・デメリット、赤字決算について解説
法人税を節税するために、赤字経営をわざと行う会社も存在します。しかし、会社は赤字だからといって、必ず倒産する訳ではありません。逆に黒字でも倒産するリスクがあります。赤字経営のメリット・デメリット...
関連する記事
税務DDの目的や手順・調査範囲を徹底解説!M&Aにおけるリスクは?
M&Aの成功のためには、税務DD(デューデリジェンス)が重要です。税務DDとは、企業が他の企業を合併や買収する際に行う重要な調査の一つです。本記事では、税務DDの目的、手順、調査範囲、実...
事業譲渡と合併との違いとは?種類からメリット・デメリットまで徹底解説!
事業譲渡と合併は有効な事業統合のスキームで、さまざまなM&Aで導入されているのが現状です。双方ともに有効な事業統合のスキームですが、手続きや手法などさまざまな違いがあります。 本記...
株式交付とは?株式交換との違いから手続き手順・メリット・デメリットを解説!
株式交付は有効なM&Aの手法で企業の合併や買収の際に使用され、手続きが難しいので正しく把握しなければスムーズに取引を進めることはできません。 そこで本記事では株式交付を詳しく解説し...
兄弟会社とは?意味や関連会社・関係会社との違いを詳しく説明!
本記事では、兄弟会社とは何か、その意味と構造、関連会社や関係会社との違いについて詳しく解説します。兄弟会社の役割、設立のメリットと課題、それぞれの会社タイプが持つ独自のポイントと相互の関係性につ...
法務デューデリジェンス(法務DD)とは?目的から手続きの流れまで徹底解説!
M&Aは事業継続やシェア拡大の目的達成のために行われ、その取引を成功させるためにも法務デューデリジェンスは欠かすことができません。そこで本記事では法務デューデリジェンス(法務DD)を詳し...
トップ面談とは?M&Aにおける役割や進め方・成功のためのポイントも解説!
トップ面談は、M&Aの条件交渉を始める前に行われる重要なプロセスです。当記事では、M&Aにおける役割や基本的な進め方を確認しながらトップ面談の具体的な内容と知識を解説します。トッ...
ディスクロージャーとは?M&Aにおける意味やメリット・デメリットまで解説!
ディスクロージャーは、自社イメージの向上や株価の上昇を実現する目的として実施されることが多いです。 本記事では、そんなディスクロージャーの意味や種類、メリットとデメリット、実施のタイミングなど...
連結会計とは?連結財務諸表の作成方法から修正・おすすめ管理システムまで紹介!
対象の財務諸表を連結修正を行って正しい金額(連結会計)に再計算をする必要があります。ここでは、そもそも連結会計とはどういうものなのか、連結決算には絶対必要な連結財務諸表の作成方法から連結修正の方...
【2024年最新】webメディア売却の事例25選!動向や相場も解説
webメディアの売却・買収は、売買専門サイトの増加などの背景もあり年々活発化してきています。本記事では、webメディア売却の最新事例を25選紹介するとともに、売却・買収動向やメリット・デメリット...
株式会社日本M&Aセンターにて製造業を中心に、建設業・サービス業・情報通信業・運輸業・不動産業・卸売業等で20件以上のM&Aを成約に導く。M&A総合研究所では、アドバイザーを統括。ディールマネージャーとして全案件に携わる。