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事業リスクの種類とリスクマネジメント方法

事業リスクの種類とリスクマネジメント方法

目次

    事業リスクの種類とリスクマネジメントの方法

    事業を運営する上で、リスクは必ず存在します。

    事業拡大、海外展開、経営戦略を遂行するには、一定のリスクを背負わざるを得ません。

    事業を運営する方は、リスクを0にするのではなく、適切なリスクマネジメントを講じましょう。

    この記事では、事業で起こり得るリスクの種類やリスク分析・マネジメントに関してご説明します。

    事業拡大や海外展開等、何かしらのリスクを抱え得る行動を開始する方必見です。

    事業リスクとは?事業リスクの事例

    事業のリスクとは、事業を運営する上で起こり得るリスクの総称です。

    経営者は様々なリスクを抱えながら事業運営を行っています。

    リスクは事業を営んでいる以上必ず抱えるものであり、リスクが顕在化しやすい場面があります。

    この項では、事業リスクが生じる事例をご紹介します。

    ⑴事業規模の拡大

    最もリスクが発生しやすい典型事例と言えば、事業規模の拡大です。

    自社で拡大するにせよ、M&Aによって拡大するにせよ、事業の拡大には多額の先行投資が必要です。

    成功し投資を回収できればいいですが、事業規模の拡大で必ず期待通りの成果を得られるとは限りません。

    事業規模の拡大によりリスクが顕在化し、先行投資が失敗した事例は数多く存在します。

    既存資本が活用できる範囲で拡大すれば、リスクヘッジとなります。

    また、昨今はM&Aを利用して事業規模の拡大を行う会社が増えていますが、この際もちゃんとシナジー効果を得られるように注意するべきでしょう。
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    ⑵海外事業展開

    販路開拓を理由に、海外への事業展開を図る動きは大企業のみならず中小企業でも増加しています。

    しかし、海外展開に失敗する事例は多いです。

    例えば、現地企業との競争に勝てない、現地法律・慣習に適応できずに失敗する事例が多いです。

    海外への事業展開を図る際は、現地の慣習を徹底的に調べ、現地での競争に勝てる計画を策定する事が不可欠です。

    ⑶事業の撤退

    採算が取れずに事業撤退を図る事例は多いですが、事業の撤退にもリスクは存在します。

    事業撤退には、市場や顧客からの信頼を失うリスクがあります。

    採算が取れなくとも、その商品・サービスを利用している顧客は存在します。

    自社都合で撤退してしまうと、顧客は商品・サービスを利用できなくなり、不満を抱えるリスクがあります。

    結果、自社の他製品を購入しないことに繋がるリスクも考えられます。

    事業撤退のリスクは見落とされがちですが、思わぬ損失を被った事例は多いので注意しましょう。

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    M&Aのリスクとは?売り手・買い手のリスクやリスクマネジメント方法を解説

    事業リスクの種類

    ここでは、事業リスクの種類をご紹介します。

    事業リスクは、大きく分けて下記4つに分類分けできます。

    ⑴経営戦略リスク

    経営戦略リスクとは、経営戦略の実行に伴うリスクの総称です。

    M&Aの実行や事業規模・範囲の拡大、設備投資、海外進出等、経営者が判断を下す事で生じ得るリスクです。

    大規模でハイリターンを目指せる一方で、大きな事業リスクが存在する事に留意しなくてはいけません。

    加えてM&Aの際にはちゃんと条件の合う売り手を選ぶ必要があります。
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    また、近年は事業承継に伴うリスクも注目視されています。

    事業承継には、後継者が見つからずに廃業するリスクや、事業承継後の収益性が悪化するリスクがあります。

    事業承継の際には、後継者の確保と質の見極めが重要となります。

    ⑵事業運営リスク

    事業運営リスクとは、実際に事業を運営していく上で生じ得るリスクの総称です。

    事業を運営する以上、リコールや製造物責任、情報漏洩、苦情等のトラブルが発生するリスクが伴います。

    事業運営リスクを回避する為に、5Sや品質管理・情報管理の徹底、顧客への迅速かつ丁寧な対応を心掛ける必要があります。

    経営者のみならず、現場の一人一人がリスクを認識し、日頃から注意を払う事が大切です。

    ⑶事故・災害リスク(事業継続リスク)

    事業を運営する以上、どうしても避けられない事故や災害は存在します。

    盗難や通勤災害、地震や火災・台風等、経営者や従業員では対策しようが無いリスクに対しては、リスクを回避するのではなく、リスクが顕在化した際の対応に重点を置きましょう。

    盗難や通勤災害に関しては、未然に防ぐ努力のみならず発生した際の被害を最小限に留める為の体制を整えましょう。

    甚大な災害に限定したリスクは、事業継続リスクと呼ばれ、事業を継続不可能となる可能性があります。

    事業継続リスクに対しては、被害の最小化や極力早く事業を復旧する為の仕組み作りが不可欠です。

    企業は事業継続リスクに対する対策として、事業継続計画(BCP)を事前に策定しておく事が大切です。

    中小企業庁のHPでは、事業継続計画の策定に関するポイントが掲載されています。

    甚大な災害はいつ起こり得るか分からない上に、発生した際には事業運営に大きな損害を与えます。

    万が一の際に事業継続出来る為にも、事業継続計画は策定しておく事を強くオススメします。

    ⑷法務リスク

    法務リスクとは、会社法や労働基準法に関して生じ得るリスクです。

    コンプライアンス違反や脱税問題により信用を失う恐れのあるリスクが殆どです。

    近年問題視されているパワーハラスメントやセクシャルハラスメントも法務リスクの一種であり、企業側には法令遵守の意識が求められます。

    リスクに対する対応としては、法務に詳しい専門家の起用や全社的な法令遵守の徹底が有効です。

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    事業継続の対策と重要性

    事業のリスクマネジメント

    事業成就において、リスクマネジメントの実行は必要不可欠です。

    最後に、リスクマネジメントに主眼を置き説明します。

    ⑴リスクマネジメントの重要性

    リスクマネジメントとは、事業遂行によって生じ得るリスクを適切に管理する事です。

    近年の市場変化に伴い、多角化や事業規模の拡大をスピーディーに実行する企業が増加してきました。

    事業展開を迅速に実行することに伴い、企業がリスクと接する機会が増えてきた為、従来にも増してリスクマネジメントが重要になっています。

    長時間労働やハラスメント等が社会全体で問題視される様になり、特に法務リスクの徹底的なマネジメントが求められます。

    ⑵リスクマネジメントの手法

    リスクマネジメントの手法には、大きく分けて下記二種類あります。

    ①保険の利用

    リスクが顕在化すると、企業側に多額の損失が発生し、事業継続が困難となる恐れがあります。

    どれだけ対策しても100%事業リスクを回避できる訳ではないので、いざと言う時の為の保険は非常に重要です。

    火事や天災等に対する損害保険や、経営者自身の生命保険等に加入しておけば、万が一リスクによる損害が発生しても、事業を継続することが出来ます。

    ②マニュアルの整備

    リスク対応のマニュアルとして、事前対策と事後対策の双方を揃えましょう。

    事前対策マニュアルには、事業リスクを発生させない為の品質管理・顧客対応等を盛り込みます。

    事後対策には、事業リスクが顕在化した際に、被害を最小限に抑制する為の施策を記載します。

    事前・事後双方のマニュアルを整備する事で、「事業リスクの回避」と「事業リスクの対応」の双方を徹底できます。

    リスクマネジメントに必要な事業リスクの分析

    事業を成功に導く為には、事前に想定し得るリスクを分析しておく事がベストです。

    この項では、事業リスクの分析に関して順番に解説します。

    ⑴事業リスクの洗い出し

    まず初めに、想定し得る事業リスクを可能な限り全て洗い出します。

    自社内の情報のみならず外部からも幅広く情報収集し、大小関係なくあらゆる事業リスクを洗い出しましょう。

    事業リスクを洗い出す際には、SWOT分析やPEST分析の活用が有効です。

    どれだけの事業リスクを洗い出せたかにより、リスク分析の精度が変わります。

    ⑵事業リスクの選別

    全ての事業リスクを洗い出した後は、その事業リスクを重要度と緊急度に応じて優先順位をつけていきます。

    ここで言う重要なものとは、企業の収益性や信用性に影響を与える事業リスクを指します。

    全ての事業リスクをマネジメントできる訳では無い為、ある程度影響力の高い部分に絞って、リスクマネジメントする必要があります。

    消費者や事業継続に影響を与える恐れのあるリスクは、特に重点的に管理する事が大切です。

    ⑶事業リスクの定量化

    次に、選別した事業リスクを定量化(数値化)します。

    事業リスクの発生確率とリスクが顕在化した場合の損害額の二つの観点から、事業リスクを定量化する事が一般的です。

    定量化する際には、モンテカルロ・シミュレーションの手法を実行します。

    ⑷事業リスクの評価

    最後に定量化した事業リスクに順位を付けた上で、重点的なリスクマネジメントを実行します。

    事業リスクに順位を付ける際には、「事業リスクの発生確率」と「リスク顕在化による損害額」を掛け合わせた金額を用いることが一般的です。

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    経営に求められる判断

    まとめ

    今回は、事業のリスクに関して説明しました。

    事業を運営するには、大小様々なリスクが付いてきます。

    事業のリスクに対しては、事前回避と事後の対応の双方とも欠かせません。

    事前リスクを洗い出し対策を施しつつ、事業リスクが顕在化した際は、迅速な対応を施す必要があります。

    事業を成功させる為には、適切かつ迅速なリスク対応が欠かせません。

    まずは自社が保有するリスクを把握することから始めましょう。

    要点をまとめると下記になります。

    • 事業のリスクとは

    →事業を運営する上で起こり得る様々なリスクの総称

    • 事業リスクが起こり得る事例

    →事業の拡大、海外への事業展開、事業の撤退

    • 事業リスクの種類

    →経営戦略リスク、事業運営リスク、事故・災害リスク、法務リスク

    • 事業リスクの分析
    1. 事業リスクの洗い出し
    2. 事業リスクの選別
    3. 事業リスクの定量化
    4. 事業リスクの評価
    • 事業におけるリスクマネジメントの手法

    →保険の利用、マニュアルの整備

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