2020年3月30日更新会社を売る

M&Aおすすめの本・書籍とは?本・書籍で学びたい内容、勉強方法もご紹介

M&Aを本・書籍で学習する方法は、じっくりとM&Aの理解を深めるのに非常に役立ちます。それぞれのレベルや自身のペースに合わせて勉強したい場合に、本・書籍の利用は欠かせません。この記事では、M&Aでおすすめの本・書籍10選をご紹介します。

目次
  1. M&Aとは?勉強が必要な理由
  2. M&Aの勉強方法
  3. M&Aの本・書籍で学びたい内容は何か
  4. M&Aの本・書籍おすすめ10選
  5. まとめ
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M&Aとは?勉強が必要な理由

M&Aとは「Mergers&Acquisitions(合併と買収)」を省略した言葉です。自社が他の会社を買う(買収)、または自社や自社の事業を売ること(売却)で、各種経営課題を効率良く解決できます。

M&Aの具体的な手法には、「株式譲渡」「事業譲渡」「合併」「株式交換」「会社分割」などといろいろあり、広義には「資本提携」や「業務提携」なども含まれます。M&Aは昨今、大手企業のみならず中小企業においても、経営戦略の一つとなりました。

M&Aは手法ごとにメリット・デメリットや特徴、進め方や手続きに違いがあります。これは実務経験者でもM&Aの勉強が必要となる理由の一つです。初心者であればM&Aの勉強をすることで、自社にとって最も適した手法の選択ができるようになります。

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M&Aの勉強方法

M&Aは買収や合併のほか、会社分割や資本業務提携など、幅広いスキームが存在します。また、M&Aを実際に行ううえで、その流れは複雑になります。こうした部分を理解するためには、ある程度の時間をかけてM&Aを勉強する必要があります。特に近年のM&Aの活性化に伴い、M&Aに興味を持って勉強を進める方も多いのではないでしょうか。

ひとえにM&Aの勉強といっても、書籍、Webサイト、セミナーなどと方法はさまざまです。仕事などで忙しい方は、こうした勉強方法から特に効率的な方法を選ばなくてはなりません。M&Aの勉強方法の代表例としては、本・書籍による勉強が挙げられます。

この記事ではM&Aの本・書籍についてご紹介しますが、その前にM&Aの勉強方法全般についても具体的に整理しておきましょう。あくまで自分に合った勉強方法を選択することが一番重要なので、それぞれの方法を比較検討して損はありません。

本・書籍

本・書籍による勉強方法は真っ先に思い浮かべる方も多いでしょう。M&Aに関する本・書籍は、初心者向けから実務向けまでとその対象は幅広いです。よって、M&Aとは何かという初歩的な部分から説明する本、実務にも少し触れている本、M&Aの実務に携わる人向けの専門的書など、学習者は各レベルに合わせた書籍を選択できます。

一方、本・書籍はバリエーションが多いので、選びにくい側面もあります。自分のレベルに沿った本を選ぶためにも、自分がまず何を学びたいのか、それが初心者向けなのか実務向けなのか、事前に整理しなくてはなりません。

インターネット

インターネット上でM&Aについて学習することもできます。M&Aに関するコンテンツを発信しているサイトは、M&A仲介会社・M&Aアドバイザリーといった専門会社が運営しているケースが多く、こうしたサイトは信憑性も高いです。ただしインターネットの場合、本・書籍のように体系的な学習ができるとは限りません。

知りたい情報を検索してピンポイントに知ることはできますが、全体像がつかめないおそれもあります。一からM&Aについてじっくり勉強したい方には、やはり本・書籍がおすすめです。

セミナー

セミナーを活用して理解を深めるという方法もあります。セミナーを受講する学習形態は、特に近年よく見られるようになりました。講義形式やディスカッション形式など、幅広い受講スタイルがあることも特徴です。

基本のスタイルは講師の講義を直接聴く形なので、独学ではなかなか勉強が進まない方にはおすすめできます。ただし、セミナーは時間と場所が決まっているので、自分のペースで勉強しづらい側面もあります。

専門家に相談

M&A仲介会社・M&Aアドバイザリーなどの専門家に相談し、M&Aの理解を深める方法もあります。専門家によっては無料で相談できる会社もあるので、より実務に即した情報と知識を得たい場合には便利です。

特にM&Aの専門家は、当事者の企業の規模、その企業が属する業界など、より多角的な視点からM&Aのスキームを提案しています。専門家に相談をすれば、M&Aに関する実勢的な知識もおのずと理解することになります。

ただM&Aの専門家に相談する前に、M&Aに関する知識をある程度知っておいて損はありません。そのためにも本・書籍をはじめ、M&Aのさまざまな勉強方法が大きな意味を持ちます。

もしM&Aについて検討していて、専門家をお探しであればM&A総合研究所にご相談ください。M&A総合研究所は会計士も在籍しており、経験・知識豊富な専門家がM&Aの成功を全力でサポートしています。何か気になる点があればお気軽にご相談ください。

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M&A 勉強方法
M&Aサポート

M&Aの本・書籍で学びたい内容は何か

初心者向けの内容を学びたいのか、それとも実務的な内容を学びたいのか、それによって選ぶべき本は大きく変わります。

初心者向けか実務向けか

M&Aのイメージからつかみたいという方は、初心者向けのイラストや図が多い本を選ぶと良いでしょう。一方、実務的な内容を学びたいのであれば、実務マニュアルに近い内容の本や、買収・売却それぞれの立場に沿った内容の本を選ぶことが好ましいです。

M&Aの「流れ」か「用語」か

初心者でM&Aの全体像・流れを知りたい際は、いきなり用語辞典を読み始めても理解は深まりません。この場合、流れを重視した形でM&Aを説明している本を選ぶといいでしょう。

一方でM&Aには株式譲渡、事業譲渡、合併、会社分割といった専門用語が存在します。これらの専門用語に関連するM&Aの各スキームをピンポイントで学びたい方は、用語辞典なども含めて本・書籍を選ぶ必要があるでしょう。

その際はM&Aの流れを説明した本も合わせて読むことをおすすめします。全体像・流れの理解を深めたほうが、各専門用語の理解は深まるからです。

※関連記事
M&Aの問題点とは?成功させるために知っておくべき全知識

M&Aの本・書籍おすすめ10選

自身のレベルに合わせてM&Aの理解を深めたい場合、本や書籍が役に立ちます。ここでは初心者、実務担当者、買収側、売却側など各視点からM&Aの理解に役立つ10の書籍をご紹介します。

世界でいちばんやさしいM&A入門ゼミナール

M&Aについては、「法律などの予備知識がないと難しいのでは?」と考える方も多いでしょう。しかし予備知識がなくてもM&Aを理解できる本は多く、「世界でいちばんやさしいM&A入門ゼミナール」もそうした本の一つです。

特にイラスト入りで視覚的にも読みやすいので、「まずはM&Aについてざっくり知りたい」という方におすすめできます。また、文章だけの本・書籍だと抵抗を感じる方にとっても、イラスト入りの本書はおすすめです。

手にとるようにわかるM&A入門 会社を揺さぶる「合併・買収」!

本書はM&Aの入門書という位置づけですが、公認会計士が執筆したという点に特徴があります。実際にM&Aを進める際には財務や税務といった専門知識が必要となり、公認会計士がサポートを行う場面も多いです。

M&Aのプロとして活躍する機会も多い公認会計士が書いた入門本ということで、入門書でありながら、より専門的な部分もカバーしている本といえます。

そのため、基本的な部分の理解と応用として、「実践的な内容にも触れてみたい」と考えている方におすすめできます。また、図なども多く使用されているので、視覚的にもM&Aのイメージがつかみやすい本になっています。

まんがでわかるオーナー社長のM&A

こちらはまんが形式で気軽にM&Aの理解が深まる本です。後継者不足問題、事業承継、相続など、中小企業の経営者が抱える多種多様な悩み、そしてそれらの解決法について、まんがのストーリーから具体的なイメージをつかむことができます。

まんが形式のため、通常の文章メインの本・書籍より、比較的早い時間でM&Aの全体像をつかむことができるでしょう。「なるべく短時間でまずイメージをつかみたい」という方におすすめできます。特に仕事などで忙しい方にとっては、効率的に全体像を把握できるという意味で便利な本といえます。

財務マネジメントの基本と原則

これからM&Aを勉強したい方向けの本としては、財務マネジメントの基本的な内容を網羅している「財務マネジメントの基本と原則」もおすすめです。本書はM&Aの専門書というわけではないですが、M&Aを行ううえでは財務に精通しているに越したことはありません。

現在「財務マネジメント」という言葉は広く一般的に使用されていますが、その本質を理解している人は少ないでしょう。今一度、財務マネジメントから財務の本質を見直し、企業活動の理解につなげることも、M&Aの勉強を始める際には重要な意味を持ちます。

あくまで他のM&Aの専門書と合わせて選ぶことが好ましく、企業活動そのものからM&Aの理解を深めたい方におすすめできます。

最新式 英文併記M&A頻出用語辞典 M&Aに関わるすべての実務家のために

M&Aの勉強を進めると、専門的な用語も多く登場します。もちろんM&Aの本・書籍を読んで専門用語を理解することもできますが、場合によっては疑問点が残るケースもあるでしょう。その場合、一度用語辞典を調べて理解を深めることも重要になります。

そこで本書のような用語辞典が大きな意味を持ちます。こちらはそれぞれの用語を「法律・会計・税務の三位一体の観点から解説」している専門的な用語辞典です。M&Aにおいて密接に関係し合う法律・会計・税務の相互理解も含め、実践的な視点から用語を理解することが可能となります。

あくまで用語辞典のため、M&Aの勉強を進めるうえでは他のM&Aの専門書も必要になります。一方で、用語に対する疑問点をそのままにせず、じっくり理解を深めて勉強を進めることができるため、勉強の質が上がるでしょう。

この1冊でわかる!M&A実務のプロセスとポイント

中小・中堅企業でM&Aを実際に行う場合に、そのプロセスについて知りたい方におすすめです。実務的なマニュアルという側面があるので、企業内のM&A担当者にとっては「業務の流れを学ぶ」という点で大いに役立ちます

M&Aといってもその流れは複雑であり、実際の業務では具体的に何から始めていいのか、イメージがつかめないケースも多く見られます。加えて法務や税務、財務といった専門性の高い知識が求められることも、M&A実務の全体像がつかみにくい原因ともいえるでしょう。

実務に沿った本・書籍から実際の業務のイメージをつかみ、担当業務の流れを知っておくことは大いに効果があります。その際にマニュアル本としての側面が強い、「この1冊でわかる!M&A実務のプロセスとポイント」がおすすめです。

企業買収の実務プロセス〈第2版〉

買収の実務は、「買収する側」と「売却する側」に分けて考える必要があります。このうち、買収する側の視点で実務プロセスを学習することができる本の一つに「企業買収の実務プロセス〈第2版〉」があります。

本書は買収の立案から最終的な統合まで、各段階の特徴を詳しく整理し、買収の実務的な流れがわかるよう構成されています。特に買収する側の企業でM&Aを担当している方にとっては、買収の具体的なマニュアルを知る意味でも効果的な本です。

会社売却とバイアウト実務のすべて

こちらは、売却をする側の視点で書かれた本の一つです。売却をするにあたっては、「本当に売っていいのか」、「従業員に迷惑はかけないか」、「売却価格はどうなるのか」など、不安要素が多いことでしょう。こうした疑問点を解決するには、まず売却の流れを基本的な部分からおさえておくことが重要です。

「会社売却とバイアウト実務のすべて」は、売却の一連の流れが一つのストーリーとして理解できます。売却価格の算定などといった具体的な部分も詳しく載っており、売却とはどういうものか、スムーズな理解につながります

損をしない会社売却の教科書~中小企業のためのM&A戦略~

本書も売却をする側の視点による本です。会社を売却するうえで損をしない方法や、売却によって大きなシナジー効果を創出するポイントなど、M&A戦略に焦点を置いた内容に特徴があります。

特に「経営者にとって売却は何を意味するのか」、「売却によって何を実現したいのか」、より踏み込んだ内容で、イメージを浮かべることができます。実務的な内容はもちろん、他社に買い叩かれないようにするポイントも含め、売却によって最高の結果を生み出すノウハウをつかむことができます。

M&Aによる事業再生の実務

本書ではM&Aで事業再生を実現する実務的なプロセスを学ぶことができます。M&Aの目的は企業によってさまざまですが、事業再生を図るためにM&Aを検討するケースも増えています。

こうした企業のM&Aの担当者が、事業の再生に焦点を置いたM&Aの流れ・マニュアルを学習できれば、実務として大いに役立ちます。「M&Aによる事業再生の実務」も、このようなケースで活用できる書籍の一つです。

※関連記事
M&Aを活用した事業再生とは?メリット・デメリットの流れをご紹介
M&Aの依頼は誰にすれば良い?仲介会社/銀行/税理士の特徴を解説

まとめ

M&Aといっても、さまざまな手法や流れが存在することが実情です。こうした特徴も含めると、本・書籍でM&Aを体系的に学習する方法は非常に有用といえるでしょう。もちろんM&Aの学習方法は本・書籍だけではなく、インターネットやセミナーなども挙げられます。

本・書籍の利用は、それぞれのレベルに合わせてじっくりとM&Aの理解を深めたい場合に特におすすめです。M&Aのどのような点を学びたいのかを整理し、自身に合った本を探してM&Aの理解を深めていきましょう。

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