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2019年12月3日更新
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M&A入門!オススメのM&A入門セミナーと入門書籍

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この記事の監修専門家
M&A総合研究所 公認会計士
高谷 俊祐

M&Aには専門知識が多く、何から情報収集を始めれば良いか迷うと思います。M&Aの知識を体系的に学習したい方は、入門書籍の購入や入門セミナーへの参加がおすすめです。

目次
  1. M&A入門
  2. M&Aの入門知識(バリュエーション)
  3. M&Aの入門知識(デューデリジェンス)
  4. M&Aの入門知識(M&Aの契約書)
  5. M&Aの入門知識(M&A手法と税金)
  6. M&A入門者向けセミナー
  7. M&A入門書籍おすすめ3選
  8. まとめ

M&A入門

M&Aの件数はここ数年増加傾向にあり、活気を見せています。
今や中小企業やスタートアップ、個人事業主にもM&Aは浸透しています。
M&Aを考える方に向けて今回はM&Aの入門知識をお伝えします。
入門知識に併せて、オススメの入門書や入門セミナーもご紹介します。

M&Aの入門知識(バリュエーション)

まず初めに、買収価格を決める上で欠かせない「バリュエーション」の入門知識を解説します。

⑴M&Aのバリュエーションとは

M&Aのバリュエーションとは、買収価格の判断基準となる企業価値を計算するプロセスです。
M&Aの買収価格には確固たる正解がない為、最終的には交渉により決定します、
交渉時の判断材料として、M&Aの際にはバリュエーションにより企業価値を算出する必要があります。

⑵M&Aのバリュエーション手法

M&Aのバリュエーション手法は主に三種類に大別され、各手法ごとに着眼点や最適な場面が異なります。
インカムアプローチは企業の将来性をベースに用いる手法であり、M&Aのバリュエーションには最も適しています。
マーケットアプローチは株式市場を基準に用いる手法であり、未上場企業のバリュエーションで効果を発揮します。
コストアプローチは評価対象の純資産に着目する手法であり、社歴の長い企業や清算予定の会社に適しています。

⑶M&Aバリュエーションにおけるポイント

買い手側はバリュエーションにより、妥当価格を算出する必要があります。
現実的な価値以上の価格を付けると、後々「のれん」の金額が負担になる為です。
売り手側は自社を高値で売却することを心がけましょう。
シナジー効果を期待できる相手へのM&A打診はもちろん、M&Aに向けて企業価値を高める努力も不可欠です。
また、買い手側は少しでも予算の範囲に収まる価格となるような、条件がマッチする売り手を見つけ出すことが重要です。
理想的な条件の売り手を見つけたいのであれば、M&A総合研究所のM&Aプラットフォームを活用することがおすすめです。
M&A総合研究所のM&Aプラットフォームは豊富なM&A案件の中を有しており、独自のAIがその中から買い手に合う案件をピックアップしてくれます。
そのため、買収ニーズを登録しておけば条件の合う売り手が自動的にマッチングされます。
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※関連記事
M&Aにおけるバリュエーション

M&Aの入門知識(デューデリジェンス)

次に、デューデリジェンスの入門知識をお伝えします。

⑴M&Aのデューデリジェンスとは

デューデリジェンスとは、相手会社のリスクや価値を調査する手続きです。
買い手会社は、M&Aにより偶発債務や不要な資産等を引き継ぐリスクを抱えています。
デューデリジェンスにより潜在的なリスクを発見することで、M&Aの失敗を回避できます。

⑵デューデリジェンスの種類

M&Aのデューデリジェンスでは、主に下記分野を調査します。

  • 財務
  • 法務
  • ビジネス
  • 税務
  • 人事
  • IT

各分野ごとに専門家への手数料が発生する為、調査する範囲はある程度選定するケースが一般的です。
ただ様々な専門家と連携しているM&Aの専門家に任せれば、デューデリジェンスはスムーズに進められます。
例えばM&A総合研究所はデューデリジェンスを含めたM&Aの様々なプロセスを経験豊富なアドバイザーがバックアップしてくれるようになっています。
M&A総合研究所は平均で3~6ヶ月でM&Aを完了した実績もあるなど、スピーディーにM&Aを進行してくれます。

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⑶M&Aのデューデリジェンスにおけるポイント

買い手はリスクの発見の為に、徹底的なデューデリジェンスを心がける必要があります。
特に財務や法務分野はM&Aの成功に直結する為、最優先で実行しましょう。
デューデリジェンスに応じる売り手は、嘘偽りない対応を心がける必要があります。
自社の問題点が後から発覚した場合、契約取り消しや訴訟等が発生するリスクがある為です。
※関連記事
M&Aにおけるデューデリジェンスとは?費用や種類、注意点を解説

M&Aの入門知識(M&Aの契約書)

M&Aでは様々な契約を締結します。
今回は主な契約について、入門部分を簡単にお伝えします。

⑴秘密保持契約

相手企業の情報を外部に漏洩しない旨を約する契約であり、M&Aを本格的に開始する段階で締結します。
M&Aでは互いに自社の根幹情報を相手に開示する為、情報漏洩した場合には会社に大損害が生じてしまいます。
互いの利益を保護する為に、この契約を結んだ上でM&Aの交渉を始めます。

⑵基本合意契約

当事者同士の認識をすり合わせる目的で行う契約であり、M&Aに関する基本事項に関して一通り合意した段階で締結します。
買収価格や用いるM&A手法、法的拘束力の範囲等を契約に盛り込みます。
買い手の利益を保護する目的で、独占交渉権を設定するケースもあります。

⑶最終契約

M&Aの実施に合意した時点で締結する契約であり、これにより正式にM&A取引が成立します。
開示した情報が真実である旨を定めたり、万が一の際の損害賠償などに関して設定します。
最終契約が締結された後、対価の支払いや資産の移転等を経てM&Aのプロセスが完了します。
この最終契約は買い手と売り手がお互いに綿密に交渉したうえでまとめられるものです。
理想的な条件で最終契約を締結するためにも、M&A総合研究所のような専門家の力を借りておきましょう。 M&A総合研究所はM&Aの経験や知識が豊富なアドバイザーが在籍していますが、業界最安値の水準の報酬であるため、気軽に依頼できることが魅力です。

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※関連記事
M&Aの契約

M&Aの入門知識(M&A手法と税金)

M&Aの中でも「手法」と「税金」は、最低限知っておくべき入門部分です。
この項では、M&Aの手法と税金に関する入門知識をご紹介します。

⑴株式譲渡

株式譲渡とは、売り手側から買い手側に株式を譲渡する形で行うM&A手法であり、会社丸ごと売買するケースで利用されます。
手続きが簡単である点がメリットであり、中小企業のM&Aでは非常に多用される手法です。
株式譲渡では売り手の株主(経営者)に対して、所得税15.315%と住民税5%が課税されます。
上記の税金は売却金額ではなく、譲渡所得(売却金額−譲渡費用や取得費)に課税されます。

⑵事業譲渡

事業譲渡とは、ある一部の事業に関する資産や債務を一括で承継するM&A手法であり、事業部門単位で売買するケースで利用されます。
手続きは煩雑なものの、買収する権利や義務を個別に指定できるメリットがあります。
事業譲渡では売り手の会社に対して、法人税や消費税が課税されます。

⑶合併

合併とは、複数企業が一つに統合する際に用いるM&A手法であり、上記の二手法とは異なり組織再編の手法です。
合併では「組織再編税制」と呼ばれるルールが適用され、「適格合併」と「非適格合併」で税金の有無が異なります。
クリアすべき条件は難しいものの、「適格合併」を行えば非課税となります。
※関連記事
M&Aで生じる税金は?税務について徹底解説!

M&A入門者向けセミナー

最後に、M&Aの入門者向けのセミナーを3つご紹介します。
入門的なセミナーに参加すれば、M&Aの知識を体系的に学ぶことが出来ます。

⑴誰にでもわかるM&A入門セミナー

日本M&Aアドバイザー協会開催の「誰にでもわかるM&A入門セミナー」は、入門知識を知りたい方に最もおすすめ出来るセミナーです。
M&Aアドバイザーとして活躍してきた講師が、入門者向けにM&Aを分かりやすく解説してくれます。
無料で誰でも参加できる為、興味のある方は参加してみては如何でしょうか?

⑵日本M&Aセンター主催のセミナー

最大手M&A仲介会社である「日本M&Aセンター」では、様々なM&Aのセミナーを開催しています。
専門的なセミナーもあれば、入門者向けに分かりやすさを重視したセミナーも行なっています。
M&Aの専門家から質の高い知識を吸収できる為、こちらもおすすめの入門セミナーです。

⑶商工会議所主催のM&A入門セミナー

各地域の商工会議所でも、時折M&Aの入門セミナーを開催することがあります。
中小企業にとって今やM&Aは活用すべき経営戦略の一つであり、商工会議所でも普及に向けて積極的に取り組んでいます。
商工会議所の入門セミナーであれば、比較的気軽に参加できる上に無料であるケースが多いです。
※関連記事
M&Aセミナー活用のメリット・デメリット​とは?​種類​や注意点を解説

M&A入門書籍おすすめ3選

この項ではM&Aの入門書籍の中から、特におすすめの入門書籍を3つご紹介します。

⑴まんがでわかるオーナー社長のM&A

こちらの書籍は中小企業のM&Aや事業承継について、マンガで楽しく学べる入門書です。
M&Aについて全く知らない方向けに、入門的な知識をマンガ形式で分かりやすく解説しています。
数あるM&A入門書籍の中でも、特に気軽に読める点でおすすめです。

⑵企業買収の実務プロセス

こちらは、M&Aの実務的なプロセスに関する入門書籍です。
M&Aの概要を最低限分かっている方向けの入門書籍であり、具体的な実務内容を理解する上では最適です。
M&Aを実施したい方は勿論、M&Aアドバイザリーを目指す方にもおすすめの入門書です。

⑶MBAバリュエーション

バリュエーションを本格的に学びたい人にとって、「MBAバリュエーション」はおすすめの入門書籍です。
投資銀行の最前線で活躍してきたM&Aアドバイザリーが著者なので、専門性は非常に高いです。
上記2つの入門書籍と比べるとやや難易度は高いものの、本格的に学ぶ上では必須の一冊です。
※関連記事
M&Aのプロセスとは?買収・売却におけるプロセスや注意点を解説

まとめ

今回は、M&Aの入門知識に関して解説しました。
M&Aには専門知識が数多く、何から学習を始めれば良いか迷うと思います。
M&Aについて知りたい方は、今回ご紹介した入門知識を参考に情報を収集してください。
M&Aの知識を体系的に学習したい方には、入門書籍の購入や入門セミナーへの参加もおすすめです。
要点をまとめると下記になります。

  • M&Aの入門知識(バリュエーション)

  1. M&Aのバリュエーションとは→買収価格の判断基準となる企業価値を計算するプロセス
  2. M&Aのバリュエーション手法→インカムアプローチ、マーケットアプローチ、コストアプローチに大別
  3. M&Aバリュエーションにおけるポイント→買い手は妥当な価値評価、売り手は高値での売却を心がける

  • M&Aの入門知識(デューデリジェンス)

  1. M&Aのデューデリジェンスとは→相手会社のリスクや価値を調査する手続き
  2. デューデリジェンスの種類→財務や法務、ビジネス、税務、人事、IT等の分野を調査
  3. M&Aのデューデリジェンスにおけるポイント→買い手はリスクの発見、売り手は嘘偽りない対応を心がける

  • M&Aの入門知識(各種契約)

  1. 秘密保持契約→相手企業の情報を外部に漏洩しない旨を約する契約
  2. 基本合意契約→当事者同士の認識をすり合わせる目的で締結する契約
  3. 最終契約→M&Aの実施に合意した時点で締結する契約

  • M&Aの入門知識(手法・税金)

  1. 株式譲渡→所得税や住民税が課される(法人株主では法人税と消費税)
  2. 事業譲渡→法人税と消費税が課される
  3. 合併→税制適格合併であれば非課税となる

  • M&Aの入門者向けセミナー

→誰にでもわかるM&A入門セミナー、日本M&Aセンター主催のセミナー、商工会議所主催のM&A入門セミナー

  • M&A入門書籍のおすすめ

→まんがでわかるオーナー社長のM&A、企業買収の実務プロセス、MBAバリュエーション

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