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鹿児島県の事業承継とは?M&A仲介会社ランキングもご紹介

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この記事の監修専門家
M&A総合研究所 公認会計士
高谷 俊祐

鹿児島県は、比較的後継者不在率が低いですが、事業承継の準備をしている会社が少ないように感じられます。 会社の存続を考えるのであれば、子供に承継させることに固執せず、M&Aの実施も選択肢に加える必要があるでしょう。

目次
  1. 鹿児島県における事業承継とは
  2. 事業承継の流れや進め方
  3. 事業承継の方法
  4. M&Aを活用した事業承継
  5. 鹿児島県で事業承継に強いM&A仲介会社5選
  6. まとめ

鹿児島県における事業承継とは

鹿児島県の中小企業における事業承継の問題は、「経営上の問題のひとつと認識しているとしているのは、62.9%と最も多く、「最優先の経営上の問題と認識している」のは9.7%と低い水準となっています。 さらに、事業承継の計画の有無については「計画はない」としているのは30.6%となっており、「計画はあるが、まだ進めていない」としているのは27.4%、「計画があり、進めている」は24.2%となっています。 そのような中で「すでに事業承継を終えている」としているのは3.2%と低い水準となっています。 鹿児島県内の中小企業では、事業承継を経営上の問題と捉えている企業は7割を超える数値となっており、何かしらの準備を考えていることが分かります。 実際に事業承継の計画があるとしているのは5割を超えていることになりますが、計画がないとしている会社が3割を超えている点においては、今後の中小企業の事業承継がどのように進めていくのかが検討されるべき要素と言えます。 後継者の有無についてのアンケートでも鹿児島県に中小企業の後継者不在率は49.2%を推移しており、参考に経営者の平均年齢は59.6歳とほぼ60歳であることが分かっています。 後継者いるとしている会社の場合は子供などの親族を後継者に挙げている会社が多く、九州地方では多く見られる傾向です。 後継者がいないとしている会社は、売上規模が比較的小さく、従業員数が少ない会社が多く、売上規模が大きく、従業員数が多くなるにしたがって、後継者不在率は低くなる傾向があります。 事業承継の計画がないとしている中小企業が理由として挙げているのは、「自社には不要(必要性を感じない)」としており、「まだ事業を譲る予定がない」が2位となっています。 この中には、「廃業を一つの選択肢と考えている」としている会社も多く、現在の経営者が引退すると同時に廃業や解散を検討していることも事業承継の計画がないことの理由にあるようです。 経営者の年齢についても、年々上昇している傾向は鹿児島県だけではなく全国的に見られる傾向です。 経営者の平均年齢も上昇傾向にあり、そのような中で事業承継についても会社の経営上の問題として捉えず、廃業や解散を選択肢に含まれているのは、今後の鹿児島県の中小企業の衰退を予測される事柄と言えます。 鹿児島県における事業承継とは、会社が経営上に問題と捉えていながらも、その計画がないとしている会社も目立ち、今後の動向が県内の経済の発展に影響を与えることになるでしょう。

事業承継の流れや進め方

事業承継を実行するまでには、5つのステップがあります。 ステップ1は事業承継に向けた準備の必要性の認識になります。 事業承継の準備は、現経営者が認識して始めなければスタートすることができない場合が多くあります。 しかし、中小企業の経営者は自身も業務に携わっている場合もあり、事業承継について後回しにしている傾向があります。 いずれ、世代交代を迎えて後継者へと経営をバトンタッチするには適切な準備が必要不可欠で、経営権を譲り渡せばよいというものではありません。 まずは、現経営者に事業承継の準備の必要性を認識してもらい、準備を開始する必要があります。 事業承継の準備には概ね10年の期間を要するとされています。 そのため、現経営者が60歳前後になったら、準備に取り掛かるようにします。 現経営者が事業承継の準備を後回しにしているような場合は、取引のある金融機関や税理士などに働きかけをしてもらい、事業承継の準備をスタートさせることを促す必要があります。 ステップ2は経営状況・経営課題等の「見える化」になります。 事業承継をスムーズに実行するためにも、経営状況を把握する必要があります。 事業承継後も事業を維持・成長させていくために、利益を確保できるシステムになっているか、本業の競争力を強化できているか、などの項目の内容を把握していきます。 事業の将来性の分析をはじめ、会社の経営体質の確認をして強みとなる部分と弱みとなる部分を明確にします。 また、資産についても個人資産と会社との貸借関係を明確にするのとともに、会社の決算書や貸借対照表などの財務諸表も点検をして、内容を把握しておきます。 これらの作業は、取引のある金融機関や税理士などの力も借りて、明確に整理しておくと良いでしょう。 財務状況を明確にすることによって、金融機関や取引先とも信頼関係が良好になるので、資金調達や取引がスムーズにできるようになります。 ステップ3は事業承継に向けて会社の「磨き上げ」になります。 会社の経営状況や経営課題の把握をすると、他社にはない「強み」が見え、業務の流れに無駄がないか、効率的な組織体制になっているかなどの事柄がどのようになっているか、明確にわかるようになります。 自社の強みとなっている部分をより充実させて、さらに良いものへと発展させることができます。 例えば、月次で会計処理を実施して従業員に公開すると、実績と目標が明確になり、従業員の意識を向上させられます。 これによって、製品のロスが減って品質の向上を図り、生産体制の強化につながります。 このように、強みとなっている部分を従業員とともに改善していることが磨き上げにつながります。 そのほかにも、経費の削減や会社のブランドイメージの向上、優秀な人材、優良な顧客、金融機関や株主との有効な関係、許認可などの知的財産、運営上のノウハウや技術などの磨き上げを実施して、会社を総合的により良い体制づくりをしていきます。 ステップ4は事業承継計画の策定になります。 事業承継を社外への引継ぎとする場合は、M&Aのマッチング等の実施になります。 事業承継計画は、ステップ2で会社の経営状況・経営課題等を把握し、中長期的な経営方針や目標を設定していきます。 事業承継には概ね10年の期間が必要だとされていますが、その10年の間に会社を取り巻く環境も変化する場合があります。 その場合は、立案した計画をブラッシュアップしながら進めていきます。 また、現経営者だけの考え方や意向を優先するものではなく、後継者や親族などと一緒に、取引先や従業員、金融機関などとの関係も考えながら策定していきます。 会社の現状文政期や今後の予測、会社の方向性や承継時期、目標の設定、課題の整理などを盛り込んで、計画を策定していきます。 策定した事業承継計画は、現経営者だけではなく後継者や関係者と共有することで、従業員や関係者から理解や協力を得られやすくなります。 事業承継を社外への引継ぎとする場合は、M&Aを実施することになるので仲介会社の選定や売却時の希望条件などを検討しておきます。 ステップ5は事業承継の実行となり、社外への引継ぎの場合はM&Aの実施となります。 事業承継の実行においては、税負担や法律が関わってくるので弁護士や税理士、会計士などの助言を受けながら進めていきます。 M&Aを実施する場合は、M&A仲介会社などを活用してM&Aの成立を目指します。 M&A仲介会社などを活用すると、アドバイスやサポートを受けながら進めていきます。

事業承継の方法

事業承継の方法は、親族内承継、親族外承継、社外への引継ぎがあります。 親族内承継は、現経営者の親族が後継者となって事業承継をする方法です。 一般的には、現経営者の子供が後継者になって事業を承継するパターンが多いでしょう。 現経営者の子供や親族を後継者とした場合、従業員や社外の取引先、金融機関などからも心情的に受け入れられやすく、異論が出にくいでしょう。 また、株式や資産の移転がしやすく、経営権の移譲もスムーズにできます。 しかし、全国の統計を見ると親族内承継をする会社は年々減っています。 以前であれば、親が会社を経営していれば、子供が後継者となるというのは珍しくないことでした。 近年では、ライフスタイルの多様化や職業の選択などによって、親が会社を経営していても後継者とならない選択をするケースが増えています。 親族外承継は、現経営者の親族ではない人材が後継者となる方法です。 一般的には、社内の役員や従業員を後継者とするパターンが多いですが、外部から招聘した人材を後継者とする場合もあります。 会社の役員や従業員を後継者とした場合は、すでに事業内容や経営方針、理念を理解しているので後継者教育の期間が不要となり、経営者としての資質を教育するだけになります。 以前は、現経営者から経営権を移譲する時に株式の買い取りの資金が不足するなどの問題がありました。 しかし、近年では持株会社の設立や種類株式の発行、従業員持株会によって株式の買い取りの資金調達が不要になっています。 また、勤続年数が長い人材が後継者となるので、一貫性を持った事業承継が可能になります。 親族外承継の場合は、現経営者の親族株主などに配慮して、家族からの理解も必要になります。 事業承継を実行する前に、トラブルを回避する対応策を講じておかなければなりません。 社外への引継ぎは、M&Aを実施します。 M&Aは合併と買収という意味を持ちますが、事業承継でM&Aを選択した時は会社を売却することになります。 M&Aは、経営者でもできますが、専門的な知識や多くの情報が必要になるので仲介会社や事業引継ぎセンターを活用すると良いでしょう。

M&Aを活用した事業承継

M&Aを活用した事業承継は、会社を売却することになるので会社の磨き上げをしておくことと、具体的な希望の条件を検討する必要があります。
会社を買収する会社は、買収することによって得られるシナジー効果を期待しています。
そのため、事業承継によって会社を売却しようとしている時は、買収する側の会社が魅力を感じなければ買収しようとしません。
そのためには、会社の経営状況を把握して改善できるところは改善しておく必要があります。
M&Aは経営者自身でも取り組めますが、買収してくれる会社を探すのが難しいので、仲介会社を利用する方が良いでしょう。
M&Aの仲介をしてくれる会社を選定する時は、手数料や受けられるサポートで比較してみると良いでしょう。
M&Aの仲介会社と仲介契約を結ぶと、秘密保持契約なども結ぶことになります。
その後、売却する会社の企業評価をして買収する側の会社とマッチングを実施します。
マッチングをした後は、希望の条件などを含めて買収する側の会社が決定して交渉やトップ面談を複数回行って、基本合意書の締結になります。
基本合意書の締結に至ると、買収監査(デューデリジェンス)をして問題がなければ、最終契約の締結になり、クロージングとなります。
M&Aは成約までに半年から1年を要する場合もあり、それ以上の期間がかかる場合もあります。
希望条件を明確にして、M&A仲介会社に相談するようにします。

鹿児島県で事業承継に強いM&A仲介会社5選

株式会社M&A総合研究所

全国のM&A案件の取り扱いをしており、中小企業のM&Aも実現させる仲介会社です。
規模の小さい企業がM&Aを実施することが考えられますが、そのような案件にも対応しています。
また、M&Aプラットフォームや日本最大級のM&Aメディアからの情報によって、短期間でマッチングを行うので、人件費の削減を可能にしているため、他者よりも低い価格でM&Aの成立を目指すことができるのです。
通常のM&A取引は、交渉から成立まで半年から1年程度かかる場合もありますが、早いクロージングを目指し、平均して3ヶ月から6ヶ月でクロージングを行います。
それを可能にしているのは、M&Aプラットフォームを利用した独自のAIシステムによって早期にマッチングを行います。
安心してM&Aのサポートを受けることができるでしょう。

MSパートナーズグループ

鹿児島県に事務所を構えているグループで、代表となるのは税理法人MSパートナーズとなっていますが、グループには会計士や税理士、行政書士などを在籍しており、総合的なM&Aのサポートを可能としています。 M&Aの仲介・アドバイザー業務を実施しているほかに、デューデリジェンス、企業価値評価を実施しています。 調剤薬局やヘルスケア業界のM&Aの実績が多いようですが、そのほかの業界でも対応可能としています。 会計、税務、法務に強いM&Aの仲介を実施している会社になります。

税理士法人HITOTOパートナーズ

鹿児島県にある税理士法人でM&Aのサポートも実施していますが、事業承継のサポートも実施している会社になります。 法人代表者自身も税理士の資格を補修しており、経営理念を「お客様のいちばん身近で信頼できるパートナーを目指す」としています。 中小企業や零細企業でも安心して相談できる会社です。 もともと税理士事務所なので、税務や会計指導も実施しており、相続対策や企業黒字化支援なども実施しています。 様々な視点でM&Aをサポートしてくれる会社です。

株式会社事業承継支援センター

福岡県を拠点としており、九州地方全域をカバーしている会社になります。 M&A支援をはじめ、親族内承継、親族外承継の支援を事業内容としており、幅広い中小企業の事業承継に関する支援をしています。 マッチングWebサイトの運営もしており、インターネット上でマッチングができるサービスもしています。 企業のライフサイクルに注目してM&Aのサポートを実施しており、最適な形でM&Aのサポートをしてくれます。 全国規模の株式会社ストライクと提携しており、M&A市場SMARTの利用が可能となっています。

角囿税理士事務所

鹿児島県に拠点を構えており、対応地域は鹿児島県、宮崎県、熊本県、福岡県となっています。 もともと税理士事務所なので、税務やタックスコンサルティングをしています。 M&Aについてもいくつかの手法の中からより良いものを選択できるようにサポートしています。 また、クライアントによってメリットのある方法で税金や繰越欠損金などのストラクチャーの選択をしてくれます。 デューデリジェンスについても、詳細にキャッシュフロー分析や内部統制調査などを実施しており、バリュエーションについても株式評価、事業価値評価など、様々な視点で実施してくれます。 細部にわたって、アドバイスをしてくれるM&A仲介を実施している会社になります。

まとめ

鹿児島県は、比較的後継者不在率が低いですが、事業承継の準備をしている会社が少ないように感じられます。 事業承継に関しては、子供を後継者としているパターンが多く、そのほかの承継方法はあまり取り入れられていません。 事業承継の必要を感じていない会社もあり、今後10年先、20年先の中小企業のあり方が問われるでしょう。 会社の存続を考えるのであれば、子供に承継させることに固執せず、M&Aの実施も選択肢に加える必要があるでしょう。

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