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2019年11月18日更新
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セミリタイアとは?条件や成功事例、おすすめの方法を解説

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この記事の監修専門家
M&A総合研究所 公認会計士
高谷 俊祐

セミリタイアと言う言葉にあこがれを抱く人もいるでしょう。早い人では20代からセミリタイアの道を検討している人もいます。セミリタイアを検討するのであれば、投資や資産運用などの方法もセミリタイアをする前から始めておくと良いでしょう。

目次
  1. セミリタイアとは?
  2. セミリタイアの年齢
  3. セミリタイアするための条件
  4. セミリタイアしたい理由
  5. セミリタイアした結果
  6. セミリタイア成功の実例パターン5つ
  7. セミリタイアに向けたおすすめの方法
  8. まとめ

セミリタイアとは?

セミリタイアと辞書で調べても、その意味は載っていませんが、社会人であれば一度は聞いたことがあるでしょう。

「セミリタイア」という言葉を初めて使ったのは、クイズ番組の司会などを行っていた大橋巨泉氏だと言われています。

では、その言葉の意味とはどのようなものなのでしょう。

セミリタイアとは、完全に仕事を辞めてしまうわけではないけれども、自分の時間も大切にしつつ生活を送る、ということのように感じられます。

リタイアとなってしまうと、60歳で定年を迎えてその後は何も仕事をしない、と言うことを意味していると感じられます。

しかし、「セミ(semi)」を調べると、半分、半ば、やや~と言う意味になります。

例えば、「セミプロ」、「セミファイナル」などのように使います。

このとこから、「セミリタイア」とは自分の時間の半分を仕事に使って、残りの半分は自分が好きなように使うと言い換えても良いでしょう。

実際に、「セミリアタイア」と言った大橋巨泉氏は、50代で複数のテレビ番組に出演していましたが、「セミリタイア」を宣言してからは、特定の番組だけ出演してほかの芸能界の仕事はセーブするという物でした。

発言した本人も、芸能界や放送界と縁を切るということではない、と強調しています。

このようなことから、「セミリタイア」とは完全に仕事をしない、というわけではなく悠々自適な暮らしをしながら、余裕がある時に仕事もするというスタイルのことを表す言葉になりました。

セミリタイアの年齢

セミリタイアの年齢については、具体的にいくつからが「セミリタイア」とするものではありません。

自分自身で、会社に縛られる生活から抜け出したいと思った時がセミリタイアをするタイミングともいえます。

セミリタイアを考える人は、現在60歳定年が一般的とされていますが、その年齢になる前に会社を辞めていることが多いでしょう。

中には、30代でセミリタイアをする人もいます。

30代でセミリタイアをするには、自身が持っている貯蓄のほかに、仕事をしなくても収入が得られる方法を見つけておく必要があります。

独身であれば、自身の生活費がまかなえれば十分という場合もありますが、結婚をしていたり子供がいたりすると毎月かかる生活費も割高になりますし、子供の養育のためのお金も必要になります。

すると、30代でセミリタイアをすると言うのはあまり現実的ではないかもしれません。

また、40代の場合も30代と同じ理由でセミリタイアをするのはあまり現実的ではないように感じられます。

仕事を辞めても、資産運用や不動産投資などで仕事をしなくても収入がある状態であれば、40代でセミリタイアをすることも可能になるでしょう。

そして、50代になると子供が成長して養育や教育のためのお金がかからないようになれば、夫婦が少し余裕をもって生活ができればいいという段階になるでしょう。

この段階になれば、セミリタイアを考えても良い年齢になると言えるでしょう。

これまでの貯蓄もあることが予測できますし、大学を卒業してから同じ企業で働いていれば、それなりの退職金をもらうことも可能になります。

50代になってからセミリタイアをするという方が現実的で、実際にセミリタイアしている年齢層も40代後半から50代前半が最も多いと考えられます。

いずれにしても、セミリタイアをするためには計画を立てて資金を蓄えて、資産運用や不動産投資などで仕事をしなくても、収入が得られる方法を探しておくと良いでしょう。

セミリタイアするための条件

セミリタイアをするための条件としては、仕事を辞めても生活をしていけるかと言うことが一番の条件になります。

必要な資金がなければ、セミリタイアをしても生活がままならなくなり、失敗となってしまいます。

具体的な数字を示すと、総務省の統計では一人暮らしで生活をしている場合の費用は1ヶ月およそ17万円となっており、住んでいる地域などによって多少誤差はありますが、やはり1ヶ月の生活費は15万円から17万円の間が一般的だと言えるでしょう。

これが夫婦と子供一人の世帯であれば、平均およそ29万円になり、夫婦と子供二人の世帯であれば平均およそ33万円の生活費などがかかります。

それだけの金額が毎月の生活費になることを自覚しておかなければなりません。

例えば、40代でセミリタイアをしたと考えると、平均寿命の85歳までと考えるととても大きな金額になります。

これをすべて、働いている間の貯蓄や退職金で賄おうと思っても大変なことになりますし、悠々自適と言える生活からはかけ離れたものになるでしょう。

セミリタイアですから、全く仕事をしない、と決めたわけではないと捉えると1週間のうち数日は仕事をして、1ヶ月数万円から十数万円を捻出することができれば、ゆとりのある生活ができるでしょう。

また、現在の年金制度では65歳から支給されるので65歳以降は、年金分を加えて考えることができます。

セミリタイアした後にかかる資金を考えたところで、投資や資産運用を同時に行えば何もしなくても収入を得ることができます。

例えば、不動産投資を行って家賃5万円で10戸あるアパートを買ったとすると、満室であれば1ヶ月50万円の収入を得ることができます。

しかし、アパートを管理していく資金があるので、1ヶ月50万円の収入があったとしても、自身の生活費として使える部分はおおよそ3分の1ぐらいの金額になるでしょう。

そのほかには、年利5%で5000万円の投資を行っていれば、年に250万円の収益がでます。

その中から20%課税されて200万円の資金を得ることができます。

このようにして、セミリタイアした後も資産運用や不動産投資などを行う方法を見つけておくことも条件といえます。

また、小規模の会社を買収してオーナー社長となり、役員報酬を得るという方法もあります。

規模の小さな会社であれば、数百万円で買収することも可能です。

オーナー社長になれば、会社から役員報酬をもらいながら自由な時間に出社をして仕事をすると言うスタイルをとることも可能になります。

自分自身がオーナー社長を続けていれば、役員報酬はもらい続けることができます。

そして、いずれオーナー社長を引退しようと考える時は、M&Aを実施すればまとまった金額を手にすることが可能になります。

セミリタイアしたい理由

セミリタイアしたいと考える理由には様々なものがあり、個人の思いが大きく反映するでしょう。

その中でも、セミリタイアを実現したブログ管理人やSNSに掲載されている情報を見る限りでは、ブラック企業で働き続けることができない、というものや人間関係に疲れた、という理由もありますし、都会を離れて田舎でのんびりゆっくり暮らしたい、という理由も見受けられます。

ブラック企業と言われるのは、サービス残業が多い企業や厳しいノルマ、上司からのパワハラなどを問題としている企業のことで、近年問題視されています。

会社で働く人の尊厳が重視されるようになった世の中で、上司と部下の関係にも変化が表れています。

ブラック企業と言われるようになったのも、最近のことで長時間就労や過度なノルマの設定など、働く側がつらいと感じることが多くなっているようです。

企業に雇われている状態に嫌気がさして、セミリタイアを30代や40代から考えていることも珍しくありません。

過労死や過労自殺なども社会問題となっており、働き方を考える人が増えていると言えるでしょう。

また、人間関係に疲れたという意見やそもそも人付き合いが苦手ということも、セミリタイアにつながる理由のようです。

会社に出社すれば、上司や先輩社員、同僚、後輩社員など人とかかわっていかなければなりません。

このこと自体に疲れてしまって、仕事を辞めたいと考えるようになる場合もあります。

会社に行かずに収入を得る方法があれば、そうしたいと願うように気持ちになるのでしょう。

また、会社までの満員電車や仕事が終わった後の上司との飲み会なども出席したくないと思う人が増えているようです。

そのような中で、セミリタイアをすることで、自分のライフスタイルに合わせて仕事をすることができることを理由にしているようです。

フリーランスという形で仕事をすれば、自分の時間も大切にしながら仕事もできるという形になります。

自宅を仕事場にすれば、満員電車に乗る必要もなくなりますし、人間関係を気にしながら仕事をする必要もなくなります。

近年では、ブログやSNSの開設、ユーチューバーなどで収入を得ている人もおり、会社に雇われないスタイルを選択する人も増えています。

現在の50代から60代でセミリタイアをした人に多いのは、都会から田舎に移り住んでのんびりゆっくりと生活をしたいという理由も多いでしょう。

長年、都会にある企業に勤めており、50代半ばでセミリタイアをして海や山が見える田舎に移住するという場合も多くあります。

田舎に移住しながら、小さなカフェを開く人や外国人相手の民宿を開く人などもおり、毎日忙しいわけではなく、夏の間だけや冬の間だけなどの期間限定で仕事をしている人もいます。

また、カフェの場合も1日のうち数時間だけオープンさせているだけで、一日中オープンさせているわけではないのです。

時間に余裕を持ち、自分の好きなこともしながら少しだけ仕事をするというスタイルも多いでしょう。

セミリタイアした結果

セミリタイアをした結果、悠々自適で快適な生活をしている人もいれば、生活費などが捻出できず破産している人もいます。

将来のセミリタイアのために、働いているうちに貯蓄をしっかりして、65歳以降は年金がもらえるなどのお金の計算をしていても、その通りに行くときばかりではありません。

しっかりと計画をして、30代から株式投資も初めてそれなりの収益を得ていれば、これまでの貯金と退職金を含めて、余裕にある暮らしができる場合もあります。

このように、貯金や退職金だけではなく株式投資などによって、ある程度の収入が見込める場合は、セミリタイアをしても余裕のある生活ができるでしょう。

お金の心配がなければ、セミリタイアをした後も心にも余裕が持てるので楽しく暮らすことができるでしょう。

また、セミリタイアをした後に1週間に数日だけ仕事をするというスタイルも、無理なく暮らせるでしょう。

セミリタイアですから、完全に仕事を辞めたわけではない、と考えると1週間のうち数日だけ働くというスタイルでもいいのです。

セミリタイアを考えているのであれば、安定した収入があるうちに貯蓄や不動産投資などを考えておき、早めに行動を起こした方が良いようです。

不動産投資をしていれば、アパートやマンションを買う時の資金が必要になりますが、優良な物件であれば入居者が絶えることがないので、何もしなくても家賃収入を得ることができます。

それに加えて、フリーランスで仕事をしたり1週間に数日だけ仕事をしたりすると自分に時間も大切にできて、快適な暮らしができるでしょう。

会社に勤めている時から、セミリタイアを考えていたわけではなくでも、個人的にFXなどを行い、収益を得ていると「これなら、会社を辞めても大丈夫」という考えに至ってしまう場合もあります。

会社に勤めている人なら、「会社に行かずに稼げる方法はないか」と考えたことがある人もいるでしょう。

30代や40代のころからFXなどを行って、収益を得ていたために会社を辞めてセミリタイアとなった人の中には、これまで好調だったFX取引が上手くいかなくなって、生活費さえも困ってしまうような状況になり、破産につながる場合もあります。

そのほかには、日本よりも物価の安い外国に移住するセミリタイアの人もいます。

50代後半で、海外に移住してこれまでの貯金と退職金のほかに、株式投資を行うことで生活していくだけのお金の準備をして海外に移住している場合もあります。

しかし、憧れの海外生活でも、日本とは違う文化になじめずに、諦めて日本に戻ってくる場合もあります。

海外でも、しっかりと現地になじんで快適な暮らしをしている人もいます。

また、セミリタイアを選んだものの、以前の同僚や知人などからの誘いによって仕事に復帰する場合もあります。

セミリタイアという観点においては、失敗と言えるかもしれませんが、仕事に復帰後にイキイキと仕事ができることもあります。

セミリタイア成功の実例パターン5つ

実際にセミリタイアを実践した人の中には、ブログやSNSで情報を公開している人もいます。

その中で、セミリタイアに成功した実例パターンを5つ紹介します。

セミリタイア実例①

「不労所得でセミリタイアを目指す30代のブログ」と題して、ブログを開設している方で、FXを中心にやり方などブログ内で紹介しています。

ブログを運営している方は、FXの自動売買方法で収益を得ており、2018年9月に32歳の若さで会社を辞めています。

セミリタイアした後は、時間などに縛られないブログを活用したアフィリエイトで主な収入を得ています。

アフィリエイトは、少し前に話題となり活用しようとした人も多かったようですが、時間や手間がかかる割には収入が得られないとして、断念している人も多くいます。

人気ブログとなり、アフィリエイトで収入が確保できるようになったために、セミリタイアを選択したようです。

ブログの運営にも成功して、収益が伸びたので2018年10月には個人事業主となっているようです。

セミリタイア実例②

29歳からの貧乏セミリタイア 人生よよよのブログ」のブログ運営者で、アーリーリタイアを20代から目指して、計画を立てていたようです。

アーリーリタイアと「早期退職」と意味なので、セミリタイアとはニュアンスが少し異なります。

ブログの運営者は20代から早期退職を考えており、実際に2017年の年末に29歳で会社を辞めています。

それまでにおよそ780万円の貯金を行い、投資信託の積立投資なども行ってセミリタイアする時にはおよそ2960万円の資金を準備しました。

早期退職のきっかけとなったのは、会社の独身寮が解体されることになったから、としています。

29歳という若さで会社に雇われない生き方を選んだわけですが、現在はほとんどの時間を自分の時間として使い、ゲームなどをして過ごしているようです。

まだ、アーリーリタイアとなったばかりなので、アルバイトなどはしていないそうです。

セミリタイア実例③

「暗号通貨投資の研究まとめ」というブログを運営している方で、年齢は40代妥当です。

ブログの内容は仮想通貨投資についての情報や予測などを紹介しているようですが、40代で会社を辞めて、いろいろな投資をしながら収入を得ているようです。

中でも、仮想通貨で資産を大きく増やした経験があり、現在でも仮想通貨への投資やほかの投資、ビジネスなどを続けています。

セミリタイア実例④

「48歳からのセミリタイア日記」と題したブログを運営している方で、ブログに内容はセミリタイアをした後の生活や出来事なども掲載していますが、資産運用や時事問題などを取り上げてブログを運営しています。

ブログを運営している方は、仕事は公務員でしたが上司からのパワハラによる体調不良になったために、セミリタイアを決意して48歳で仕事を辞めています。

セミリタイアした後は、これまで働いていた機関の貯金と投資による収益で生活が成り立っているそうです。

現在も、節約をしながらセミリタイアの生活を続けているそうです。

セミリタイア実例⑤

「小杉社員のセミリタイア教室」と題したホームページを開設して、インデックス投資信託などの解説や紹介を主に行っています。

運営者は現在30代ですが、40代になったらセミリタイアしようと考えているようです。

運営者のプロフィールの欄には「ブログ運営収入(目指せ月10万円)」としており、インデックスファンドに長期積立をして1800万円を得ようとしているようです。

さらに、アフィリエイトによる収入も見込んでいるようです。

運営者は人と接するのが苦手で過敏性腸症候群を持病として抱え、会社に雇われる働き方は自分に合っていないとして、セミリタイアを考えたようです。

現在のところは、セミリタイアを成功させてはいませんが、今後、投資やブログによる収入を得て、セミリタイアをしようと考えているようです。

セミリタイアに向けたおすすめの方法

会社が嫌だ、会社に雇われる生活から抜け出したいと思っても、簡単に会社を辞めるわけにはいかないと、考える人の方が多いでしょう。

しかし、40代、50代になったらセミリタイアをして自由気ままに過ごしたいと思うのも正直な気持ちでしょう。

以前は、一度入社した会社には定年が来るまで勤め上げる、という考え方もありましたが、近年ではいろいろな働き方があることやセミリタイアなどが浸透して、会社に雇われない生き方を選ぶ人も少なくありません。

セミリタイアに向けたおすすめの方法としては、準備として会社で働いている間にできるだけ貯蓄をしておくということです。

セミリタイアをした後は、毎月決まった給料を受け取ることがなくなるので、決まった収入源がなくなります。

セミリタイアですから、何かしらの仕事をすることになるかもしれませんが、会社員のように安定した収入を得る、と言うことはなくなるでしょう。

フリーランスであれば、今の給料よりも少ない収入になる可能性もあります。

また、可能であれば投資や資産運用なども考えておくべきです。

株式投資によって、ある程度決まった金額の収益を得ることができれば、セミリタイアをして給料をもらわなくなっても、ほかに収入源があるので生活をしていくことができます。

不動産投資の場合でも、決まった収入があるうちにマンションやアパートを購入しておくと、セミリタイアをした後に家賃収入を得ることができるようになります。

簡単にセミリタイアと言っても、その後の生活が現実になるのでどのように生計を立てていくか、いつまでなら貯蓄で生活ができるかしっかりと計画を立てることをおすすめします。

まとめ

セミリタイアと言う言葉にあこがれを抱く人もいるでしょう。

早い人では20代からセミリタイアの道を検討している人もいます。

会社に雇われない生活を送れるのは、多くのサラリーマンの憧れかもしれません。

しかし、セミリタイアをするには覚悟がいることだと、知っておくべきです。

悠々自適な生活、自由気ままな時間と聞くととても魅力的に感じますが、生活をしていくうえで必要な収入源がなくなってしまうことも意味しています。

今までよりも働く時間を短くして、ほかの時間は自分の好きなことをしようと考えていても、毎日の生活にかかるお金が必要になります。

セミリタイアを検討するのであれば、投資や資産運用などの方法もセミリタイアをする前から始めておくと良いでしょう。

実例も紹介しましたが、参考になるブログやSNSなどを探してみると良いでしょう。

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