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2019年11月19日更新
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海外進出のメリットとデメリット

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この記事の監修専門家
M&A総合研究所 公認会計士
高谷 俊祐

海外進出にはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?販路開拓、海外向けのプロダクト開発といったメリット、海外進出コスト、政治リスクといったデメリットを解説します。海外進出を成功させるポイントも併せてご紹介します。

目次
  1. 海外進出のメリットとデメリット
  2. 日本企業(大手企業、中小企業)の海外進出
  3. 海外進出のメリット
  4. 海外進出のデメリット
  5. 海外進出を成功させるポイントと条件
  6. まとめ

海外進出のメリットとデメリット

一昔前までは、国内市場で利益獲得を目指す企業がほとんどでした。近年は大企業を中心に、海外進出を図る風潮が広がっています。中小企業にとっても、海外進出はマーケット開拓する上で重要な戦略の一つです。

海外進出には、どの様なメリット・デメリットがあるのでしょうか?今回は、海外進出のメリットとデメリットを詳しく解説します。

海外進出を成功させるポイントも併せてご紹介します。海外進出を検討中の方必見です。

日本企業(大手企業、中小企業)の海外進出

まず最初に、日本企業に海外進出が必要な理由を2つ紹介します。

⑴グローバル競争

国内市場だけをターゲットとしている企業は、海外企業との競争に負ける可能性が高いです。海外企業と比べて、日本企業の技術力は高い傾向にあります。

一方世界市場をターゲットとしている海外企業と比べると、経営資源の量では劣ります。製品・サービスを導入してしばらくは、国内市場で多くの利潤を獲得できますが、グローバル企業が経営資源を全て投入し参入した場合、日本企業は勝てません。

長期的に利益を獲得する為にも、日本企業は海外進出を視野に入れる必要があります。今後は、世界規模でビジネスを展開できる企業が勝ち残ります。

⑵市場規模の縮小

日本では少子高齢化の進行に伴い、人口が減少しています。今後さらに人口は減少すると予測されている為、市場規模もますます縮小します。

市場規模が縮小することは、顧客減少に伴う競争激化を意味します。競争が激化し、従来通り利益を獲得できなくなります。十分な利益を獲得したいのであれば、海外進出は必須と言っても過言ではありません。

市場の大きい国に進出することで、日本での戦いは難しくとも挑戦できる可能性は十分にあります。この際にクロスボーダーM&Aを実行する会社も少なくありません。 M&Aを行う際には、M&Aの専門家の協力を得るようにしましょう。

その際にはM&A総合研究所にご相談ください。M&A総合研究所では、M&Aに豊富な知識と経験を持つプロがM&Aをフルサポートいたします。
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海外進出のメリット

この項では、海外進出のメリットを5つご紹介します。

⑴販路開拓

日本の市場が縮小している一方で、世界全体で見ると市場は拡大しています。人口増加に伴い、新興国を中心にGDPが右肩上がりの形相を見せています。

海外市場をメインターゲットに見据えれば、日本国内で経営している時の何倍もの利益を獲得できます。販路開拓が実現できる点は、海外進出の最も大きなメリットです。

特に東南アジアを中心とした新興国では、今後ますます市場が拡大する見込みです。目下成長中の新興国市場は、海外進出によって大きなメリットをもたらす存在です。

⑵原材料費や人件費を減らせる

発展途上国は、日本と比べて人件費や原材料費が安いです。発展途上国に海外進出することで、原材料費や人件費を大幅に削減できます。

一昔前までは、コスト低減による恩恵は非常に大きかったです。近年は発展途上国が経済発展し、人件費や原材料費が上昇しています。

今後発展途上国が発展するにつれて、更に上昇すると予想されます。費用低減のメリットを得る為には、海外進出が有効な手段となります。

⑶新規プロダクト開発

日本と海外では、文化や思想・趣味趣向が大きく異なります。海外進出によって現地向けの製品を開発することで、日本では獲得できない着想や、アイディアが生まれます。

海外市場で得たアイデアを基に、日本市場で新しいヒット商品・サービスを展開できます。新たな発想を得たい企業にとっては、メリットです。

⑷経営資源の集中

日本市場では、一企業が様々な製品、サービスの展開が一般的です。一方で海外企業は、一つの商品・サービスのみ提供するケースが多いです。

この違いの背景には、市場規模の違いがあります。日本市場は小さい為、多角化を遂行しなければ、十分な利益を得られません。

海外市場は大きく、一つの製品・サービスのみで十分な利潤を獲得できます。一つの製品・サービスに経営資源を集中する為、提供する価値の品質が向上します。経営資源の量のみならず、製品価値の品質が高い海外企業には、日本企業は太刀打ちできません。

日本企業も海外進出すれば、同様のメリットを享受できます。その結果、本業の収益力向上を実現できます。

⑸税率の低さによるコスト低減

海外市場に目を向けると、日本よりも税率が低い国は多いです。そうした国に海外進出すれば、税率の低さによるコスト削減のメリットがあります。コスト低減によって、最終的に手元に残る利益は多くなります。

外国企業向けに税制上の優遇制度を設定している国も存在します。そうした国に海外進出すれば、さらなるコスト削減も実現可能です。

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海外進出のデメリット

次に、海外進出のデメリットを5つお伝えします。

⑴人材管理

海外進出には、必ず人材管理のデメリットが伴います。文化や言語・慣習が違う為、現地人を雇用することは想像以上に困難です。

例えば平然と遅刻したり、雇用してすぐに辞職するケースが見受けられます。海外進出する際には、従業員と密にコミュニケーションを取り、自社の方向性を理解してもらう事が重要です。

それにより、人材管理のデメリットを低減できます。またM&Aを行うのであれば、その会社の人材管理のやり方や人材の質を見極めることも重要です。
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⑵莫大なコスト

海外進出の最も大きなデメリットは、莫大なコストの存在です。海外進出の為には、現地調査の為に莫大なコストがかかります。

実際に進出する際も、設備費用のコストを要します。資金力に乏しい中小企業にとって、莫大なコストの存在は大きなデメリットです。このデメリットの為に、海外進出を諦める企業は多いです。

⑶政治リスク

新興国・発展途上国には人件費が安いメリットがある一方で、政治情勢が不安定であるデメリットもあります。海外進出した企業の中には、現地の政府に退去を求められた所もあります。

極端な話、突然戦争が発生すれば、ビジネスどころではありません。海外進出には、こうしたデメリットが介在している事も認識しなくてはいけません。メリットとデメリットの双方を天秤にかけ、海外展開の意思決定を行いましょう。

⑷為替レートの変動

発展途上国や新興国では、急激に為替が変動するリスクがあります。為替レートの変動により、利益額が減少する可能性もあります。

例えば1ドル100円から1ドル110円に変更するだけで、かなりの影響が生じます。契約時点で為替レートを固定すれば、このデメリットを回避できます。

⑸文化や制度の違い

文化や制度の違いから、思わぬトラブルが発生するデメリットもあります。日本では問題ない行動も、海外では無礼な行為だと見なされます。

一度現地市場の反感を買ってしまうと、今後その市場でビジネスを展開出来なくなるかもしれません。海外進出する際には、事前に現地の文化や風習等を把握する事が大切です。文化や風習等の把握により、デメリット回避のみならず、市場開拓の手がかりをつかめます。

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海外進出を成功させるポイントと条件

最後に、海外進出を成功させるポイントをお伝えします。ここでお伝えするポイントを実践すれば、メリットを最大限発揮できます。

⑴海外向けにローカライズ

最も重要なポイントは、海外向けにローカライズすることです。日本市場とグローバル市場は、マーケティング方法から人材管理、成長戦略、全てを現地向けにカスタマイズすることが必須です。

日本での成功体験に固執すると、海外進出は失敗します。今までの価値観や成功体験を一度捨てて、新鮮な考え方で海外進出を図る必要があります。

⑵現地市場のニーズに合致する商品

海外進出を行う際は、最初から現地市場向けの商品を開発・提供する事が大切です。日本市場とは、嗜好やライフスタイルは全く異なります。

日本で成功した商品を持っていっても、売れる可能性は低いです。最初から現地市場のニーズに合致する商品を提供する方が、成功する可能性は高くなります。

海外展開にとって、現地志向は非常に重要な考え方です。現地志向の実践によって、海外展開のメリットが最大化されます。

⑶現地企業との連携

海外展開は、自社にとって未知の市場を一から開拓する行為です。時間やコストがかかる上に、失敗するリスクは高いです。

まず初めに現地企業と連携し、海外展開のリスクを低減しましょう。リスク低減のみならず、スピーディーな事業展開も実現できます。

現地企業との連携方法には、様々な方法があります。マスターフランチャイズ契約やアライアンス、M&Aが考えられます。

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まとめ

今回は、海外進出のメリットとデメリットをご紹介しました。日本企業が海外進出することで、様々なメリットを獲得できます。販路開拓、海外向けのプロダクト開発、日本市場では得ることのできない経験となるでしょう。

一方、海外進出コスト、政治リスク等、海外進出にはデメリットも存在します。海外進出を検討する際は、海外展開に必要な考え方やポイントを理解しておきましょう。

要点をまとめると下記になります。

  • 日本企業に海外進出が必要な理由

→グローバル競争に勝てない、市場規模が縮小する

  • 海外進出のメリット

→販路開拓を実現できる、原材料費や人件費を減らせる、日本では得られない発想を得られる、特定の商品・サービスに集中できる、税率の低さによるコスト低減

  • 海外進出のデメリット

→人材管理が難しい、海外進出に莫大なコストがかかる、政治リスクの存在、為替レートの変動、文化や制度の違い

  • 海外進出を成功させるポイント

→考え方を大幅に変更する、最初から現地市場向けの商品を開発する、現地企業と連携する

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