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2019年11月26日更新
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即日で資金調達する方法

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この記事の監修専門家
M&A総合研究所 公認会計士
高谷 俊祐

経営者、個人事業主の資金調達の目的によって、資金調達方法は異なります。即日で資金調達が必要な場面が会社経営では出てきます。会社存続のために、資金調達方法、手段、メリット、デメリットを解説し、即日で資金調達できる方法をご紹介します。

目次
  1. 即日資金調達
  2. ビジネスローンによる即日資金調達
  3. ファクタリングによる即日資金調達
  4. 個人事業主の即日資金調達
  5. 借り入れによる即日資金調達
  6. 資産売却による即日資金調達
  7. まとめ

即日資金調達

会社を経営していく上で、資金調達が必要となる場面があります。
M&A、新規事業、事業承継など、資金調達を検討する場面は様々です。
とりわけ、即日資金調達が必要なケースも出てきます。
「今日中に資金調達しないと債務超過に陥る」
上記のような事態に陥る可能性は、経営者ならば0ではありません。
危機的状況に陥いる中で、経営を継続し、会社を存続させるためにも即日の資金調達は重要になります。
実際、即日で活用できる資金調達のニーズは非常に高いです。
一時的に危機を乗り越える手段として、即日資金調達は効果的です。
ただし即日で資金調達する以上、制約、リスクがあることを忘れてはいけません。
経営者として、即日で活用できる資金調達方法について理解を深めておくことは大切です。
万が一の場面で、即日資金調達の手段を知っているか否かで、会社の存続を左右しかねません。
今回は、即日で資金調達出来る手段をご紹介します。
資金繰りに苦しんでいる方のみならず、経営者ならば必見の内容です。
ここで紹介する方法は、大きく分けて「借り入れ」と「資産売却」の二通りです。

ビジネスローンによる即日資金調達

まず初めに、「ビジネスローンによる即日資金調達」についてお伝えします。

⑴ビジネスローンとは

ビジネスローンとは、事業者向けの資金融資です。
無担保・無保証人で資金調達出来るのが特徴です。
事業者向け商品である為、個人が対象の資金融資とはいくつか異なる点があります。
その最たる例が、「最短で即日資金調達が可能」でる点です。
事業運営では、一刻を争う意思決定が必要となる場合があります。
一日遅れた結果、資金繰りがうまくいかず、会社が倒産するケースもあります。
会社にとって即日での資金調達は重要なキーワードです。
スピーディーに資金調達できます。
また個人向けカードローンと同じで、一度登録することで何度でも借り入れできます。
言わば法人向けの「カードローン」とも言える資金調達手段です。

⑵ビジネスローンによる即日資金調達のメリット

①即日で資金調達出来る可能性が高い

即日で資金調達出来る方法は様々あります。
その中でもビジネスローンは、即日で資金調達出来る可能性が最も高いです。
事業者向けの融資である為、スピーディーな資金調達が可能なのです。
ただし即日資金調達する為には、大手消費者金融から借りる方が良いです。
大手消費者金融は、「スコアリングシステム」と呼ばれるシステムで審査しています。
スコアリングシステムでは、申し込み情報や決算情報等を入力すれば、自動で審査可否と融資可能額が決定されます。
このシステムがあれば、短時間で審査が終わります。
このシステムを導入している金融機関ならば、即日どころか最短1時間で資金調達するのも可能です。
確実に資金調達を即日実行したいならば、ビジネスローンの活用がオススメです。

②総量規制が無い

個人で借り入れする場合には、総量規制があります。
総量規制とは、年収等の3分の1以上は資金調達出来ない規制を指します。
その為個人で資金調達する場合、まとまった資金調達は出来ない可能性が高いです。
一方でビジネスローンの場合、事業運営の為の資金調達です。
ですので、総量規制の対象にはなりません。
つまり事業に必要な分だけ、最短即日で資金調達出来ます。
大規模な資金調達を最短即日で出来る点は、ビジネスローンの大きなメリットです。

⑶ビジネスローンによる即日資金調達のデメリット・注意点

①金利が高い

無担保・無保証人かつ、最短即日で資金調達できる代わりに、非常に高金利なのが一般的です。
銀行からの資金調達と同様に考えていると、後々痛い目にあいます。
ビジネスローンでは、10%〜20%もの金利が設定されている場合が殆どです。
その為、金利の支払いだけで資金繰りが悪化する恐れもあります。
そもそも事業運営のための、資金調達であるため多額の資金を借りる必要があり、毎回支払う金利も、その分高額になります。
この点、ビジネスローンを利用する上で、絶対に注意しなくてはいけません。
ビジネスローンはあくまで一時的な対策とし、すぐに返済することをおすすめします。
長期的な目的ではなく、短期的なつなぎ融資として用いましょう。

②赤字企業の資金調達

即日の資金調達を可能にするため、先ずは審査に通る必要があります。
当然相手側もリスクを背負って融資します。
加えてビジネスなので、利益の獲得を目的にしています。
当然、返済不可能となる可能性が高い相手には融資を行わないです。
赤字企業や税金を滞納している場合、融資の審査に通らない可能性が高いです。
赤字企業は、この方法で即日資金調達することは難しいです。
当然ながら、債務超過に陥っている企業も同様です。

⑷オススメのビジネスローン3選

ここでは、オススメのビジネスローンをいくつかご紹介します。
それぞれ融資金額や年間利率、返済額が異なります。
ご自身のプランや状況に合わせて、最適なものをお選びください。

①エス・ジー・ファイナンス「ビジネスローン」

融資金額・・・最大5,000万円
年間利率・・・6.8%~12.65%
毎月返済額・・・元利均等、自由返済

②オリックスVIPローンカード"BUSINESS"

融資金額・・・最大500万円
年間利率・・・6.0%~17.8%
毎月返済額・・・15,000円〜80,000円

③ビジネクスト「ビジネスローン」

融資金額・・・最大1,000万円
年間利率・・・8.0%~18.0%
毎月返済額・・・元金定率リボルビング返済(元金により異なる)

ファクタリングによる即日資金調達

では次に、「ファクタリングによる即日資金調達」についてお伝えします。

⑴ファクタリングとは

ファクタリングとは、売掛債権の売却によって資金調達する方法です。
ある商品・サービスを販売する際、必ずその時に現金を貰える訳ではありません。
支払期日を月末や翌月払いにするケースは少なくありません。
ファクタリングとは、その売掛債権を業者に売却することで、早く資金を得る方法です。
イメージ的には、後述する手形割引と似た手法です。
個人事業主の方でも、最短即日で資金調達出来る点が魅力です。
それ以外にも、ファクタリングには様々なメリットがあり、近年は、ファクタリング活用による即日での資金調達ニーズが高まっています。

⑵ファクタリングによる即日資金調達のメリット

①売掛債権の貸し倒れリスクを負わずに済む

一見手形割引と似ていますが、一点大きく異なります。
手形割引では、万が一手形の効力が無くなった場合、手形の買い戻しを請求されます。
つまり、手形分の資金を返済する必要が生じてしまいます。
一方でファクタリングを活用する場合、売掛債権の保証義務は負いません。
仮に債務者が倒産しても、業者側から買い戻し請求は受けません。
即日で資金調達出来るだけでなく、貸し倒れのリスクを無くせます。

②赤字企業でも活躍できるファクタリング

ファクタリングは、売掛債権の回収可能性を重視します。
言い換えると、債務者の返済能力で審査します。
つまり、赤字企業でも即日で資金調達出来る可能性はあります。
あくまで売掛債権の信頼性があれば、その企業自体の信用力は関係ありません。
ビジネスローンでの資金調達が難しかったとしても、ファクタリングの活用で資金調達できるかもしれません。

⑶ファタリングによる即日資金調達のデメリット

①ファクタリングには二種類ある

ファクタリングを利用することで、最短即日で資金調達出来ます。
ただし、全てのファクタリングがそうである訳ではありません。
ファクタリングには、「三社間ファクタリング」と「二社間ファクタリング」があります。
三社間ファクタリングとは、売掛先の同意を得た上で実施する資金調達です。
一方で二社間ファクタリングでは、売掛先の同意を得ずとも資金調達出来ます。
資金調達を即日実施するには、二社間ファクタリングを用いる必要があります。
何故なら三社間ファクタリングでは、相手先の同意を得る過程で数日間かかるからです。
資金調達を即日実行したいならば、この点に注意しなくてはいけません。

②ファクタリング手数料がかかる

ファクタリングを利用する場合、金融機関の利用料がかかります。
銀行の金利と比べても、手数料率は高めに設定されている場合がほとんどです。
相場としては、売掛債権の1〜3割が手数料となります(二社間ファクタリングの場合)。
緩い審査で即日資金調達出来る代わりに、多額の手数料がかかってしまいます。
とはいえ、後々返済義務がある訳ではありません。
あくまで元々貰える予定の額が1〜3割減るだけです。
大きなメリットがあるので、この点は目を瞑るしか無いでしょう。
※関連記事
中小企業が資金調達を成功させる方法とは?現状や課題を解説

個人事業主の即日資金調達

ここでは、個人事業主の方が活用できる即日資金調達の方法をご紹介します。

⑴カードローン

カードローンは、本来個人に向けた融資商品です。
その為、事業運営の目的での資金調達は認められていません。
ただし個人事業主ならば、消費者金融のカードローンを活用できる場合があります。
ビジネスローンと比べて、即日での資金調達がしやすいです。
その為、個人事業主にとっては使い勝手の良い資金調達方法です。
また工夫次第では、法人でも資金調達できます。
従来生活資金に使っていた分を、経営者から会社へ貸し付けます。
そこで生じた不足分を、カードローンで資金調達します。
前述した禁止事項を破らずに済みます。
資金調達したお金は、個人の生活資金に用いる必要があります。
くれぐれも事業資金に使わない様に注意しましょう。

⑵クレジットキャッシング

普段の生活で、クレジットカードを活用した経験のある方は多いかと思います。
そんなクレジットカードには、資金調達できる機能があります。
基本的な仕組みは、前述したカードローンと同じです。
即日の資金調達がしやすく、個人事業主にとって使い勝手が良いです。
しかし、事業資金に用いることは禁止されています。
よって資金調達後は、工夫して利用する必要があります。
カードローンとの違いは、即日での資金調達がしやすい点で、カードローンの場合、新規で登録する必要があります。
その為、即日での資金調達を実現できない可能性があります。
一方で経営者ならば、クレジットカードを持っている方は多いです。
カードさえ持っていれば、新規で契約を結ぶ必要がありません。
つまり、資金調達を即日で実行することができます。
とはいえ、カードローンと同様に高金利のため、金利の高さを考慮した上で、資金調達を検討しましょう。

借り入れによる即日資金調達

ビジネスローン以外にも、借り入れによる即日資金調達方法は存在します。
ここでは、その他の「借り入れによる即日資金調達」を解説します。

⑴知り合いから借りる

これまで説明してきた方法では、確実に即日で資金調達できる訳ではありません。
審査に時間がかかれば、資金調達出来るまでに数日かかります。
加えて、審査に落ちれば当然資金調達できません。
さらには、資金調達ができたとしても、高額の金利支払いが待っています。
上記の通り、ビジネスローンやカードローンはリスクが高いです。
そこで、取引先や親戚の知り合いからの資金調達方法も選択肢の一つです。
ある意味原始的ですが、効果的な手法です。
互いに信頼していれば、審査せずに即日で資金調達できます。
加えて、無金利で資金調達出来る可能性もあります。
ただし、知り合いからの資金調達は当然リスクがあります。
知り合い同士でのお金の貸し借りはトラブルの元です。
返済に関するトラブルで、これまで築き上げてきた関係性が壊れる恐れもあります。
知り合いから資金調達する場合、必ず約束は守らなくてはいけません。
信頼関係は、会社を存続させる上で不可欠です。
信頼関係が壊れたら、会社の経営にも支障が出る可能性があります。

⑵不動産担保ローン

不動産担保ローンとは、保有する不動産を担保にして資金調達する方法です。
通常は、担保に供する不動産の審査等に時間がかかります。
その為、即日で資金調達出来る可能性は低いです。
ただし、金融機関に事前に不動産を知らせておけば、即日で借りられる可能性もあります。
また不動産担保ローンの専門業者に依頼すれば、即日で資金調達出来るかもしれません。
不動産担保ローンの専門業者は、数々の経験とノウハウがあります。
その為、即日で審査結果を下せる可能性があるのです。
とはいえビジネスローンと比べると、即日で借りられる可能性は低いです。
ただし、ビジネスローンよりも低金利な点はメリットです。
加えて赤字企業でも、不動産の価値の範囲内ならば、即日で資金調達出来ます。

資産売却による即日資金調達

最後に、「資産売却による即日資金調達」をお伝えします。

⑴手形割引

手形割引とは、手形を売却する形で行う資金調達です。
手形割引を行う際には、民間業者か銀行に依頼します。
ただし即日で資金調達する場合には、必ず民間業者に依頼しましょう。
銀行の場合審査に時間がかかる為、即日で借りるのはほぼ不可能です。
一方で民間業者ならば、即日で資金調達出来る可能性があります。
ただし手形の不渡りが生じた際のリスクは、軽減できない場合があります。
特に銀行の場合、資金の返済を迫られるので注意が必要です。
またファクタリングと同様に、手形割引の際には手数料がかかります。
手形の額面金額をそのまま貰える訳ではありません。

⑵生命保険の解約

法人税の節約のために、生命保険に加入している経営者の方は少なくありません。
生命保険を解約すれば、資金融資を即日実施できる可能性があります。
ただし即日で資金調達する為には、解約返戻金が付いている生命保険でなくてはいけません。
解約返戻金とは、保険の解約時に支払われるお金です。
長く生命保険に加入しているほど、基本的には金額が大きくなります。
つまり生命保険を解約すれば、解約返戻金分の金額を即日資金調達できます。
ただし保険会社によっては、即日解約を渋る場合もあります。
その場合には、直接会社に出向いて解約手続きを行いましょう。

⑶資産の売却

即日で資金調達する上で、最終的な方法なのが「資産の売却」です。
会社内にある資産を売却すれば、売却代金を得られます。
すぐ売れるものであれば、即日でお金を確保することも可能です。
ただし不動産のように、売却に時間がかかる資産もあります。
即日で売却できる資産を探さなくてはいけません。
この方法は、審査や面倒な手続きが不要な点がメリットです。
一方で、買った時よりも安い値段でしか売却できないデメリットもあります。
場合によっては、買った時の1割以下の値段となるケースもあります。
加えて事業に必要な資産を売った場合、事業運営に支障をきたす恐れがあります。
上記の通り、資産の売却は最終的な手段です。
資産を売却する前に、今一度即日で資金調達する必要があるのか検討しましょう。
※関連記事
資金調達の方法

まとめ

今回は、資金調達を即日できる方法をご紹介しました。
事業拡大や設備買い換え、M&A、資金調達が必要となる場面は様々です。
中には、即日資金調達が必要なケースも出てきます。
資金調達が1日遅れることで、経営倒産、資金繰悪化の可能性もあります。
いつ資金が必要となるかは分からないため、会社を経営する上で、即日の資金調達方法を知っておくこと重要です。
万が一の際、即日で資金調達できる方法を知っていることは役立ちます。
すぐに資金調達できる方法は、ビジネスローンやファクタリング、様々あります。
いずれの方法が最も優れているとは断定できません。
各会社の状況や資金調達の目的によって、用いるべき資金調達方法は異なります。
自社の状況やプランを把握し、最適な資金調達方法を選ぶのが重要です。
ただし借り入れによって資金調達した場合、注意が必要です。
即日での借り入れは、高金利であることが一般的です。
金利の支払いによって、資金繰りがかえって悪化する恐れもあります。
状況に応じて、ファクタリングサービス活用も検討しましょう。
要点をまとめると下記になります。

  • ビジネスローンとは

→無担保・無保証人で利用できる法人向けの資金融資

  • ビジネスローンによる即日資金調達のメリット

→即日で資金調達出来る可能性が高い、総量規制がない

  • ビジネスローンによる即日資金調達のデメリット・注意点

→金利が高い、赤字企業等は資金調達の審査に通らない

  • オススメのビジネスローン

→エス・ジー・ファイナンス「ビジネスローン」、オリックスVIPローンカード"BUSINESS"、ビジネクスト「ビジネスローン」

  • ファクタリングとは

→売掛債権の売却によって資金調達する方法

  • ファクタリングによる即日資金調達のメリット

→売掛債権の貸し倒れリスクを負わずに済む、赤字企業でも即日資金調達出来る可能性がある

  • ファタリングによる即日資金調達のデメリット

→ファクタリングには二種類ある、ファクタリング手数料がかかる

  • 経営者個人の借金による即日資金調達

→カードローン、クレジットキャッシング

  • 借り入れによる即日資金調達

→知り合いから借りる、不動産担保ローン

  • 資産売却による即日資金調達

→手形割引、生命保険の解約、資産の売却

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